| 2016年03月19日(土) |
大垣フェスティバル 各務原−アカ福 筑陽−淞南 |
大垣フェスティバル(第24回全国高校サッカー選抜大垣大会) 各務原高校−JFAアカデミー福島 13時30分 長良川球技メドウ ピッチ不良 晴
早朝までの雨の為 ピッチ状態は悪くクレーに近い感覚でボールが走らない。
各務原 アカ福 −−−−−十四−−−−− −十一−−六番−−十番− 十一−十七−−七番−十八 −−−十四−−十七−−− −−−−−十六−−−−− −−−−−八番−−−−− 九番−三番−−四番−五番 十五−四番−−七番−二番 −−−−−十二−−−−− −−−−−十二−−−−−
アカ福 2番:ツバサ、7番:ワカバ、4番リョースケ(上野揺介?)、15番:タク、8番:ハヤト(清水颯人?)、17番:レオ(山原怜音?)、14番:リョウ、10番:エイシン(清水映心?)、6番:ケイスケ(飛鷹啓介?)、11番:ノベ(延祐太?)
立ち上がりからアカ福が力強いグラウンダーのパスで後方から繋ぐ。特にCBコンビは素早い鋭いパス回しとフィードで各務原のプレッシャーを難なくかわす。そして何といっても圧倒的なコーチング。GK以外はピッチ上の名前が分かる。特に7番は大声で指示。左サイドバック15番によくポジショニングの指示が出るが、本職ではなさそうで攻守に中途半端。8番はミスが少なく確実な捌きとキックで起点に。11番は豪快な突破があり、10番はキープ力がある。中盤3人は自在のポジションチェンジと柔軟な適応力があり、例年通りローテーションでポジションを色々経験しているようだ。というか、GKとCBコンビ以外は本職ではなさそうに見える。6番はしばしばボランチの位置まで下がる。27分、ペナ正面18mFK、これを8番が左隅に叩き込む。0−1。各務原は懸命にボールを追い、声も出て、繋ぐ技術もあり、健闘しているのだが、ベーシックなレベル差を感じずにはいられない。前半0−1。35分ハーフ。
後半のアカ福の布陣はこんな感じ。
−五番−−十番−−九番− −−−三番−−十七−−− −−−−−八番−−−−− 十五−四番−−七番−十三 −−−−−十二−−−−−
後半は前半の飛ばし過ぎが祟った各務原のペースが落ち、アカ福の猛攻が続く。しかし各務原GKはパワー不足ながら超反応があり、何度も決定的シュートを封じる。43分(35分ハーフ)、10番が裏に飛び出し左足シュート。0−2。各務原は耐えるが、この得点で力の差から言ってほぼ勝機はなくなったと言っていい。63分、右での崩しから5番触り0−3。69分、前線でカットから5番から9番、正面から決める。0−4。アカ福は決定機の山で、ポスト直撃もあり、各務原のGKの大活躍がなかったら7点くらいは取られていただろう。後半のメンバーでは3番の持ち上がりが良かった。9番は専門のウインガー?アカ福は明らかにチーム作りの過程にあるが、それでも十分強かった。
大垣フェスティバル(第24回全国高校サッカー選抜大垣大会) 筑陽学園高校−立正大淞南高校 14時55分 長良川球技メドウ ピッチ不良 晴
筑陽学園 淞南 −−−九番−−十六−−− −−−三二−−八六−−− −−−−−三一−−−−− −−−−−−−−−−−− −三二−−三五−−三十− 四六−六四−−十七−五九 五九−三八−−二六−六三 五十−四二−−七八−三六 −−−−−二一−−−−− −−−−−二十−−−−−
まず最初に断っておかねばならないことは、立正大淞南が同じ日に中国新人戦を迎えているということだ。つまりチームを分割しているわけで、対等な分割か、どちらかがBチームか?試合を観るとこちらがBチームっぽい。
筑陽学園 35番:ケイト(南里慧斗?)、30番:ケイタ、32番:ナオト(中川尚人?)、31番:ソウタ(得居草太?)、16番:カズキ(梶原和希?)、9番:タイキ(過能大貴?)。
個々の能力では筑陽学園が上で、イライラした立正大淞南ベンチから厳しい声が飛ぶ。筑陽学園はダイヤモンド型の中盤が強力で、特に35番はクレバーで身体が強く、周囲を俯瞰出来て捌けてミスがない。立正大淞南ベンチも味方ボランチを怒鳴るときに、35番を引き合いに出すほどだ。そして前の3人はポジションを入れ替えながらかく乱し、9番がスピードで攪乱し、16番が起点になる。立正大淞南は32番が強靭で当たられても安定していて無理目なボールも受けられる逸材。コーチングから梅木翼?筑陽学園は9番の突破から16番、落とし、誰か?シュート。1−0綺麗な崩し。正直力の差があると思いながら後半に入る。
後半筑陽学園は4−1−4−1に。つまり突破力のある9番を左ハーフに。攪乱要員の1トップに22番を入れ、利いていた16番を下げる。つまりあくまでチーム作りの一環という姿勢なのだろう。この変更と立正大淞南が攻撃的に来て、やや無理目な支配に出たことで様相は一変する。つまり互角に近くなる。筑陽学園はバシバシミドルスルーパスが出てきて、前線を走らせるが、イマイチ合わない。42分、立正大淞南、唐突な右クロスを32番合わせて1−1。その後も展開は変わらず、1−1で引き分けになった。
強いのは筑陽学園だが、立正大淞南も健闘したのではないでしょうか?部員が多いから、Bチームでも十分戦える。筑陽学園の選手名がある程度特定できたのは、アカ福同様声が出ていたため。だから今後どんどん良くなる。立正大淞南は50番ショウタとか、17番ナオキとか46番マツシタとか限られた選手くらいしかわからず、しかも不確かに終わった。中盤から前は特定したいものだ。
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