サッカー観戦日記

2026年10月10日(土) 青森国体(国スポ)少年男子1回戦 茨城県−青森県 長崎県−京都府

国体(国スポ)は伝統ある総合スポーツ大会で可能な限り同一県で行う。サッカー競技のみならずチームスポーツは県選抜単位で行われることが多い。今年は青森県開催で、少年男子は八戸開催だ。
地方の国体はとにかく宿が取れない。が何故か八戸の東横インをとれた。これならば二日間見てもよい。前日の埼玉の宿から大宮駅で新幹線に乗って八戸に向かう。はやぶさは仙台までが混むので、仙台まで立ち席、仙台から指定席をとって八戸に向かう。で、八戸に着いてから驚いた。案内のボランティアが足りてない。八戸駅西口のシャトルバス乗り場にロクに案内がいない。西口に出てから少し迷った。地方はとにかくお金がない。人もいない。ボランティアもいないのか。国体ではお馴染みだった無料メシも無料ドリンクもない。正確に言えばせんべい汁が振舞われるが、無料ドリンクはない。

会場の多賀多目的運動場はヴァンラーレ八戸のホームスタジアム、プライフーズスタジアムと言ったほうが通りが良いが、この観戦記は長年続いており、ネーミングライツをそのまま載せても名称変更して資料性がなくなることが良く分かっているので、正式名称で記載する。

シャトルバスで20分くらい。なかなかの僻地にスタジアムがある。グルメはそれなりにある。八戸のイカ唐揚げとか。八戸に限らず、日本は漁業資源管理がなってない。八戸も獲り過ぎを指摘されている。漁業従事者も農水省も意識低すぎる。いったん壊滅したニシン漁から何も学んでいないのか……?

会場には遅刻。というか東京を起点にしてはどう急いでも遅刻する。20分近く遅刻したが、シャトルバスは30分かかるという話で、それが20分早く着いたのだからよかった。試合は35分ハーフだ。



青森国スポ少年男子
茨城県選抜−青森県選抜
10月10日 10時 八戸市多賀多目的運動場ピッチ良 晴れ 主審 鈴木辰汰氏


茨城県
GK 1 三崎斗馬 (Cap.) 16 183 鹿島アントラーズ
DF 3 スコットディヴェッティモアントニオ大翔 16 184 鹿島学園
DF 15 森保凌太 16 175 東洋大学附属牛久
MF 5 軍司海空 15 168 水戸ホーリーホック
MF 6 中島大和 16 175 水戸ホーリーホック
MF 7 芝山叶睦 16 172 水戸ホーリーホック
MF 8 大谷理琥 16 175 水戸ホーリーホック
MF 10 東城樹     16 167 鹿島アントラーズ
FW 9 吉成葵     15 171 水戸ホーリーホック
FW 11 毛利侑雅 16 162 第一学院
FW 13 飯田蒼生 16 181 鹿島アントラーズ
控え選手
GK 12 南谷大和 16 178 水戸ホーリーホック
DF 2 玄ラファ 16 175 鹿島学園
DF 4 板橋弘毅 16 178 東洋大学附属牛久
MF 14 海老澤開生 16 166 水戸ホーリーホック
FW 16 齊藤颯人 16 180 鹿島学園
監督 飯田慎一郎 茨城県立竹園高校

青森県 所属記載なしは青森山田高校
GK 12 越後莉琉  16 180
DF 2 今渕瑛心  16 168 ヴァンラーレ八戸
DF 3 鶴岡隼   16 179
DF 4 中野颯馬  16 184
DF 5 増田叶   16 177
MF 6 泉晴人   15 166
MF 7 齊藤蓮介  15 179
MF 8 古川瑛大 (Cap.) 16 172
MF 11 菊地玲真  16 168
FW 10 神遥之介  15 174
FW 14 �眦呈酋蝓 。隠供。隠沓�

DF 15 鶴田暖   15 180
MF 13 藤島溫   16 168
MF 16 西村太佑  16 177 青森県立八戸
FW 9 平山瑛大  16 165
監督 宮本徹郎 青森県立三本木恵拓高校


茨城県
九番十六
十一十番六番誰々
五番三番誰々誰々
一番

青森県
十四四番
八番六番七番十一
五番四番三番二番
十二

青森に眼鏡を持っていくのを忘れたので到着時の出ていた選手の番号が分からないところがある。裸眼でも見えないわけじゃないが、ピッチの逆サイドは難しい。

到着時0−2。敵陣に素早く蹴りこむ青森県がずっと攻勢。茨城県は鹿島アントラーズの選手が少ないが、昨年本国体前に選手を引き上げた前例があって、今年も引き上げたのか、茨城県協会サイドの不信で最初からあまり選ばなかったのか、とにかく少ない。そうなると青森県は青森山田主体、茨城県は水戸ホーリーホックユース主体になり、チームのレベル差が個人能力差に出ている。国体は都会絶対優位、地方は不利なのだが、全国から最強クラスの留学生を集めている青森県や佐賀県ならば渡り合える。

青森県のターゲットは�っ飜遏�センターバック登録で4番なのにセンターフォワード起用。短期トーナメントで勝つための起用だろう。青森県は優勝を課せられたプレッシャーか、勝利へ最短距離という方向性が感じられた。私の思う育成とは違うが、地元国体で経験の浅い指導者の重圧は計り知れない。ひたすらタテに急ぐスタイル。キャプテン�┯点遒藁沼�を駆使したプレー。基本もしっかりしているがハードにプレー。茨城県では��海老澤はなかなかのドリブラー。��東城は左足フリーキック担当。到着時にすでに2点入っていて、青森県がひたすらタテで、デュエルの強さはよくわかったが、選手の個性はよくわからず。茨城県に至っては何故関東ブロック予選を突破出来たのか分からなかった。最終スコア2−5。


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せんべい汁をもらってスタグルも食べて、何とか第2試合に間に合った。

青森国スポ(国体)少年男子
長崎県選抜−京都府選抜
10月10日 12時 多賀多目的運動場 ピッチ良 晴れ 主審 大塚一輝氏

長崎県 所属記載なしはV・ファーレン長崎
GK 1 柿田龍希 16 175
DF 2 一ノ瀬蕾 15 161
DF 3 高野匠人 16 180
DF 5 村上悠剛 16 169
MF 6 東山隼斗 16 170
MF 8 森山太一 (Cap.) 16 170 長崎日大
MF 11 宮嶋良治 16 171
MF 15 松本光     15 166 長崎南山
FW 7 桑原颯太郎 15 170
FW 9 原田琉依 16 180
FW 16 �靈杪�     16 172 国見
控え選手
GK 12 竹田宗徳 16 173 創成館
DF 4 �靄楸格� 16 174
MF 14 川内蒼士 16 172 国見
FW 10 北里駿弥 15 176
FW 13 黒木健太郎 16 175
監督 森保洋 V・ファーレン長崎

京都府 所属記載なしは京都サンガ
GK 1 加曽利悠馬 16 180
DF 2 西井玄篤  16 181
DF 3 大坪丈悟  16 176 京都精華学園
DF 4 金淳優   16 170
DF 5 俣野希輔  15 173 京都橘
MF 6 吉村洸葵  16 171
MF 7 阪下乗太朗 16 173 立命館宇治
MF 8 小柳徹心  16 170
MF 10 杉田琉晟 (Cap.) 16 162 京都橘
MF 13 三輪万葉  16 169
FW 9 樋口僚哉  16 170

GK 12 阿武真都  16 183 京都精華学園
DF 16 青山輝   16 174 京都橘
MF 14 上原颯介  16 177
MF 15 宮谷桜士郎 16 168 京都橘
FW 11 権藤永大  15 173 京都橘
監督 内田貴之 京都サンガ

長崎県
十六九番
七番八番六番十一
十五五番三番二番
一番

京都府
九番
七番十番十三
八番六番
五番四番三番二番
一番

第一試合でも書いたが、国体は都会優位の地方不利だ。なぜなら県選抜単位の勝負となると、人口がすなわち素材の数で、後天的教育が互角ならば、先天的才能の差で都会が勝つからだ。これが高校サッカーだと単独チームの争いなので、都会だとチームも多く人材も分散するから勝負になるのだが。で、人口の多い京都府と地方の長崎県。京都府絶対優位が予想されたが、どうやら様相が違う。つまり先天的才能に差がないとしか思えない。京都府はたぶん意識して京都サンガからはあまり選んでいない。選手選考には日の当たらない選手に大舞台を経験させようという意識がある。だから素材で落ちる。それを差っ引いても長崎県がタレントに恵まれている。選手リストには記載していないが、大会プログラムには中学時代の所属チームも載っている。それによると長崎ジュニアユース以外に、シーガル広島が2人、サガン鳥栖、FC多摩、八代フューチャーズ、ソレッソ熊本、ロンドSCが長崎ユースに入っている。つまりきっちりタレントを集めている。今まで地方かつ人口が少ないところ、つまり田舎ならば青森県(青森山田)や佐賀県(サガン鳥栖)くらいタレントを集めないと苦しかったが、長崎県はこれに近い。これならば渡り合える。

長崎県。��原田は強くてターゲットになる。高さ以上に強さがある。またいいタイミングで引き、�胃世糧瑤喀个靴鯊イ后�つまりクレバーでもあり、��原田は相当いい選手だ。左センターバック�ヂ湿紊魯譽侫謄�−でフィードがあり、相方の�9睫遒歪戮靴�強烈で屈強な長崎県の象徴だ。�ε貉海肋綣蠅�て飛び出せる。�Х�原は荒削りのドリブラー。相当しつこい性格をしている。あきらめない。右ハーフ��宮嶋はレフティでカットインを狙うドリブラー。キャプテンの�┸校海話鰐�だが見えている。

京都府。�ざ發魯疋薀ぅ屬任�てカバーも速い。判断もよく、かなりクレバー。�∪尚罎魯丱奪�ラインで最もよかった。対面の�Х�原をよく見て封じ、寄せもよく激しさもあり、攻撃面もよかった。バックラインというかピッチ上で一番良い。�Φ搬爾楼�いてビルドアップ。左足フリーキックを担当する精度もある。相方の�┥�柳は攻撃的。このドイスボランチは相当強力。しかし彼らと互角に渡り合える長崎県も強力ということだ。��三輪は速くて突破力あるドリブラー。ピッチ内では�∪尚罎畔造屮織譽鵐函��Ш絏爾榔β�フリーキック担当。��樋口は速くて点で合わせるストライカー。

さて試合は激しいデュエルが続くが長崎県は互角に渡り合う。タレントで負けてない。シュートに行けない。
後半すぐ、長崎県はエースっぽい��北里を投入する。大柄で運べるフォワード。しかし京都の守備を打開するところまではいかない。
59分、長崎県、�Х�原が仕掛けて��北里から右にこぼれ��宮嶋が右シュート。これが決まって1−0。これを守り抜き長崎県が勝利した。

この激しいデュエル合戦を主審の大塚氏は余裕で捌いていて、とてもよかった。


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