高等専門学校、通称高専がどういうものか分からない人もいると思うので一応解説を。ロボットコンテストで知っている人もいると思うが、中学卒業後の進路の一つで、主に技術・工学系の専門技能者を育てる主に5年生の学校で、多くが国立で偏差値も高く就職率はほぼ100パーセントになっている。大学に編入することもできる。競技力も高い。勉強ができるとスポーツはダメという、ある意味バランス論というか、学歴コンプレックスみたいな人もいるが、そんなことはない。先天的能力にバランス論的なものはなく。ただ人間時間は平等だから、勉強をしっかりしたうえで、1日5時間もスポーツをやる暇がないだけで、サッカーなら練習時間も限られているし、両立できる。高専サッカー界最強チームの一つ、三重の近大高専は3年生までしか出られない高校サッカーの大会で既に県内上位で全国を目指せるところまで来ている。そして高専大会は、4、5年生主体だから間違いなく三重県内高校サッカーよりもレベルが高い。
さて高専サッカーにおける最強チームは鹿児島高専である。最多優勝で毎回優勝候補に入る。
全国高専選手権
鹿児島工業高専−阿南工業高専
8月20日 9時30分 愛鷹多目的 ピッチ良 曇
鹿児島高専 阿南工業高専
−−−児玉−−藤井−−− −−−−−永島−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−後藤−−−−−
−荻−小倉−−浅谷−大里 ラフ−吉川−−中谷−岩朝
竹之下−神田−西久保黒石 倉橋−金森−−吉木−矢野
−−−−−誰々−−−−− −−−−−大館−−−−−
鹿児島高専 監督:北薗裕一
GK ?
DF 8 黒石悠斗 5年 171 56
6 西久保頼孝 4年 174 67
2 神田将吾 5年 175 65
12 竹之下匠 5年 167 60
MF 9 大里雅也 4年 174 67
10 浅谷亮介 4年 180 63
14 小倉大地 3年 165 55
19 荻傑 5年 165 56
FW 7 藤井勝秀 5年 163 58
11 児玉喜久 5年 173 65
阿南高専 監督:生田智敬
GK 1 大館雅輝 5年 175 65
DF 4 矢野聖也 4年 178 59
7 吉木友紀 5年 168 60
2 金森陸 3年 176 68
5 倉橋将太 3年 170 63
MF 9 岩朝紘希 5年 180 62
10 中谷泰星 5年 166 58
15 吉川寛人 3年 170 58
11 ラフォンテーヌ瑠佳 4年 167 52
FW 8 後藤拓巳 5年 176 58
14 永島穂高 4年 166 53
双方パスを繋ぐサッカーを見せるが、鹿児島高専は高速のダイレクトパスと大きな展開があり、次第に阿南高専がタテに速いカウンター主体となる。8分、鹿児島高専、��藤井のカットから左の�害�がループ。1−0。鹿児島高専は��藤井がトラップからスムーズに前を向くドリブラーでエース。��児玉はスぺースに流れるタイミングに優れたポストプレーヤ―。��浅谷は足元キープに優れたテクニシャンで比較的古典的プレーメーカー。阿南高専では��永島が快速で常に裏を狙っている。13分、阿南高専、シュートが偶発的ハンドを誘いPK。これを�┯綟�が左上に決めて1−1。しかしその後も鹿児島高専ぺースが続き、高速パスワークに阿南高専が振り回される。37分、��児玉が左スぺースに流れマイナスに出し、��西久保?がミドルを決めて2−1。
後半に入り選手交代を織り交ぜてスタミナ温存を図りつつも徐々に流動性は失われて行き、鹿児島高専も足元パスが増えるが支配は続き、決定機を何本も奪い、56分(後半16分)、��浅谷の右CKにこぼれを��児玉がボレーで右隅に突き刺し3−1。その後も後半だけでシュート13本の猛攻がつづき、鹿児島高専が完勝した。間違いなく観る価値のあるチームです。鹿児島高専に限れば高校選手権全国大会回戦よりはレベルが上でしょう。
全国高専選手権
松江工業高専−長岡工業高専
8月20日 12時 愛鷹多目的 ピッチ良 曇
松江高専 長岡高専
−−−−沼−−金山−−− −−−堀川−−田代−−−
−−−−−岡崎−−−−− −−−−−−−−−−−−
−池田−−犬山−−浜田− 相場−山村−−小林−寺尾
宮廻−三島−−南波−田中 与田−渡邊−−高頭−大谷
−−−−−浜浦−−−−− −−−−−横山−−−−−
松江高専 監督:一箭フェルナンドヒロシ
GK 15 浜浦裕晃 4年 177 65
DF 2 田中晶典 5年 178 62
3 南波敬和 4年 172 60
4 三島諒亮 5年 178 60
6 宮廻望都 3年 168 63
MF 10 犬山裕太 5年 175 62
5 浜田雄飛 5年 177 64
17 池田和生 4年 168 62
7 岡崎祐輝 5年 174 60
FW 14 金山宣史 5年 178 64
11 沼楓季 3年 171 58
長岡高専 監督:村上祐貴
GK 20 横山和輝 4年 187 67
DF 13 大谷龍司 5年 165 50
3 高頭拓也 3年 171 60
4 渡邊隼平 4年 171 55
5 与田誠士 3年 165 51
MF 8 寺尾皐 3年 147 35
10 小林瑞樹 5年 168 55
16 山村隼大 2年 174 59
7 相場啓佑 4年 160 54
FW 9 田代陸 2年 163 55
11 堀川亮汰 4年 180 65
開始過ぎから両者激しい当たり合いである。松江高専はダイヤモンド型に組んだ中盤がインサイドで潰しにかかり、長岡高専をサイドに追いやりつつ、中で支配にかかる。�ド妖弔呂覆�なかの好選手で激しい当たりとボディバランス、キープ力と思い切りの良さと素晴らしいものを持っている。�せ暗腓�バックラインの要。長岡高専のポストプレーヤ―��堀川をよく抑える。��犬山はミスの少ないボランチ。�Р�崎は技術が高く飛び出しにも優れ、現代的なトップ下。中盤の能力でやや松江高専が上だと思いました。対する長岡高専はバックラインを極端に押し上げるスタイルでプレスをかけつづける。そしてキーパー�寛�山は只者ではない。ノイアーに例えられるキーパーは増えてきたが、快足を飛ばしてぺナから飛び出し、裏へのボールをカバー。高さも抜群でしかもシュートへの反応も素晴らしい。もし高校生だったらプロへチャレンジしてほしいところだ。無論高専だから人生設計あっての進路だし、プロをお勧めしないが。バックラインはやや不安定で何度か裏を取られるし、中盤もプレスをかわされるなど、差は感じた。��小林は気の利いたプレーが出来ていい選手。攻撃はショートカウンターのみ。さて後半10分、松江高専、左クロスのこぼれを�Р�崎が左足ミドルで叩き込む。右上隅。GK�寛�山の反応も素晴らしかったがどうにもならない。57分には裏に抜けた�Р�崎がGK�寛�山の脇を抜き2−0とする。その後も横山はスーパーセーブを連発するが、耐えるので精一杯。78分、松江高専DFのクリアミスを奪い、長岡高専のエース��堀川が難なく決めるがそこまで。2−1で松江高専が勝利した。