| 2024年06月16日(日) |
クラブユース選手権関西予選プレーオフ 京都−姫路 C大阪−奈良 女子 C大阪−INAC |
クラブユース選手権の関西予選は全国枠が4枠で、京都・ガンバ・セレッソ・神戸が総当たりリーグ戦を行い上位2クラブがストレートイン、下位2クラブは街クラブというかその他のクラブ上位とプレーオフを行い勝者が全国へ行く。以前ならば4チームリーグは「J組」と称していたが、今は奈良クラブとFC大阪もJリーグクラブとなったので、現在は「PP組」と称している。つまりプレミアプリンスという意味だろうが、奈良クラブユースが力を付けてプリンスリーグ射程圏内である。昇格すれば4クラブを特別扱いする根拠がなくなるので、恐らく5チームリーグになるのだろうが、予選レギュレーションは難しくなる。むろんその他のクラブからの最強の刺客は奈良クラブということになる。
クラブユース選手権関西予選プレーオフ 京都サンガF.C.U−18−エストレラ姫路FC U−18 6月16日 エストパーク 9時30分 晴 人工芝 主審:瀬田順矢氏
京都 監督:石田英之 GK 21 本多敦 187.81 07.10.03 長崎ドリームFC DF 3 三宮稜大 180.76 06.07.18 4 神田幸太郎 184.76 06.07.25 神戸FC 24 児玉一成 180.70 08.09.02 6 坂川賢祐 174.69 06.05.24 京都サンガSETA滋賀 MF 7 尹星俊 170.63 07.05.04 8 石本泰雅 170.67 06.04.27 15 酒井滉生 169.64 07.10.17 2年 11 柴田了祐 164.61 08.04.28 3年と表記 おそらく生年の記載ミス 14 昌山勇 174.71 07.07.10 2年 FW 10 立川遼翔 180.68 07.02.20 GK 1 木村光貴 186.76 06.06.24 FC GRANRIO SUZUKA DF 5 原山颯 175.71 07.05.19 2年 19 関谷巧 29 古田快斗 2 小林治英 MF 18 寺本雄登 22 坂蓋祐飛 23 音?空 注:パソコン辞書に入ってなかった。さんずいに「和」 16 小鷹天 20 松本瑛太 FW 17 松本悠臣 30 藤井敬士
エストレラ姫路 GK 73 川田竣介 DF 67 植田拓星 90 丸尾陸馬 83 西森透也 22 島田光 MF 68 上野翔 93 山田実昴 78 田村遥人 88 松田陽希 FW 13 宮内大芽 6 萩本青空
GK 66 石間漣 27 藤岡蒼生 DF 7 川��蓮斗 55 丸尾悠真□ 36 上野大希 34 八尾泰聖 MF 20 藤定実来 57 村尾琉希 48 田中稜真 62 山本晃大 FW 87 松下遥人 10 井上空
55は公式記録が読み込みミスで名前の一部表示されず。
京都 十番 十一十四十五 七番八番 六番四番二四三番 二一
姫路 十三九三 二二七八六番八八 八三九十六八六七 七三
立ち上がり、京都がイマイチ。姫路も果敢に入り、これはやれるという感覚を与えてしまう。キャプテン90丸尾のロングフィードや右に開いたトップ93山田の仕掛け、中に絞る右ハーフ88松田のバランス感覚など、守備的ながらバランスがよく、京都にシュートまでいかせない。しかしながらセンターフォワード��宮内が京都センターバック陣にパワー負けして、無理目なシュートにしか行けず、キープも出来ない。これは戦力的には健闘止まりだろうと感じさせた。徐々に京都が押し返し、流れをつかんでいからは点さえ入れば決まりという内容に。 31分、��昌山の左コーナーに�た静弔�頭で合わせて先制。勝負あり。37分、左に押し込み中に入れて��柴田がニアに詰める。記録はオウンゴール。前半は2−0。 49分(40分ハーフ)、㉔児玉のフィードから��立川が決めて3−0。51分、�ジ胸海離轡紂璽箸豊�酒井詰めて4−0。64分、��昌山がフリーキックをたたき込み5−0。結局京都が5−0で勝ち、全国行きを決めた。
クラブユース選手権関西予選プレーオフ セレッソ大阪U−18−奈良クラブユース 6月16日 エストパーク 12時 晴 人工芝 主審:谷淳平氏
セレッソ大阪 GK 21 イシボウ拳 DF 6 藤井龍也 13 伏見晄永 34 海保颯大 20 刈田琉唯 MF 14 西川宙希 10 木賽快斗 18 佐野泰生 8 首藤希 15 中山聡人 FW 11 小野田亮汰
GK 1 山岡薫平 DF 16 阿部陽正 17 金龍起 3 芝田琉真 MF 33 手嶋蒼介 27 増井翔 FW 9 安藤翔規 36 木村風河 30 塩尻哲平
奈良クラブ GK 31 橋本浬 DF 22 齋藤郁弥 23 直江辰真 24 中村京生 25 趙在崇 38 太田祐樹 MF 26 中島航 27 林克俊 30 川井大地 FW 29 島田敏弥 40 関口智也
GK 21 内山拓海 DF 36 小牧太晟 MF 32 岡本昴 33 柿澤輝羅 FW 28 塩川啓介 35 浜名元希 37 竹内太陽 39 工藤暖太 42 宮城龍
セレッソ 十一十五 十四十番十八八番 六番十三三四二十 二一
奈良クラブ 四十 二九三十 二六二七二五 二三二二三八二四 三一
C大阪は小柄だが、パワフルというかボディバランスが見事でデュエルには優勢である。優勢というのはつまり奈良クラブ相手に完勝とまではならない。センターバックコンビは上手くて、特に��伏見からは正確な左足フィードが飛んでくる。㉞海保からのフィードもなかなか。全体的にショートパスだけでなくミドルパスの精度やスピードが素晴らしい。全体に細かい技術と大きな展開を織り交ぜ、サイドで1対1になれる。しかし��西川も�┝麁�も突破できない。またサイドバックも連動して崩せない。サイドの崩し方を教えられているのか?それともサイドは基本的に囮役で相手を広げて中から崩したいのか?実はセレッソは昨年までは風間八宏さんの方針か、極端に中央に絞り、細かい技巧で中から崩す方針だったため、サイドアタックがなかった。もちろんそれは一つの方針であり、あり得る選択肢だが、とにかく今のセレッソには強力なサイドアタッカーがいない。左サイドバック�ζ0罎榔Ε魁璽福爾鮑限�で蹴る精度があるが、左クロスは殆どなかった。ボランチは数的不利で運べず、捌き続ける。��中山はシャドー的でスピードに乗れば面白い。システム的に最も輝くポジションか?��小野田はセンターフォワードでポスト役。個人能力としては奈良クラブ守備陣に優勢だったが、集中力の高い奈良クラブの前に孤立気味。基本的には敵陣深くでキープを狙っている。クロスが入れば輝く選手だろうと思った。チームとしてはいまいち機能していないが、別に監督の金晃正さんの責任とは言い切れないと思った。なんというかノーマルな4−4−2ビルドアップ型のチームを目指していて、現状ではそれにふさわしい人材がいない感じ。 対する奈良クラブは4−3−3の両ウイング引き気味。トップチーム昇格も出したが、試合中選手を特定できない状態で観ていると、スバ抜けた選手はいないし、個々の能力では劣勢だ。実はトップ昇格の㉚川井大地が右ウイングなのだが、攻撃面で持ち味を出せない前半で代えられた。一応ほかの2種登録選手に触れておくと㊵関口はセンターフォワードでセレッソセンターバック陣に高さで勝っていたし足元も確かだが、長身の割にポストは上手くないと思った。つまりあまり身体を張ってくれない。右足フリークックを蹴る精度があり、得点感覚はある。駆け引きに優れている。ただチームメイトがおぜん立てしてくれるだけではなく、自ら味方を生かすプレーをしてくれるかが今後の鍵になりそう。才能はある。もう一人の㉗林はキャプテンで気が強いし上手い。が、トップチームでプレーできる体つきではない。小柄でデュエルに負けている。正直言ってなぜ2種登録されたのかわからないフィジカルだ。Jユースの中でもフィジカルに弱いセレッソユースにデュエルで負けるようでは、大人の中ではプレーできない。 ㉓直江は左足セットプレー担当の左サイドバック。㉙島田はポストプレーができて飛び出せる好選手だが、奈良クラブでは彼は囮役だ。センターバック陣はビルドアップに秀でているが、ミドルパスの精度とスピードがセレッソより落ちる。こればかりは基本の差だからなかなか高められない。中盤は上手くてセレッソにも対抗できる。が繰り返すがデュエルで完敗しているのでどうしても潰される。 さて、35分、セレッソ��中山がスピードに乗って中からつっかけてミドル。キーパー弾くが��西川が詰めて1−0とセレッソ先制。前半は1−0。
さて後半の奈良クラブの布陣を書いておこう。
二八四十二九 二六二七 二五 二三二二三八二四 三一
中盤中央は㉗林では勝てないと踏んで、よりフィジカルの強い㉕趙を置き、㉚川井に代えて投入した㉘塩川を基本左ウイングにして㉙島田としばしば左右を入れ替え、ウイングのポジション自体を高くした。 とはいえ、後半の入りもセレッソペースだった。しかし46分、左に現れた㉖中島が右足で正確な左クロスを入れて㊵関口がヘッドで競り勝つ。これで1−1の同点になった。そしてこれでセレッソの様子がおかしくなった。自信満々にプレーしていたのが、もしかしたら負けるかもしれないと思ったのか、デュエルが消極的になった。高校生の精神力というのは不安定だ。動揺して力が発揮できなくなり、引き潮のように流れが変わるゲームは数多く見てきた。まさにそういうゲームだ。力そのものはセレッソの方が上なのに、奈良クラブの流れになった。52分、セレッソ、不用意なファウルでゴール前フリーキック。これを奈良クラブ㉓直江が蹴り、ゴール前こぼれをセンターバック㉒齋藤が決めて1−2と奈良クラブが逆転した。以降はセレッソが押し込むがなかなかシュートに行けない。奈良クラブはゴール前に密集して守る。セレッソはセンターバックも敵陣に入り押し込む。が高さがないので放り込めないし、突破もないので切り崩せない。そして71分、奈良クラブは自陣深くからのロングカウンターで㊵関口と㉖中島が抜け出し2対1。最後中島のパスを関口が決めて1−3と勝負を決定づけた。77分、セレッソのロングシュートが密集を抜けてもしかしたら最後合わせて、とにかく追撃したがそれまで。結局2−3で奈良クラブが勝利して全国行きを決めた。セレッソは歴史的な予選敗退になった。
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クラブユース女子関西予選 セレッソ大阪ガールズ−INACレオンチーナ 6月16日 16時 神戸レディースフットボールセンター 人工芝 晴
クラブユース選手権は長年男子だけ開催だったが、数年前に女子大会の開催も機関決定している。女子は高体連の発達が遅れたので、クラブチームも選手にとって重要な選択肢だった。実は総体開催以前の夏開催の高校女子選手権は20年前には府県予選もなくいきなり関西大会だった。その程度の加盟校数だったのだ。で、クラブだがチーム数が少なくていきなり関西大会。しかもリーグ戦方式である。昔はスペランツァが圧倒的に強く、ワールドカップ優勝メンバーに海堀あゆみや阪口夢穂を輩出するなど、全国的にトップクラスのチームだった。しかしのちにヴィトーリアとして分離独立されて弱体化し、さらにヴィトーリアのほうも力を落とし、今ではトップレベルの人材は輩出していない。でセレッソが育成チームとして強化され、クラブユースの全国大会を制するほど力をつけ、WEでトップのアイナックのアカデミーも強化してセレッソを追い、現在この二つが関西2強である。今予選でも全勝で最終戦の直接対決を迎える。全国大会の関西枠はわずか1。得失点差でセレッソが上回るため、引き分けたらセレッソが全国に行く。
姫路・エストパークでの男子のクラブユースプレーオフから神戸ポートアイランドのレディースフットボールセンタに移動するが、途中事故で山陽電車が止まり、ただでさえ間に合わないキックオフに大幅遅刻。ハーフタイムに着いた。周囲に伺ったところ、前半は0−0である。
セレッソ 十七二四 七番十番誰々八番 二番誰々誰々五番 誰々
アイナック 十五十六 六番 二十八番二四二八 十七四番五三 誰々
アイナックはパスを回すのだが、セレッソがスピードに乗ったいいカウンターを浴びせ続ける。右ハーフキャプテン8番がレフティーで強烈な右カットインを繰り返す。セレッソのエースナンバー8番を与えられるだけはある。彼女はトップ昇格もあるかもしれない。左ハーフ7番のカットインも強烈。回し続けるアイナックの中心はキャプテン8番で大柄でキープ力抜群で基本がしっかりしていてパスが低くて鋭い。当たられてもびくともしないし、彼女もトップ昇格があるのでは?というか観戦記執筆時点で話を聞かないが、アイナックでのプロがなくてもほかのチームでやれるはず。4番はロングフィードがある。前線は高さがなく、またセレッソの対人守備力が高いこともあって突破も出来ない。アイナックは苦しい展開のまま時間が過ぎて、結局0−0で引き分けだった。この結果セレッソが全国へ。アイナックの選手たちは泣いていた。 関西の全国枠1は厳しいが、クラブユース選手権の地域枠は加盟クラブ数による比例配分なので、関西の加盟クラブ数が少ない以上やむを得ない。関西はレベルが高いなんて言ってもあくまで主観であって証明はできないし、加盟数を増やしたいクラブユース連盟が過去数年間の成績によるポイント化で枠数を割り出す、といった方式を採用するとも思えないのだから。
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