| 2024年09月01日(日) |
関西学生新人戦決勝 近大−大経大 WEリーグカップ C大阪−INAC神戸 |
「大学」男子の全国大会には総理大臣杯とインカレ、デンチャレ、Iリーグ、そして新人戦がある。鹿児島国体成年男子で鹿屋体育大がPKで準優勝したように、細かく言えば例外はあるが、とにかく全国につながる関西レベルの大会という表現に当てはまるのが、1,2年生による新人戦だ。この大会は関西で整備され、近年の全国大会整備につながった。他地域は判らないが、関西の場合それなりに本気で取り組んできた大会なので、数年後の大学Aチームの勢力に影響する。全国だって桐蔭横浜大が新人戦で全国制覇するとやがてAチームも全国制覇するようになった。
そういうわけで、関西の決勝である。スタジアムなどは使わない。大経大摂津グラウンド。カードは近大対大経大である。大経大摂津グラウンドは地下鉄井高野駅近く。私の自宅からは阪急上新庄駅からバスである。人工芝の練習場。
関西学生新人戦決勝 近畿大学−大阪経済大学 9月1日 14時30分 大経大摂津グラウンド 人工芝 曇り
大経大 GK 41 藤橋尚之 DF 43 先田陸人 12 長瀬令旺 25 満永拓実 MF 35 道倉悠聖 28 片山颯真 30 中山蓮 37 中本? FW 16 永井倫太郎 34 西川諒 27 キヨロゾーロ琢磨
近畿大 GK 21 畠中俊貴 DF 22 加藤日向 56 大濱匠功 72 小野田翔真 84 菅谷響 MF 17 宮田翔吾 24 吉川啓介 27 石井陽大 28 栗野優吾 FW 25 椿原詩温 40 張山拓夢
大経大 二七 十六三四三七 二八三十 三五四三十二二五 四一
近大 四十二五 二八二四十七二七 八四二二七二五六 二一
さて立ち上がり大経大が右にはウイングを置き左には置かないという策で虚をつくが、ゲームそのものは近大の方が明らかに上である。どうやら総理大臣杯の関係で大経大新人戦チームは主力がいないらしい。㊵張山はなかなかのドリブラーでエース。近大で流れには入れてない㉘栗野が突破を許しかけてファウルで警告を受けるが、総じて近大ペースである。そして19分、�欝榲弔虜献僖垢鮗�けた㉕椿原がDFに体を預けてから前を向いて交わし、左隅に決めて先制。0−1。ちょっと大経大DFは無理な守備だったが、右を崩されていたので難しかったかもしれない。30分、㉗石井の右シュートのこぼれを㊵張山が決めて2点目。人の陰に隠れて石井のシュートが決まったように思った。34分、㊵張山のパスを㉕椿原が決めて0−3。45分、㊵張山のパスを㉗石井が決めて0−4。
前半で勝負ありとみて、会場を後にした。力の差から言って、後半の逆転は難しいし、下手すればテストマッチ状態になる。ならばこの後のWEリーグカップに移動したい。
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WEリーグカップ セレッソ大阪ヤンマーレディース−INAC神戸レオネッサ 9月1日 18時 桜スタジアム ピッチ良 晴 主審:柳彩乃氏
セレッソ大阪ヤンマーレディース GK 27 西中麻穂 169・58 DF 4 筒井梨香 169.67 DF 7 荻久保優里 163・54 DF 16 中西ふう81' 160・47 DF 43 牧口優花87' 168・59 MF 10 脇阪麗奈 160・52 MF 13 百濃実結香 149・45 MF 14 高和芹夏70' 158・51 MF 18 宮本光梨 151・46 FW 8 田中智子 163・54 FW 11 矢形海優 160・54
GK 41 名和咲香 175・66 DF 2 森中陽菜 159・56 DF 17 中谷莉奈87' 166・53 DF 24 藤原のどか 159・55 MF 6 松本奈己81' 163・54 MF 26 北原朱夏 153・49 FW 23 浅山茉緩70' 168・58
監督 鳥居塚伸人
INAC神戸レオネッサ
GK 99 船田麻友 166・64 DF 2 守屋都弥 164.54 DF 3 土光真代 164・55 DF 5 三宅史織 165・53 DF 4 井手ひなた 166・55 MF 18 パオラソルデヴィラ46*' 167・60 MF 6 松原優菜46*' 165・55 MF 10 成宮唯 154・44 FW 20 桑原藍83' 167・53 FW 17 愛川陽菜46*' 161・49 FW 9 カルロタスアレス61' 175・66
控え GK 31 菊地優杏 168・64 DF 55 ヴィアンサンプソン46*' 173・61 DF 21 カルラモレラ46*' 165・55 MF 14 水野蕗奈83' 160・54 MF 7 山本摩也46*' 162・55 MF 8 イスビン 164・53 FW 11 �眄グ�実61' 164・61 監督 ジョルディフェロン
セレッソ 十一八番 十八十番十三十四 四三四番七番十六 二七
アイナック 九番 十七十番十八 二十六番二番 四番五番三番 九九
開始早々、アイナックが��スアレスにあてて落としたボールをトップ下��成宮が左に切り返してマーカーを外し左足でループで右上隅に決める高度な技巧を見せ先制。しかしどうやら様相がおかしい。アイナックのチーム作りが遅れているのである。つまり1トップで当然ファーストディフェンダーである��スアレスが追い方を理解していないのか、サボっているのか、とにかく全く守備になっていない。さらには右ウイングの�殴愁襯妊凜�ラも非常に守備が甘い。ただ対面のセレッソ㊸牧口に自信のかけらもなく、判で押したようにバックパスなので目立たないが。牧口は中学生の時に逸材と評価した選手だ。いますぐセレッソの高校生チームのレギュラーでやれると思ったし、実際今高校生にしてトップチームのスタメンだ。しかし若くて自信がなく、折角の左足を持っていながら前にパスを出せないなら、あくまでカップ戦のスタメンなのか、ベンチが我慢して使い続けるのか。セレッソはビルドアップ時は右が上がり、後ろ3枚で回す。セレッソは右を起点にパスをつなぎ、完全に支配する。トップの��田中も落ちてきて空いたスペースを��矢形やほかの選手が突こうとする。しかしアイナックは守備時は5バックで、スペースは空けないし、コンタクトでは完勝なので、セレッソはどうしても攻略できない。つまりタレント不足を組織力で補おうとしてどうにもならない。圧倒的に支配していながら決定機を奪えないのは苦しい。アイナックも165センチ前後の選手が多く、3バックも170センチ台はいないのだが、セレッソが小兵過ぎる。アイナックは5−2−3の布陣ながらカウンターにも行けず、時折圧倒的なフィジカルのスアレスに預けるのだが孤立し、��成宮が攻守に大活躍だが、負担が大きすぎる。セレッソはシュートに行けず、支配しているからフリーキックは得るのだが、高さがないから脅威にならない。なんというか、公式戦を戦っているセレッソ対プレシーズンマッチのアイナックという印象の前半だった。
ハーフタイムでアイナックは中盤の底で大活躍の松原を下げ、サンプソンを入れる。彼女も大きい。173センチとのことだが、髪が長いせいか、スアレスよりも大きく感じる。戦術理解では松原に劣るがなかなかの迫力。モレラが左シャドー、山本が右シャドー。後半から入ったモレラも全く機能せず。フェロン監督と同じスペイン人だが、いまだに戦術理解が追いついていないか?とにかく我慢して使うしかない。61分、スアレスに代えて�眄イ�入ると、一気に前線が機能し始める。やはり日本人選手と外国人選手の戦術理解度の差は大きい。�眄イ呂曚�の選手と絡んで前線が回り始める。たぶんスアレスと�眄ァ▲汽鵐廛愁鵑半掌兇�ポジション争いというより、�眄イ半掌兇�外国人枠をにらんでスタメン争いしてるんじゃないかな?71分、�慣�原の左足右コーナーに55サンプソンの実に打点の高いヘッドがさく裂して0−2。攻守に徐々に機能してきたアイナックに対し、セレッソは最後まで打開できず試合終了した。
セレッソはやはりチームとしてはいい内容だ。しかし純正の下部組織から上げるチームはフィジカル不足が否めない。体格データ以上にデュエルに弱い。ゴール前で打開できない。今期も「健闘」が目標かな?と思う。昨年からジャンプアップは期待できないだろう。
アイナックはWEリーグではチームが機能し始めるまでにどれだけ耐えられるか。どうもWEはアイナックや浦和、ベレーザが圧倒的に強いリーグではなくなってきたから、多少星を落とすくらいは許容されそうだが……。
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