ぶつぶつ日記
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246の地下道での、 ホームレスと管理局の熾烈な戦いは、 道路交通局の勝利に終わった。 つまり、そこをねぐらにしていたホームレスの人たちは、 散り散りに、どこかに行ってしまったわけだ。 みんな、どこに行ってしまったんだろう? ほとんどの人のことは、正直言ってどうでも良いが、 1人だけ、どうしても気になるおじさん(おじいさん?)がいて、 地下道を通る度に、なんだかとても心配だった。 ちゃんと屋根のある場所を見つけたかな? 荷物は全部持っていけなのかな?
お盆中の東京はとてもすいていて、 渋谷の空もなんだかきれいに見える。 でも暑さにばてながら職場に向かっていると、 246沿いで、おじさんとすれ違った! 何ヶ月ぶりだろう? おじさんはあまり変わっていなかったけれど、 もしかしたら、少しからだが弱っているのかもしれない。 前は使っていなかった杖を、今日はついて歩いていた。
私は、ホームレスの人たちに対して、 あまり暖かい気持ちを持っているとは自分でも思えない。 特に、20代30代でホームレスをしている人を見ると、 何となく腹立たしい気持ちになる。 いくら仕事がないとは言え、ホームレスするくらいだったら、 何か仕事はあるだろう、 単に働きたくないだけなんじゃないの? という疑問が湧いてくるからだ。
それでも、年配の人や女性のホームレスを見かけると、 彼らの人生の見えない部分がなんだか気になる。 おやじ狩りをする若者のように、 彼らのことを「世の中にいなくてもいい人種」 と言う風には、とても思えない。 私たちが知らないホームレス達の人生は、 どんなだったんだろうか。 耐えられないほどつらいことがあったんだろうか。 それとも、何となくただ落ちていったのだろうか。 不幸だったんだろうか・・・?
残念ながら、世の中の全てが1+1で割り切れる答えで成り立っていわけではない。 彼らのような人もまた、世の中の一部を確かに成している。 その差は一体なんだろう。 私たちはみな気がつかないだけで、 崖のぎりぎりの所を歩いているのかもしれない。 少しの差が、崖にとどまるか、落ちてしまうかを 分けているような気がする。
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