2020年07月19日(日) |
高校総体奈良代替大会 大和広陵−奈良学園登美ヶ丘 |
新型コロナウィルス禍で、全国高校総体が中止され、そのため県大会も中止された。しかし総体で引退する高校3年生も多いので、その代替大会を開催する県も多い。奈良県もその一つで、ほぼ同レベルのチームを集めてブロックリーグ制で行う。クラブチームのディアブロッサ高田も参加する。で、そのブロックの一つに足を運ぶ。第1試合は大和広陵対奈良学園登美ヶ丘だ。大和広陵は全国経験校の広陵が統廃合して出来た高校だ。2部リーグに所属している。ほかは3部リーグだ。
フットボールセンター9時キックオフなので高槻を6時過ぎに出る。最寄りの石見駅から徒歩30分ほど。33度という気温以上に奈良盆地は暑い。日焼け止めを塗り、傘を使い、水を浴び、制汗剤をつけ、と暑さ対策を行い、濡れタオルを首に巻く。濡れタオルというのは見るからにダサいが、合理的な方法ではある。
大和広陵 奈良学園登美ヶ丘 −−−十三−−十番−−− −−−十番−−十一−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− −−六番−九番−八番−− 九番−六番−−七番−十三 四番五番−三番−二十二番 十五−四番−−二番−五番 −−−−−二一−−−−− −−−−−一番−−−−−
大和広陵は5−3−2でガッチリ守り大きく蹴るチーム。相手の奈良学園登美ヶ丘は4−4−2だがやはり蹴るチーム。序盤、奈良学園登美ヶ丘が大きく右に展開し右ハーフ13番がカットインからシュートは左ポストを叩く。大和広陵も大きな展開からグラウンダー右クロスをニアでスルーし10番が叩き込み先制。さらにスローインから蹴り込んで追加点があったらしいが記憶にない。ピッチは離れてないが、保護者も見てなかったと語っていたし、私の集中力低下だけではないだろう。前半2−0で終了。
後半、奈良学園登美ヶ丘の攻勢が強まり、そして右クロスに大外で左ハーフ9番がワントラップから蹴り込み2−1へ。5バックなのになぜ空いていたかは分からない。以降攻め立てるが追撃ならず、大和広陵が逃げ切った。
赤いユニフォームの大和広陵はミドルパスの精度で優った。あと守備から入る慎重なゲーム運びも良かった。奈良学園登美ヶ丘が右で仕掛けて左で仕留めるチームだが、左の9番も仕掛けられる。ただ左足クロスが無いので、タテへの仕掛けも効率的ではなかった。あとハーフタイムでボランチに入った14番が捌けて攻撃の圧が上がった。6番がセカンドトップに上がり、脅威になった。両サイドハーフも良かった。しかし守備が脆かった。バックラインで繋げないから、14番にボールが集まらなかった。大和広陵が猫だましを見せるなど小細工を用いた。こういう小細工を用いるあたり、勝ちへの拘りが良く分かる。
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