サッカー観戦日記

2025年08月16日(土) クラブユース選手権(U−15)広島−門真 柏−川越

中学生の方のクラブユース選手権も当然昔から観ている。30年前は長野県開催で、Jヴィレッジのオープン(97年)と共に福島に移り、東日本大震災(11年)で帯広に移った。しかし帯広にはちょっと行けない。なぜなら大阪からの直行便がないからだ。ただでさえ高いハイシーズンの新千歳空港からさらに帯広まで移動となると手間すぎる。が、昨年から会場が札幌に移り、さらに時間ができたこともあって観戦を決断する。丁度お盆の時期のグループリーグ3連戦。が、とにかく高い。フェリー往復を考えたが行きは取れなかったし、そうなれば伊丹空港から飛行機で、かなりの割引だったが、それでも高い。宿も札幌や千歳は取れないか、かなり高いので苫小牧にしたが、やはり高い。一泊一万円以上した。実際にプランを練って、これはなかなか行けない、と判断した。

その初日は小樽会場を選んだ。余市のニッカウヰスキー工場見学との抱き合わせを考えていたからだ。ちなみに予約制の工場見学は満員で無理だった。ところが、まず小樽駅の北海道中央バスという看板を掲げたバスターミナルからは目的地へのバスは出ない。違う場所に発着場がある。これでは分からない。伝わらない。バス一本遅れて余裕がなくなった。そして小樽望洋台へのバスが来て、バス停を一個間違え、手前のバス停で降りてからグーグルマップ通りに進む。狭い道を歩くと小さなゴルフ場がある。正式なコースではない。ここを突っ切れ、とグーグルマップは指示する。突っ切って上の端まで来るともう道はない。が、グーグルマップは道なき道を突っ切れ、と指示する。が山の中、丈の長い草が生い茂り、到底無理である。サッカー会場からの声は聞こえるが、無理。かなり大回りをした道なりに歩くしかなかった。ちなみに大会のサイトにも小樽望洋台のサイトにも行き方など載ってない。不親切極まりない。バス一本遅れているので、動きなおして到達してもキックオフ前はおろか、前半終了時に着くのがオチだろう。第1試合終了後に余市に向かうプランだったが、ピッチまで大回りならば後半半ばには出なければならず、これでは辿り着くだけ無駄である。ということで、この日はさっさと撤退して余市に向かった。


さて翌土曜日。大会二日目。札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)に向かう。札幌駅南口にはバスターミナルがなく、道にあるバス停を探さなければならない。やはり不便極まりない。なんとか辿り着いて、バスに乗り、函館本線北側に出て豊平川沿いに北に進み目的地近くのバス停に着く。最寄りのバス停が二か所あり、それらは隣り同士ではなく、手前のバス停でサポーターと思しき人たちが降りたが、私はなるべくバスに乗っていたい心情から奥側のバス停で降りて会場に向かう。閑静な住宅地で公園も広く、豊かな生活が感じられる。バスは30分に一本だが、まあ大人は自家用車で移動するのでしょう。さてこの辺りは東雁来というのだが、コンサドーレ札幌の練習場があり、人が多くて賑やかだった。それにSSAPは隣接している。ピッチは合わせて5面ある上に大きな公園まで敷地内にある。札幌って土地あるんだなあ。素晴らしい会場です。



広島−ガンバ大阪門真
8月16日 11 札幌サッカーアミューズメントパーク 良芝 32度 主審 黒澤航介氏クラブユース選手権(U−15)
サンフレッチェ

ユースを観る人ならば知っている人も多いだろうが、多くのユースは中学生(ジュニアユース)から丁寧に人材を育てているものだが、広島はとにかくジュニアユースからユースに人材が上がらない。ユースになって全国から人材を集めてそこで育成に成功している。地方クラブの育成の雄みたいに言われているが、広島はユースこそが肝なのである。しかしユース世代(中高生)好きとしては、地元の中学生をしっかり育ててほしいと思っている。
対するガンバ大阪門真はガンバ大阪のジュニアユースの「支店」だ。なかなか強力なチームで、人材も高校サッカーに送り込んでいるのだが、どうもガンバ大阪本家と育成方針がかなり違うらしく、ユースにはあまり人材を送り出してはいない。私の認識としては育成面では広島よりもガンバ大阪門真こそが優秀な育成クラブである。


広島
三七二十
七番二一十番十一
三五五番六番二番
一番

ガンバ大阪門真
九番
十三
十七六番十九十番
二番四番五番十四
一番


サンフレッチェ広島
GK 1 高山一輝 (Cap.) 175.69 10.05.28
DF 2 森田琉希 167.50 10.12.15
DF 5 森岡詩太 178.67 10.09.23
MF 6 柴田葵生 168.57 10.07.22
MF 7 末岡祐陽 173.62 10.11.01
MF 10 片山新     170.54 10.04.09
MF 11 笹川秀斗 164.55 10.07.04
MF 21 柾木優汰 168.62 10.10.07
MF 35 岩成浩和 166.55 11.06.15
FW 20 片山順三郎 165.61 11.04.02
FW 37 駒野友春 168.61 11.04.07
控え選手
GK 31 河野央貴
DF 4 窪田京
DF 22 西中颯大
MF 8 住岡励海
MF 13 空丈琉
MF 14 西本展
MF 23 堀江葵斗
FW 9 貞森大雅
FW 17 竹岡真叶
監督 岡本知剛

ガンバ大阪門真
GK 1 秋丸京太郎 (Cap.) 179.64 10.06.26
DF 2 久保田雄誠 165.58 10.06.23
DF 4 新井悠友  179.73 10.08.10
DF 5 西川陽翔  179.66 10.04.05
DF 14 川崎翔琉  170.54 10.04.18
MF 6 梅田琉生  168.60 10.06.20
MF 13 奥田来   170.59 10.06.07
MF 19 中井颯思  170.55 10.08.29
FW 9 小林祐   179.72 10.04.25
FW 10 江阪隼斗  163.53 10.05.08
FW 17 中啓    170.60 10.10.14
控え選手
GK 16 本田琉翔
DF 3 坂東奏音
DF 24 光山宗志
MF 7 福田愛良
MF 11 原桜都
MF 23 西村賢人
MF 26 菖蒲田駿
FW 12 原口晃輝
FW 20 村上愛翔
監督 宗像剛



門真はセンターフォワード��小林が体格に優れて圧倒的なポストとターン、空中戦で徹底マークされようが何とかしてしまう。現時点では圧倒的なエース。そして右ハーフ��江阪はレフティで技巧的でアイディア豊富で遊び心がある。実は右足でも絶妙なパスを出せる。体格が伸びればかなり有望。左センターバック�た薫罎魯�ウンターへの対処が上手い。キーパー�―�丸はキックもバックラインの裏のカバーも大胆で、アグレッシブな性格が見て取れる。右サイドバック��川崎は持ち運べて��江阪と絡めるだけのクレバーさがある。�鈎羂罎魯棔璽襪砲茲�絡む。��久保田は右利きの左サイドバックで突進力がある。��奥田はトップ下というか、前線の潤滑油。主役という印象じゃないが、この選手もかなりクレバー。

一方の広島は、割と育てる意識はありそう。まず自陣センターバックが大きく開き組み立てる。��柴田も�タ慌�も足元は全く問題がない。守備面でもよく教えられていて、現時点では門真のセンターフォワード��小林には敵わない者の上手く抵抗している。高校生になれば分からない。そしてボランチが下がってビルドアップするのだが、一番の実力者は��片山で自陣深くから組み立て、長短のパスがあり、上がってからのスルーパスや加速するドリブルも素晴らしい。広島でも特に有望だ。ボックス・トゥ・ボックスの選手。相方の㉑も燃える闘魂と確実な技術でビルドアップと中盤の潰しを頑張る。キーパー�々盪海狼蚕囘�に高いが、それ以上に精神力があり、ハイクロスに対しノーミスだったし、センターバックをよく統率した。右サイドバック�⊃硬弔砲論騎里淵�ロスがある。左ハーフ��末岡は守備の負担が大きかったが、セットプレーを担当するだけの右足があり、なかなか。

さて互角で進んだ後半終わり近く、広島は交代出場したばかりのFW��貞森が右クロスをヘッドで決めてこれが決勝点になり、1−0で広島が勝利した。


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さて、引き続き第2試合である。柏レイソルは並みのJアカデミー以上の存在だ。育成に確かな哲学を持ち、自陣から徹底的に繋ぐチームはここが開祖の一つだ。読売や日産ももちろん繋いだが、むしろパスをつなぎ倒すというよりもボールを持ったら技を見せる、というのが根底にあったチームだから。対する1FC川越水上公園は男子は初見だ。そもそも全国大会初出場だ。埼玉県川越市は小江戸と言われており、西武線特急小江戸号が本川越まで走っている。今大会に足を運ぶ主目的は未知の街クラブを観る事であり、したがって本ゲームは最大の目当てと言っていい。もちろん柏レイソルが圧倒的優位と思われる。この日は札幌ラーメンを食べることと、現在のJR北海道では唯一未乗の札沼線に日暮前に乗るという目的があり、最後までは観られない。


クラブユース選手権(U−15)
柏レイソル−1FC川越水上公園
8月16日 13時 札幌サッカーアミューズメントパーク 良芝 35.7度 主審 久保雅範氏



柏レイソル
GK 16 大屋湊亮 177.69 10.07.06
DF 3 遠山越     185.82 10.08.08
DF 4 山口蒼空 179.72 10.10.17
DF 22 貞清亜門 179.62 11.03.17
MF 6 沼端健吾 171.60 10.10.30
MF 7 菊池夢翔 (Cap.) 170.58 10.04.27
MF 10 稲田凌久 179.65 11.01.13
MF 11 高橋佑成 169.61 10.06.16
MF 17 本多眞武 172.59 10.08.25
MF 20 進藤新大 170.59 10.04.26
FW 19 川野仁蒼 175.65 10.05.25
控え選手
GK 1 吉口雄二郎
DF 2 柏尚希
DF 35 久保俊貴
MF 5 飯島啓太
MF 8 石川斗音真
MF 13 冨澤尚真
MF 15 佐藤泰旺
FW 9 金原羽琉
FW 23 岡野丈オサロ
監督 御牧考介


1FC川越水上公園
GK 31 冨田蒼   172.68 10.08.12
DF 5 伊賀由泰  170.56 10.05.09
DF 17 小川響 (Cap.) 174.61 10.07.04
DF 20 青田湊悟  172.56 10.09.20
DF 24 加賀谷琥介 173.56 10.08.02
DF 25 高橋珠吏  165.55 10.06.19
MF 23 山��律希  162.54 10.11.20
MF 29 浜田拡希  161.47 10.08.18
MF 40 春本蒼生  161.50 11.04.08
FW 32 久和蒼真  170.61 10.09.22
FW 42 蒲池智遼  173.60 11.08.17
控え選手
GK 1 春日来登
DF 2 山口央翔
DF 41 堀池紅
MF 4 松永明也
MF 10 岡田一慶
MF 11 中島凛雄
MF 14 白石陸翔
MF 15 翁井恒瑠
FW 9 渡辺蓮
監督 粂川幸司


柏
十九
十一十番六番
七番十七
二二四番三番二十
十六

川越
四二三二
二九二三四十
二十五番二四十七二五
三一



体格差にまず注目してほしい。川越は基本的な技術はあるし、ボールをさらして仕掛けようとする持ち方もいい。しかし1学年差はあるような体格差ではボールを守るのでやっとという感じである。身体能力差も大きい。スピードでもパワーでも大きな差がある。たとえば柏の左サイドバック㉒貞清が再三持ち上がるのだが、川越のコンタクトを全く恐れず、近づかれても全然慌てない。これは柏のチーム全体に言える。あまりにも個の能力差が大きくて、誰がいいとかも分からない。全体的に柏が余裕でボールを持ち、デュエルにもならないからキープでき、しかも持ちすぎずに次々に回していく。ボール離れについてはベンチからも声が掛かり、決して持ちすぎにもならない。センターフォワード�垣醋遒皀櫂好箸詫祥気覗宛�いての迫力もある。これに対し川越は人数で守るのみ。柏はハイボールに頼らないので地上戦で何とか抵抗できていたが、これはあくまで柏がJアカデミーらしい育成へのこだわりで手段を選んでいたというだけ、いわば王者の情けで攻め切れないという話なのだ。キーパーから繋ぐ理想がある川越だが、パススピードもなく、局面の技術は発揮するものの極めて苦しい状況になる。しかし26分、右クロスがピンポイントで㊷蒲池の頭に合い、川越先制。柏バックラインに高さで完敗していた川越だが、この時ばかりはクロスがよかった。直後に柏も追いついたと思ったがオフサイド。前半0−1。

後半も柏ペース。恐らくある程度見る目がある中立の人ならば誰しもが柏の方が上というだろう。しかし超番狂わせの気配も漂う。後半もクロスバーを叩くなど、柏が決めきれない。そして後半飲水タイムの頃には川越が次々に足を攣る。もう限界なのは明らかだ。この時間帯にピッチを後にして1時間に一本のバスで帰る。

尚、試合は0−1で川越が逃げ切った。まさに番狂わせだった。

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札幌ラーメンはすすきのの信玄に行った。札幌ラーメンなのに信玄というのも不思議だが、ラーメンのメニュー見たら、「信州」とか「越後」とか「土佐」になってる。このラーメン店、「謙信」じゃないよね?「甲斐」はない。ラーメンに詳しくない人間としては店員さんにおすすめを聞く。最近の人はこういうことを尋ねるのもできない人が多いようだℋが、とにかく信州がオススメを言われてそれにする。コク味噌のとんこつラーメン。この店はすべてとんこつラーメンだが、札幌ラーメンにもかかわらず、味噌としょうゆと塩ラーメンがある。濃厚なラーメン。15時半ころにもかかわらず40分以上並んだ。札沼線の都合でパパッと食べねばならんが、濃厚な味だった。小さな店は超満員だった。


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