| 2023年04月29日(土) |
プリンスリーグ四国 讃岐−今治 |
近年の主な関心事の一つが後発Jユースの成長だ。私は関西以外には近場?の東海・北信越・中国・四国のプリンスリーグには足を運ぶ。たとえば中国と四国のプリンスリーグは第1回大会から足を運んだ。で、近場のJユースで1度も生観戦したことがないのが、藤枝と今治だ。生観戦はできるだけ交通費がかからない会場を選ぶ。で、プリンスリーグ四国の 日程を見ると讃岐−今治があった。讃岐も1回しか観たことがない。双方後発のJユースだ。讃岐は強化が遅れ、J3時代になってから強くなり、そしてプリンスリーグに昇格して優勝するまでになった。今治は岡田武史さんがオーナーになってから「岡田メソッド」というのをアピールしている。曰く「日本一質の高いピラミッドを作る」とのことである。今治にはJFAアカデミーがあり、質の高い中学生はいるはず。高校生としては今治東中等教育学校がある。たぶん名将・谷先生の力で持っている部分が大きいと思うが、今治ユースもプリンスリーグに昇格してきたので観られる、というわけである。
さてこの日は大阪から高松への高速バス往復を考えていた。往復8100円。なんとなく朝駅に行ってチケット取ればいいと思っていた。完全に油断していた。しかしGW初日で売り切れ。あわてて新幹線に切り替える。片道8500円。みずほの4列シート指定席を買った。が、のちに新幹線すら売り切れたことを知る。岡山でマリンライナーに乗り換える。グリーン車でいい景色を、と思ったが1000円払った割にはたいして景色はよくならなかった。で坂出で乗り換え、丸亀に向かう。というのは丸亀城を観る予定だったからだ。高松行きの切符を買ったのはうどんを考えていたからだが、そうなると丸亀着は20分遅れる。結果的にこの判断が正解だった。つまりこの20分の違いは大きかった。丸亀駅から徒歩15分ほど。街中の丸亀城は中央が小高い丘になっており小さな天守閣がある平山城だ。現存12天守閣の一つ。つまり江戸時代から残っている。堀を渡り城内に入る。がいきなり天守閣を見上げる丘のふもと。つまりこれは本来ずっと大きな城の内部の堀ですね。雨が降ってきて登城を迷うが、決断する。天守閣の丘へは狭い敷地内の急坂を登るしかない。たぶん角度でいうと10度はあるかな?10度というと大したことがないと思われるかもしれないが、これを登るとなると相当です。すぐに息が上がった。しかも上からは地元の人が次々に降りてくる。つまり丸亀の人にとってはこれくらい当たり前ということか。なんとか登り天守閣の前に立つとしょぼい。が200円払って入る。中も狭いので急階段を上る。女性はスカートでは無理だ。上から丸亀の街を見下ろす。があまり余裕がなく、すぐに降りて丸亀駅に向かう。到着時間は目的地への列車の15分前。つまり丸亀駅到着を20分早めたのが効いてきた。目的地の高瀬駅への電車は1時間に一本だ。
高瀬から徒歩で30分、平らな讃岐平野を進むだけ、と思ったら丘の上で会場はあった。グーグルマップの案内通り進んだが、小学校の裏手、あるいは校内を進んでいる感じ。あとでまっとうな道もあることが分かった。グーグルマップは得てして嘘を教えてくれる。運動公園内の高台にサッカー場はある。プログラム販売はなかった。
プリンスリーグ四国 カマタマーレ讃岐−FC今治 三豊市みどりが丘サッカー場 14時30分 人工芝 小雨
讃岐 十八十番 十七八番十五七番 十四二四三番三四 三一
今治 十八九番十三 六番十七 八番 五番四番二番十六 一番
立ち上がり双方ともバックラインで、回し、連動したプレッシングを受けても奪われず繋ぐ。アップでのパス回しは相手に追われても味方を見つけて繋ぐためにあるのだが、それを双方とも正確にやっている。プレッシングも甘くないのに。特に今治3トップのプレッシングをかわす讃岐のバックラインはかなりいい。まず目に付いたのは今治のセンターフォワード9番で、身体のぶつかり合いの多いこのゲームにあってパワー勝ちしているし、ポストプレーではピタッと止め、一瞬の動き出しが非常によく、次にプレーする位置にボールをコントロールするなど、フィジカル、動き出し、技術とも突出している。このプレーは終始続き、ゴールさえ決めればすでにトップチームだろうと思う実力者だった。私の見る限りトップチームに昇格するでしょう。力そのものは若干讃岐が上だと思った。中盤が強力でインサイドの8番15番はコンタクトに強く、またコンタクトの技術そのものもあり、サイドに出したり、トップ脇10番に出したり、運べるストライカー18番に出したりと選択肢が多い。これに対して今治も中盤は攻守の切り替えが早く隙を見せない。技術的には讃岐の8番15番も突っ込めるのだろうが、今治17番6番が常に待ち受けつつ攻め気も失わない。こういう状況では讃岐はアイディアのある10番のひらめきに期待したいが、イマイチ思い切ってアイディアを出してない感じ。今治では9番が上手く呼び込んでシュートチャンスが何度かあったが決めきれず。左ウイング18番もアイディアを見せたが、9番がマークを引き連れているためにスペースがあるだけで、真価は測りかねる。双方とも全員一芸がある上にトータルでも好選手ばかりで楽しい前半だった。
後半も密度の高い内容。讃岐が14番の左コーナーをニアで競って3番が蹴り込み勝利した。
讃岐 31番。コーチングのいいキーパー。パンチングもよかった。今治9番は決められなかったのは彼の存在が大きい。前に出るのを躊躇するシーンも。 34番。右サイドを締めた。抜かれなかったしアップダウンで厚みを加えた。 3番。キャプテンだったか?動じず繋ぐ。ただ今治9番には大苦戦。 24番。左足で綺麗なタテ回転のパス。ロングフィードもいい。左センターバックなら左足ロングフィードが欲しいが完ぺきにできていた。 14番。右利きの左サイドバック。右足フリーキックを蹴る精度だが、流れの中のキックは乱れていた。 15番。キープ力やターンの良さと身体のぶつけ合いで奮闘。 8番。素早く正確な判断とそれを支える技術。そしてぶつかり合い。ファイターで常にアラートだった。ミスらしいミスはなかった。少し前のJのレベルなら昇格間違いなしと判断するレベルだった。 7番。10番と息があっていて飛び出す形やクロスに持っていく形、サイドバックを活かす形を持っている。 17番。右利きだが左足クロスもある。カットインもある。サイドバックとの連携はイマイチ。本来違うポジションなのでは? 10番。ファンタジスタ。トラップに遊び心がある。自ら決めに行く迫力もある。ただもう少し遊び心を前面に出したい。それがチームの強力な武器になる。 18番。何でもできる。ムービングストライカー。引いて受けて運べる。ただ讃岐は中盤があまり飛び出せなかった。万能型だがサイドハーフ向きじゃないと思う。あくまでストライカーの香り。
今治。 1番。前に出てコースを消すのが上手い。パンチもまずまず。Jユースらしく完成度の高いキーパー。 16番。正確なフィードが何度か通った。偽サイドバック適性。 2番。動じない右センターバック。クレバーで運べるとキックもいい。 4番。左足フィード。岡田メソッドを感じさせるクレバーさ。 5番。左足フィードが何回か突き刺さる。今治のバックラインは攻撃の起点になる意識が強い。 8番。ワンボランチ。ハードチャージ。高い守備力に加えて切り替えが早く攻撃の起点というより自ら持ち上がる。自由を与えられているが、その期待に応える判断力と技術がある。彼もトップ昇格あるかもしれない。 17番。8番が上がればさっと下がり、攻守の切り替えも速い。ポジション修正もマメで、チームに絶対欲しいリンクマン。 6番。やはり切り替えが早い。そして彼は決めに来る迫力がある。たぶんレフティーだが、左右どちらも問題ない・ 13番。タテ突破もあるが、切り返し左足クロスが得意な右ウイング。一本ピンポイント左足クロスが9番に通った。 9番。強力なセンターフォワードだが本文で。 18番。典型的な10番タイプだと思った。今治の右は13番頼りだが、左は連動して崩す、その起点になる選手。
選手リスト(スタメンだけ)
讃岐 31瀬戸航輝 060519 14高村恒成 051222 24戸城大輝 061118 3 亀田光貴 050403 17宮本悠良 060811 8 �盒況銚燹。娃僑娃隠娃� 15 松原心 061119 7 土居仁太 051116 18 高嶋瑛大 061118 10 藤本隆之介 050617
今治 1 山��琉煌 060421 2 西原怜央 050613 4 永易柑太 051120 5 荒井海聖 060117 6 高橋思瓜芭 050422 8 馬越晃 050713 9 大槻智也 060322 13 渡部飛駆 060531 16 片山泰尊 061110 17 川井桃太朗 060402 18 下岡翔馬 070625
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