| 2024年11月03日(日) |
高校選手権奈良県大会準決勝 生駒−法隆寺国際 一条−奈良育英 |
高校選手権予選は近年京阪神を後回しにしている。なぜなら自宅では読売テレビ(大阪)KBS京都、サンテレビ(兵庫)が映るのでテレビが映らない滋賀奈良和歌山を優先したいからだ。まあ今は予選決勝は全国どこでも観られるのだが。
前日土曜日は和歌山準決勝が予定されていたが、台風の影響を受けた荒天で無理と判断して遠征を取りやめ、そして実際試合も延期された。行かなくてよかった。開催された大会では土砂降りでピッチは水に浸かり大変だった。
で日曜日は奈良準決勝を予定通り観ることにした。京都で近鉄に乗りかえ畝傍御陵前駅で降りて、まずは神武天皇陵に向かう。橿原神宮は神武天皇を祀っている。フィクションの人物のためにこれだけの陵墓を作るなんて人間の想像力は大したものである。橿原神宮も明治時代になってから作られた人工的というか後天的な信仰による。
奈良準決勝第1試合は総体で全国に出た第1シード生駒と県2部リーグの法隆寺国際のカード。法隆寺国際は繋ぐスタイルらしい。
高校選手権奈良県大会準決勝 生駒高校−法隆寺国際高校 11月3日 11時 橿原公苑陸 ピッチ良 晴
生駒 監督・古田泰士 GK 1 石丸裕基 3年 175 奈良YMCA DF 7 宮川慶太 2年 183 奈良YMCA 10 久保田蒼大 3年 178 SOLESTRELLA NARA 5 仲川泰地 2年 181 法隆寺フットボールクラブ 3 渡邊悠人 2年 168 法隆寺フットボールクラブ MF 6 片山友樹 3年 170 奈良YMCA 17 安井理人 2年 163 法隆寺フットボールクラブ 14 坂口亮太 2年 168 スクデットフットボールクラブ 4 家根本裕太 2年 173 ディアブロッサ高田 FW 23 上野日成 2年 165 香芝東中 2 渡邉耕太郎 3年 181 奈良クラブ
法隆寺国際 GK 1 橋本翔 3年 180 三郷中 DF 2 川崎雄真 3年 174 奈良クラブ 3 米田怜史 2年 173 法隆寺フットボールクラブ MF 4 北上・青 3年 165 ポルベニル・カシハラ 6 菊川大喜 2年 170 ディアブロッサ高田FC大和 7 白石航大 3年 168 奈良クラブ 8 吉川翔大 1年 178 ディアブロッサ高田 DF 9 橋本陽介 3年 174 SOLESTRELLA NARA FW 10 表屋陽 3年 170 ポルベニル・カシハラ 11 14 松川侍諺 1年 178 斑鳩中
生駒 二番二三 十四六番十七四番 七番十番五番三番 一番
法隆寺国際 十番十四 九番六番八番十一 四番七番二番三番 一番
開始3分、生駒の左クロスにファーで4番ヘッド。1−0。すぐに体格差に気づく。大会プログラムには体重の記載がないが、ことごとく生駒が当たり勝ち、身体のぶつけ方、入れ方でも明らかに優っている。つまり中盤のデュエルでは勝負にならない。それともう一点、法隆寺国際は攻守にわたってボールサイドに寄りすぎる。狭いスペースでは技術を発揮する前に生駒のフィジカルの良さが目立つ。法隆寺国際は自陣から繋ぐスタイルで、サイドバックも中に絞る偽サイドバック(ファルソ・ラテラウ)サイドハーフが開き、特に左の��橋本は生駒の右サイドバックを何度かぶち抜くなどなかなか。右の11番も左足で運びカットインを狙うが、生駒も中には入らせず、タテ突破はない。��松川は高さでは苦戦するもののポストで身体を張る。 生駒は分かり易く蹴るチームで、最終ラインは圧倒的な高さがあり堅実。右ハーフ�げ蛤�本がガンガン仕掛ける。中盤は運動量があり、先述したようにデュエルに強い、FWは裏に出たボールにしっかり走る。 26分、生駒、�げ蛤�本の突破からこぼれを��坂口が決めて2−0。どんどん法隆寺国際が心理的に劣勢になり、これはきついと感じた。中盤で戦わなければ勝てない。前半は2−0。
ハーフタイムで生駒は両サイドハーフと走るFW㉓上野を代える。 生駒の強度は変わらないが、後半は法隆寺国際も回し始める。しかし得点の雰囲気はない。五分に近づいたが、やはり6割がた生駒ペース。後半20分、左から突っ込み、後半から出場の20番が決めて3−0。24分、センターフォワード��渡邉が仕掛けて戻し、�κ匯海�丁寧なミドルで4−0。その後も法隆寺国際が押し切れず、4−0で終了、生駒が決勝進出した。
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第2試合前、空腹を何とかしようと思った。皇族関連の公苑のためか、園内には食事とか店がない。そこで駅から橿原神宮への参道に行き、土産物のまんじゅうを買って、空腹を補った。
高校選手権奈良県大会準決勝 一条高校−奈良育英高校 11月3日 13時半 橿原公苑陸 ピッチ並み 晴
一条 監督:澤井匡生 GK 1 坂本柊眞 2年 176 法隆寺フットボールクラブ DF 15 保田真心 2年 174 富雄南中 5 吉井輝 3年 175 法隆寺フットボールクラブ 3 金子然 2年 170 ノガーナFCh橋本 MF 6 桝田珀斗 3年 170 木津南中 4 小西陽仁 3年 174 若草中 8 西川聖 2年 165 伊賀FC 10 平原悠大 3年 163 SOLESTRELLA NARA 7 佐野健人 2年 168 奈良YMCA FW 9 宮川知大 2年 168 SOLESTRELLA NARA 18 古賀達海 3年 176 F.C.ゴレイロ
奈良育英 監督:梶村卓 GK 1 内村篤紀 2年 173 京都サンガ DF 3 仲谷陽馬 2年 175 ディアブロッサ高田 2 谷川琉希也 3年 175 ディアブロッサ高田 4 竹田秦 3年 169 ディアブロッサ高田 20 矢野光将 1年 168 宇治FC MF 10 有友瑠 3年 179 京都サンガ 17 西澤雅楽 2年 173 ポリベニル・カシハラ 7 中島瑞尋 3年 170 BLINQ FC KINUGASA 11 森嶋大琥 2年 172 法隆寺フットボールクラブ FW 9 藤川陽太 3年 171 奈良YMCA 15 堀大輔 2年 176 奈良クラブ
一条 十八 九番 七番八番四番十番 三番五番十五六番 一番
奈良育英 九番十五 十番七番十一 十七 三番二番四番二十 一番
一条はカウンターが主な攻撃だが、バックラインは必ずしも高くない。キーパーは上半身が強くスローが飛ぶ。ハイボールに強い。ストッパー15番は若干対人守備に弱く、ドリブルにも高さにも難点がある。ロングフリーキックを蹴るが、いささか精度に欠ける。相方のキャプテン5番も高さはない。ただ彼からはロングボールが出てくる。6番はロングスロー担当。山なりではあるがニア近くまで飛ぶ。3番はレフティでいいクロスがある。バックラインからのフィードでは一番いい。一条と言えば、前田先生の頃は必ず左センターバックが2番を付けてレフティでロングフィードがいい、という謎の伝統があった。彼は一条の伝統の系譜を継ぐ選手。7番は右足フリーキック担当で精度はなかなか。インサイドは4番が下がり目、8番が上がり目だが、8番が守備力でも上回るのか、7番を主に観るのは8番だった。後半からは奈良育英のトップ下6番もやはり一条8番が観ていた。10番は単独突破する技術がある。18番は裏に走りたいが、ほぼ完封されて一条のプランが狂ったように見えた。彼の責任というより奈良育英2番が好調だった。引き気味の9番も居場所を見つけられず。こぼれ球を拾いたかったが。
奈良育英はポゼッション時にキャプテン4番が大きく余ってカバーの態勢を取り、2番が一条1トップ18番をほぼ完ぺきに封じた。それこそ高さも裏を取る動きも完璧に封じた。しかもこの2番は再三大きな展開力を見せる。左センターバックだけに右ハーフ10番に一気に通るサイドチェンジを何度も決める。攻守にわたってチーム1の貢献度だったろう。インサイドの7番と17番はユニットか?17番は下がり目でスペースを埋め、ミスも少なく左右に散らす。7番はトップ下としてサイド、特に左によく現れる。タッチは多少荒いが、彼の運動量が一条をかき回す。10番はスタートでは左だったが、15分過ぎくらいから右に移り、ボールを受けたらレフティで懐が深く、、どうせタメを作って左足に持ち替えて中を狙うんだろう、というのは分かっているのだが、一条はどうすることも出来ず。左足フリーキック、コーナーキックも担当。11番は突破役。スピードを生かして仕掛ける。左サイドバック3番が右利きでフォローはマメだが追い越さないこともあって、囮役にして11番が仕掛けるシーンが目立つ。なお、右サイドバック20番は10番がためを作るのでどんどん上がるし、単独でも仕掛けられる。9番はエース。器用なタイプでもある。9番と15番のどちらかが明確にセンターフォワードとは言えないが、フィニッシャーは9番かな?
20分頃、一条7番の左コーナーにニアで4番が合わせて1−0。セットプレー以外厳しそうな一条としては狙い通りだ。これで徹底的に一条は蹴り始めた。しかし32分、奈良育英ショートカウンター9番が抜け出し、斜め上に決めて1−1。37分、奈良育英9番が右裏に侵入し、一条5番とキーパーがクロスをブロックしようとしてタイミングを外し、クロスにファードフリーの11番がヘッドで1−2と逆転する。
ハーフタイム、一条ベンチは奈良育英7番対策とカウンターのやり方をどう話すかと思っていた。しかし奈良育英はインサイドを6番と18番のユニットに代える。6番がトップ下、18番が下がり目である。一条は9番→19番を左サイドバックに入れて3番を左ハーフ、上手い7番をFW4に上げた。
しかし後半6分、奈良育英11番がペナ内に入ったところを一条6番が倒してしまい(ペナ外の感覚で飛び込んでしまった?)、PKになり、11番自ら決め1−3とする。奈良育英は6番がトップ下でパスの起点になり、思い切ったパスを狙わなくてもいいので、サイドに無理なくはたき、サイドで1対1を再三作る。終了間際にはクロスに18番ボレー。結局1−4で奈良育英が勝利した。
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