サッカー観戦日記

2016年05月14日(土) サンライズリーグ 京都−G門真 リップエース−C大阪

サンライズリーグ
京都サンガF.C.U−15−ガンバ大阪門真ジュニアユース
5月14日 下鳥羽球技場 11時 人工芝 晴

京都           G大阪門真
−−−−−五番−−−−− −−−−−十五−−−−−
十番−二五−−七番−十九 十一−九番−−八番−十四
−−−−−八番−−−−− −−−−−十番−−−−−
六番−三番−−四番−十八 二番−五番−−四番−七番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

参考までにプレミアカップのプログラムから。正誤は不確か。

GK  1 眞下翔 DF 18 木谷由亮 4 井上航希 3 前多駿佑 6 鈴木惣一朗 MF 8 田中慶吾 19 川島功奨 7 山田楓喜 25 西川聖都 10 久保成世 FW 5 木村歩夢

京都は7番がいい選手だということがすぐに分かる。いい加速からのドリブル、思い切った勝負パス、自らフィニッシュを狙う姿勢。順調に伸びればプロに一番近い選手だ。8番はパスカットが多く確実に捌ける選手。10番はタメを作り、19番は快速。25番はミスも多いが思い切りがある。一方でCB陣は高いがビルドアップでミスが目立ち、両サイドに開いて、落ちてきた8番のビルドアップに頼りすぎる。G大阪門真は10番の攻守にわたるクレバーさと確実な技術、5番の左足フィード、15番の精力的なフォアチェックなど、個々の能力では京都に劣るが、チーム力としては大差ないことが分かる。序盤、G大阪門真はFKから10番が面白いキックを見せる。双方フォアチェックの意識が高く、ロングフィードを繰り出せないので、確実に繋ごうとするが攻撃が遅い。24分、京都、右CK、7番の左足に4番がドンピシャヘッドで1−0。その後も5番の身体能力を活かした強シュートや7番の打開力で京都が攻める一方、G大阪門真も8番の思い切ったプレーや15番の裏狙いなどで前半は1−0で終了する。

後半はいきなりG大阪門真10番のバー直撃弾で始まり、42分(後半2分)、G大阪門真、10番の右CKに9番ヘッドで合わせ1−1。更に45分、G大阪門真、右CKからの攻め直しを14番流し込む。1−2。57分、京都7番の右CKに4番ヘッドはバー、攻め直しを放り込み、4番合わせるが左ポスト、さらにロングシュートも左ポストを叩く。76分には京都7番のミドルが右ポストを叩く。枠に当たってばかりだが、特に京都が優勢なわけではなく、シュート精度が高かっただけで、全体的には互角のまま推移し、結局京都1−2G大阪門真で終了する。

個人能力では明らかに京都が上で、G大阪門真はイマイチパンチが足りなかったが、組織力で良く戦った。ユースに昇格できるかはともかく、高校サッカーで活躍が期待できる選手は多い。サイドハーフは限界まで走る闘志があったし、10番を筆頭にインサイドは強力だった。




サンライズリーグ
RIP ACE−セレッソ大阪U−15
5月14日 下鳥羽球技場 13時15分 人工芝 晴

RIP          C大阪
−−−二十−−九九−−− −−−二十−−九番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
七七−六六−−二十−十番 七番−十番−−六番−十四
三三−二番−−二二−五番 五番−四番−−三番−二九
−−−−−十八−−−−− −−−−−一番−−−−−

プレミアカッププログラムから参考までに。正誤は不確か。
GK 
1 浅野太郎 DF 29 松尾大希 3 斎藤仁 4 西尾隆矢 5 下川太陽
MF 14 前田龍大 6 土浦直瑠 10 松本凪生 7 近藤蔵波 FW 9 近藤吹雪 20 プログラムに記載なし


リップエースは派手なユニに派手な背番号、11の倍数の多いレギュラー番号でテクニカルなサッカーをする特徴的だがなかなか勝てないクラブである。しかしここがサンライズリーグにいるということは、底知れないポテンシャルを秘めている、ということでもある。C大阪はCB陣が抜群に高く、しかししばしば目測を誤りヘッドの落下点に上手くはいれない。視認能力ってこれから上がるんだろうか?6番は確実な捌きを見せ、9番パワフルで、10番は上がり目から決定的なパスを出す。20番はいい仕掛けを見せる。リップエースは押され気味ながらも77番の正確なキックや20番の突っ込んでいく迫力、CBも細かいことは考えずにドリブルで運ぶなど、相変わらず大胆なサッカーである。17分には左CKから大外で5番がフリーヘッドを放つなど、いいシーンも作る。C大阪は5番が左足精度が高く、セットプレーでは脅威。そして38分、C大阪、5番が左で1対1、タテに突破して左クロスを9番スライディングシュート、決まって0−1。
しかし後半はリップエースも盛り返す。6分、99番が仕掛けて77番が左フリーシュート。しかしすぐC大阪も守備意識が高くなり、シュート数の少ないゲームとなる。後半給水タイムまで0−1。65分、リップエース、クイックリスタートから左フリーの88番流し込み1−1に追いつく。1時間に一本のバスの時間から後半33分で会場を後にするが、最終スコアは2−2だった。攻撃的なリップエースと守備的なC大阪という後半だったが、双方バランスのとれた好チームだった。


 < 過去  INDEX  未来 >


T.K. [MAIL]