一応。決勝リーグ4チームのうち上位2チームがJFLに昇格する。そして第1戦でMIYAZAKIに勝っている鈴鹿はこのゲームに勝てば2日目にして昇格が決まる。その場合刈谷は極めて厳しくなる。つまり初戦刈谷は松江と引き分けている。松江の第2試合は戦力的に落ちるとみられる、というか一次リーグで観ているので全く同感だが、MIYAZAKI相手なので勝利が予想される。そうなると松江の第3戦は既に昇格が決まった鈴鹿になり、勝算が高まる。そうなると刈谷としてはMIYAZAKIに勝とうがどうにもならない。そういうわけで、刈谷は決して負けが許されないゲームだ。刈谷は刈谷市のチームらしく赤襷のユニフォーム。清水の青や、浦和の赤など、タウンカラーのある街って素敵だ。清水は「清」という字に「青」があること、そして清水FCのカラーだったからだろうが、浦和の赤は謎だ。浦和サッカーの元祖と言われる師範学校が赤だったのだろうか?
地域チャンピオンズリーグ 決勝リーグ
FC刈谷−鈴鹿アンリミテッド
11月23日 10時45分 市原臨海陸 ピッチ良 晴
刈谷 鈴鹿
−−−中野裕−藤本−−− −−−藤沢−−エフ−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
河野−沖山−内田−中野翔 堀河−和田−−藤田−泉−
菅原−佐々木−水木−長野 芦田−木鈴−−藤井−中村
−−−−−藤沢−−−−− −−−−−月成−−−−−
FC刈谷 監督:ビラ・ヴェイガ
GK 1 藤沢純也 91/10/28 184/74 アスルクラロ沼津
DF 2 長野祐太 93/02/08 165/59 神奈川大学
17 佐々木宏樹 93/07/17 180/70 藤枝MYFC
26 菅原渉 90/09/11 175/70 FC大阪
MF 4 藤本陽平 91/02/11 171/63 ヴェルスパ大分
5 河野圭吾 91/10/07 178/70 FC大阪
6 水木将人 91/11/03 181/75 ラインメール青森
8 中野翔太 90/04/14 175/65 サウルコス福井
15 内田悟 92/12/19 170/70 tonan前橋
16 沖山正信 95/09/12 180/68 新潟経営大学
FW 7 中野裕太 89/08/30 181/72 FCガンジュ岩手
GK 21 沖野泰斗 94/02/24 188/86 東京武蔵野シティFC
DF 3 酒井隆也 92/05/03 180/73 松江シティFC
MF 10 坂本樹是 93/03/18 171/63 京都産業大学
13 今部勇太 96/06/19 164/56 ブリオベッカ浦安
18 浜田康寿 92/06/06 177/67 常葉大学
27 富田峻介 95/10/11 179/73 新潟経営大学
FW 23 西原樹 95/01/18 164/60 ヴェルスパ大分
鈴鹿アンリミテッド 監督:辛島啓珠
GK 17 月成大輝 181/75 93/10/03 吉備国際大
DF 3 藤井竜 183/70 88/10/15 FC刈谷
4 キローラン木鈴 185/79 92/04/07 ヒラル・ベルクハイム/ドイツ
15 中村俊貴 182/78 93/05/17 ザスパクサツ群馬
22 芦田成利 180/65 93/11/16 立命大
MF 6 藤田浩平 177/70 89/06/19 カマタマーレ讃岐
10 堀河俊大 168/62 89/05/28 カマタマーレ讃岐
11 泉宗太郎 170/63 92/08/05 Y.S.C.C.横浜
25 和田篤紀 178/66 93/02/09 ソウル・イーランドFC/大韓民国
FW 7 エフライン・リンタロウ 186/78 91/07/23 ラインメール青森
9 藤沢ネット 184/81 95/01/24 FC岐阜SECOND
GK 1 曵地裕哉 192/84 90/09/02 愛媛FC
DF 2 原広樹 175/65 91/05/04 Criacao(クリアソン)
13 藏川洋平 173/73 77/08/10 ロアッソ熊本
34 野口遼太 181/72 86/06/24 ヴィアティン三重
8 小西洋平 170/66 93/11/04 中京大
28 小澤司 162/60 88/05/08 ヴィアティン三重
FW 26 フェレイラ・パブロ・ヤン 176/76 94/08/30 ロアッソ熊本
体格データは参考までに。同じ東海リーグで優勝を争ったとは思えないくらいパワーで鈴鹿が上回り、デュエルでことごとく勝つ。特に2トップと2センターバックは圧勝である。中盤も差があり、これでは刈谷は極めて厳しい。��藤沢と�Д┘侫薀ぅ鵑離櫂好函↓�泉のドリブルやエフラインのカウンター、㉕和田の捌き、��堀河のタメから㉒芦田の左クロス、��中村の潰れるまで走る姿勢など、戦力差は如何ともしがたい。刈谷は東海2位で全社枠での出場だが、一次リーグで同じブロックに入ったのが十勝、弘前、高知とやや相手に恵まれて、一番の強敵と見なされた高知は初戦で早々に退場者を出して落として脱落したので、幸運もあって勝ち上がってきたのかと思った。そして高さで大きく劣る刈谷がコーナーをゾーンで守るにもどうかと思った。ゾーンは合理的な守備方法だが、一定の高さが揃って機能するのであって高さに差があってはリスクが高い。9分、鈴鹿、��堀河の右コーナーキックにニア密集で�F0罎�ヘッド、決まって0−1。24分には正面フリーキック��泉にキックは正面。鈴鹿の右は��泉の突破力に加え、無駄走りをサボらない��中村のフォローで攻略している。中村は仕事の質よりも量というタイプのサイドバック。31分には鈴鹿、ひだりくろすのこぼれを㉕和田ミドル、上に外れる。決定機。36分、鈴鹿コーナーキックを跳ね返し、刈谷カウンター、�てK椶留Ε轡紂璽箸榔�上に外れる。38分、鈴鹿カウンター、��藤沢シュートは辛うじてブロック、さらに�Д┘侫薀ぅ麁佑湛�むもやはりギリギリブロック。決定機。41分、鈴鹿㉕和田に警告。ラフ。前半は0−1で終了。なぜ1点で済んだのか分からないくらいの鈴鹿ペース。
ハーフタイムで刈谷�ゲ鰐遏↓芦�山アウト。��今部、㉓西原イン。開始早々鈴鹿�F0罎坊拗陝�これもラフ。56分(後半11分)㉒芦田のフリー左クロスを�Д┘侫薀ぅ鵑�ワントラップ左足ハーフボレーを突きさし、0−2。63分、刈谷㉖菅原→�寡妖帖�左サイドは消耗させられていた。鈴鹿��堀河→�┥�西。怪我じゃない。温存交代か。とにかく刈谷の両サイドの消耗が激しく、一方で鈴鹿が遊び心溢れるプレーを見せるが最後ずれたりしてシュート数が減る。まさかのスルーかと思ったら、後ろに誰も走り込んでいなかったり。72分、刈谷��中野翔→㉗冨田。刈谷��内田→��坂本。85分刈谷�てK椶虜献侫蝓璽�ックを��中野裕が決めて1−2。鈴鹿は��泉にも警告が出るが逃げ切って、1−2で鈴鹿が勝利。JFL昇格を決めた。順当な勝利としか言えない。
体格はJFLでも問題ない。技術面だがこれも華麗なパスワークがあった。おそらく残留争いはしないのではないか?刈谷はどう見ても厳しかったが1点差負けだし、勝負強さが売りなのかな?
公式記録
地域チャンピオンズリーグ 第2戦
松江シティFC−J.FC MIYAZAKI
11月23日 13時30分 市原臨海 ピッチ良 晴
松江 宮崎
−−−酒井−−−−−−− −−−渡辺−−−−−−−
−−−−−−−磯江−−− −−−−−−−黒津−−−
西村−長谷−−宮内−田平 小笠原−小松−橘木−高瀬
平林−長谷川−下村−筒井 本玉−キム−−チェ−徳重
−−−−−船川−−−−− −−−−−渡邊−−−−−
松江シティFC 監督:田中孝二
GK 21 船川航司朗 94/02/24 180/76 V・ファーレン長崎
DF 3 下村尚文 90/12/26 180/72 デッツォーラ島根
5 長谷川翔平 93/03/01 178/70 SVトンダッハ・グラインシュテッテン/オーストリア
13 筒井俊 91/03/20 172/70 レノファ山口FC
29 平林卓也 92/06/04 173/64 デッツォーラ島根
MF 8 宮内寛斗 98/01/23 170/60 Y.S.C.C.横浜
14 長谷優 94/06/05 174/65 大阪体育大
20 磯江太勢 97/04/19 168/64 ガイナーレ鳥取
31 田平謙 89/01/01 165/66 デッツォーラ島根
FW 9 西村光司 91/06/29 175/69 ラインメール青森
19 酒井達磨 96/03/21 177/72 徳山大
GK 1 守山健二 91/06/21 182/71 奈良クラブ
DF 4 種市真太 88/12/01 180/74 ラインメール青森
MF 17 出口稔規 93/01/05 168/61 環太平洋大
24 赤尾凌 93/07/12 175/64 ジョイフル本田つくばFC
25 赤尾俊 93/07/12 174/65 アルティスタ東御
FW 7 岡本秀雄 83/12/26 169/62 アミティエSC京都
18 相馬将夏 92/07/10 176/68 ブリオベッカ浦安
J.FC MIYAZAKI 監督:与那城ジョージ
GK 1 渡邊敬人 183/70 95/08/02 埼玉工業大
DF 3 チェ・ボンウォン 183/80 94/05/16 FCスロヴァン・リベレツ(チェコ)
4 キム・ミンギ 186/81 94/06/09 ハンラ大学校/大韓民国
15 本玉林平 180/68 93/03/30 エベイユFC
17 徳重翔大 173/65 89/04/04 MSU F.C
23 小松峻輔 173/65 95/07/02 中京大
MF 6 橘木勇弥 173/65 95/05/01 佐賀大
7 高瀬廉 172/65 93/06/21 福岡大
19 小笠原賢聖 172/65 95/03/26 Y.S.C.C.横浜
FW 20 渡辺正嗣 180/75 84/09/10 テゲバジャーロ宮崎
34 黒津勝 180/69 82/08/20 ガイナーレ鳥取
GK 35 橋本辰哉 183/69 97/08/01 ブリオベッカ浦安
DF 2 重富朝登 180/70 86/11/12 延岡市SC
5 松本文哉 175/68 96/10/08 桃山学院大
MF 10 佐野裕哉 174/67 82/04/22 FCマルヤス岡崎
18 大槻佳記 172/65 91/07/05 FKルダル・プリェヴリャ/モンテネグロ
FW 11 無津呂武瑠 172/65 94/06/24 九州産業大
13 白坂拓也 179/66 92/11/16 福岡大
MIYAZAKIは以下宮崎と表記する。J.FC MIYAZAKIとは、ジュニアフットボールクラブではなく、JUMPとかJリーグへ、とかいう意味らしい。
松江のGK船川はアミーゴス鹿児島ユース所属の高校3年生時にFC鹿児島のGKの2種登録として正GKを奪い、天皇杯で活躍し、PKもとめた。この試合の後J2昇格を決めた鹿児島が呼び戻さないのだろうか?松江は昨年の全社で観た限り局面で激しく当たるハードワークが売りのチームだが、今年は�┻榮發�小柄ながら俊敏な技巧派で変化をつける。ただし相手の宮崎も要注意人物として徹底マーク、激しく潰す。しかし宮内の一歩も引かない。�骸魄罎録搬里鯆イ蠅弔槌瑤喀个擦謄侫�ニッシャーとしても優れ、宮内とのホットラインが鍵だ。��西村は仕掛けてチャンスを作れる成熟したアタッカー。これに対し劣勢が予想される宮崎はキャプテン��佐野裕哉にスタメン起用を断念するも、同様に走れない元川崎のスーパーサブだった㉞黒津を起用。一発に賭ける。
試合は序盤から松江ペース。しかし宮崎もカウンターから形は作る。10分には宮崎が30mFK、これは㉞黒津の左足に賭けるのみ。もちろん決まらず。24分、松江、左CKでこれまでとキッカー��西村から代え、レフティーの㉙平林が蹴り、�骸魄罎�中でヘッド、右に流れ�2実爾�蹴り込み大きな先制点。1−0。44分には放り込みこぼれを��西村が持ち込んで決めて2−0。大きく勝利を手繰り寄せる。
ハーフタイムで宮崎�Φ面抬Ч眄ア���無津呂、�佳臘丱ぅ鵝�しかし後半一気に松江の流れが来る。大きく回し連動したパス回しで崩してシュートチャンスまで持っていくが撃たなかったり大きく外したり。そして58分(後半13分)�骸魄罌��Р�本。どう見てもエースストライカーだと思うのだが、第3戦に向けて温存交代か?宮崎も�甘亙妁��⊇塗戞�62分、松江�┻榮發留Δ留圓て庸砲鯏櫃掘↓�本玉に警告。19分、宮崎、正面27mFK、㉞黒津の左足は壁に当たり、こぼれを�佳臘个�左へ、㉓小松が左45度デルピエロゾーンから鮮やかに巻くシュートを右上隅に決めるスーパーゴールで2−1。走れないながらも㉞黒津の一発の怖さとスーパーゴールが重なり反撃した。75分、宮崎�佳臘个�ラフで警告。そして76分、度重なるファウルを受けてきた松江�┻榮發�異議で警告。明らかに狙われているのだから、主審には守ってほしいという気持ちからか?宮崎は��佐野裕哉を出して一発のパスに賭ける選択肢もあったと思うが、CB二人を前線に上げてパワープレー開始。松江もチャンスを外しまくっているうちに、心理的に守勢になってしまっている。80分、松江、��長谷→�噂亳�。81分、宮崎��本玉→�ゾ硝棔�たぶん公式記録のシュート数は大きく外したのカウントされてないと思う。宮崎はパワープレーで高さでは勝つがいいボールが入らず、シュートチャンスにならず、逆に��西村に決定的なシュートを許す。ロスタイムに宮崎�馨�笠原→��白坂を入れるがチャンスは実らず、松江が逃げ切り大きな勝利を挙げた。
この結果第3戦で松江は既に昇格を決めた鈴鹿から引き分け以上でJFL昇格という絶妙な状況となり、そして結果的に最終戦、見事に勝利して島根県勢初のJFL昇格を決めた。
昇格を争った刈谷とは対戦順の運があったとはいえ、(未確認だが)今期の松江は18戦全勝の中国リーグを含め1敗(天皇杯本大会)しかしておらず、引き分けすら地域チャンピオンズリーグの刈谷戦だけで、昇格にふさわしいチームだったといえるだろう。ハードワーク出来、鮮やかなパスワークもある。全社も優勝した。地域チャンピオンズリーグも逆転優勝。完璧な1年だったのではないか?田中孝二監督のもと3年間で見事なチームを作った。強かった。
観客552人。地元VONDS市原の出場した昨年の3千人には遠く及ばないが、このマニアックで熱い大会の魅力に気づいた人がこれだけいるということだ。極めてマッドなファンがこれだけはいるということ。素晴らしい。
公式記録