サッカー観戦日記

2020年10月03日(土) 関西リーグ最終節 ラランジャ−和歌山 他、経過

今年の(勿論社会人の)関西リーグは最終節まで大混戦だった。8チーム中、地域チャンピオンズリーグに出場するには2位以内が絶対条件だが、最終節前の時点で6チームまで可能性がある。そしてフットボールにおける最終節の絶対の掟、同時キックオフの為、各地の速報をツイッターでチェックしながらの観戦となった。目の前のゲームも見ながら絶えず他会場もチェック。極めて負担が大きい。わたしの観戦スタイルとして高校生や大学生優先というのがあるので、この時期に行われる関西リーグ最終節観戦は初めてだ。関西学生リーグは最終節同時キックオフではない。そういうわけで不慣れで負担が大きく、フォーメーションのメモは早々に断念した。


関西リーグ1部 キックオフ前順位
順位 クラブ名 勝ち点 勝ち 分け 負け 得点 失点 得失点差
1位 TIAMO枚方 12 3 3 0 12 4 8
2位 Cennto Cuore  10 3 1 2 9 5 4
3位 AS.Laranja   10 3 1 2 10 7 3
4位 おこしやす京都 10 3 1 2 9 9 0
5位 関大FC2008 8 2 2 2 6 8 -2
6位 アルテリーヴォ和歌山8 2 2 2 7 11 -4
7位 ポルベニル飛鳥 5 1 2 3 5 6 -1
8位 レイジェンド滋賀2 0 2 4 1 9 -8



堺S16のラランジャ対和歌山を観戦。隣りのS15では関大FC対レイジェンド滋賀を行っている。隣りのピッチで試合をすると経過が丸わかりだから当の選手はやりにくいだろう。ほかのカードはTIAMO枚方対おこしやす京都、チェントクオーレ対ポルベニル飛鳥である。




★17分、ラランジャ7番が左カットインからコントロールシュートを右上に決めて1−0。22分、ラランジャ、右クロスを14番ダイビングヘッドで2−0。さらに28分、和歌山キーパーが右にスローもあっさり奪われ「何やってんだ、アイツ」とキレて、スルーパスが7番に通り1対1を沈めラランジャ3−0と和歌山を大量リード。

この時点で 
1位 TIAMO枚方  勝ち点13 得失点差8
2位 ラランジャ    勝ち点13 得失点差6
3位 チェントクオーレ 勝ち点11 得失点差4

となる。スコア動いてないピッチは勝ち点を1ずつ足した。





以降、


★おこしやす京都 41分 ポルベニル飛鳥 41分
TIAMO枚方0−1おこしやす京都 ポルベニル飛鳥1−0チェントクオーレHARIMA
この時点で
1位 ラランジャ   勝ち点13 得失点差6
2位 おこしやす京都 勝ち点13 得失点差1
3位 TIAMO枚方 勝ち点12 得失点差7

おこしやすが二位以内に顔を出し、チェントクオーレが突き落とされた。




★チェントクオーレ 45+1分
ポルベニル飛鳥1−1チェントクオーレHARIMA
この時点で
1位 ラランジャ   勝ち点13 得失点差6
2位 おこしやす京都 勝ち点13 得失点差1
3位 TIAMO枚方 勝ち点12 得失点差7

チェントクオーレの追撃で可能性が出てきた。




★おこしやす京都 57分 和歌山57分・59分
TIAMO枚方0−2おこしやす京都 ラランジャ3−2アルテリーヴォ和歌山

和歌山は57分、今期で引退する��久保のポストから左の8番、59分は��久保が自ら決めて追撃。逆転すれば可能性もなくはない。

この時点で
1位 ラランジャ   勝ち点13 得失点差4
2位 おこしやす京都 勝ち点13 得失点差2
3位 TIAMO枚方 勝ち点12 得失点差6

おこしやす京都はやれることはやっている。人事を尽くして天命を待つ形だ。




★TIAMO枚方 71分
TIAMO枚方1−2おこしやす京都

勝ち点を取らねばならないTIAMO枚方が後半半ばに貴重な追撃ゴール。

この時点で
1位 ラランジャ   勝ち点13 得失点差4
2位 おこしやす京都 勝ち点13 得失点差1
3位 TIAMO枚方 勝ち点12 得失点差7




●チェントクオーレ 79分
ポルベニル飛鳥1−2チェントクオーレHARIMA

チェントクオーレが逆転で勝ち点を3に積み上げた形。こうなると前節までのアドバンテージが活きて一気に首位に。

この時点で
1位 チェントクオーレ 勝ち点13 得失点差5
2位 ラランジャ    勝ち点13 得失点差4
3位 おこしやす京都  勝ち点13 得失点差1



そしてクライマックス。アディショナルタイムの劇的展開だ。

●TIAMO枚方 90+1分 ラランジャ 90+4分
TIAMO枚方2−2おこしやす京都 ラランジャ4−2和歌山

TIAMO枚方はアディショナルタイムに追いつかなければ終わりだったが、劇的同点ゴール。この時点でチェントクオーレが2位だ。アディショナルタイムでの和歌山・久保のラフプレーでの1発退場から、ラランジャの猛攻を受け、PKになり、ラランジャ止め。これでラランジャはチェントクオーレと得失点差まで並ぶが総得点で上回り、2位に入る。

この結果

1位 TIAMO枚方  勝ち点13 得失点差8
2位 ラランジャ    勝ち点13 得失点差5 総得点14
3位 チェントクオーレ 勝ち点13 得失点差5 総得点11

となり、上位2位はいずれもアディショナルタイムでのゴールで地域チャンピオンズリーグに食い込むことに。ラランジャが大喜び。2位に入った歓びと思ったら、優勝と勘違いしての喜びだったらしい。JFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグの出場枠は9地域優勝チームプラス輪番枠といって、今年の場合、関東・関西・九州の順に与えられる。2位の場合、ほかにJFL昇格意志も問われるが、ラランジャには昇格意志があるので、地域チャンピオンズリーグ出場決定だ。



最終順位表

関西リーグ1部
順位 クラブ名 勝ち点 勝ち 分け 負け 得点 失点 得失点差
1位 TIAMO枚方 13 3 4 0 14 6 8
2位 AS.Laranja 13 4 1 2 14 9 5
3位 Cennto Cuore  13 4 1 2 11 6 5
4位 おこしやす京都 11 3 2 2 11 11 0
5位 関大FC2008 11 3 2 2 8 8 0
6位 アルテリーヴォ和歌山8 2 2 3 9 15 -6
7位 ポルベニル飛鳥 5 1 2 4 6 8 -2
8位 レイジェンド滋賀2 0 2 5 1 11 -10



となった。




とにかく消耗した。心臓に悪かった。繰り返し。関西学生リーグ最終節は12チーム6試合同時キックオフではない。プリンスリーグ関西最終節は10チーム5試合同時キックオフだが、この時期高校選手権府県大会が終わり、秋は忙しいこともあって、燃え尽きていてプリンスリーグ最終節は観られる状態ではないことが多い。そもそも年間18試合でここまでの混戦にはなりにくい。またスーパープリンスリーグは今季の後期だけのリーグはプレミアリーグ昇格も、逆に降格も何も懸かっていない。学校部活も多いし、しかもJユースもコンディション不良が多い。そういうわけでシーズンを通した真剣勝負感が少ない。だからこれだけ死線のリーグ戦となると、15年くらい前だったか、関西学生リーグ最終節第2試合で、片方は勝てば優勝だが、引き分けで優勝を逃し、もう一方は勝てばインカレだが引き分けでインカレを逃す、というシチュエーション以来だ。このスリルこそがリーグ戦最終節の醍醐味だ。


 < 過去  INDEX  未来 >


T.K. [MAIL]