サッカー観戦日記

2015年02月11日(水) JFAプレミアカップ関西予選準決勝 C大阪ーG大阪 京都ー神戸

JFAプレミアカップは全国大会からさらに世界大会につながる重要な大会で、中学生の三大大会である。その関西枠は今年は1。それを準決勝で関西4強のメインチームが争う。
当初会場はS5と発表されていたが、幸い小高い丘の上から見下ろせるS2に変更になった。S5も横から観られるんだけど、俯瞰できないし、S2・S3はゴール裏からしか見られない。

会場に着くとなにやら工事中である。S1・S2の奥が出入り禁止となっていて、近寄ってみると、「サッカー場建設中」とある。つまり噂通り手狭になった堺NTCのピッチを増設する模様。しかも盛り土があるのを見るとスタンド付きだろう。というか、「新ピッチ」ではなく「新サッカー場」とある時点でスタンド付きかとは思うが。しかも2面取れる面積を工事している。高校サッカーの予選だとラウンド16にもなれば、人が多くて観戦が困難だった。本部席後ろは視野が遮られ、ベンチ裏はシートが掛けられていることが多く、その横は控え部員や保護者が大量にいて近寄れない。つまり二重三重に取り囲むゴール裏でしか観戦できず、前に背の高い人がいれば見えないし、見える位置を何とか探さなければならない。もちろん真っ先に来れば1列目を取れるわけだが、私の場合、好カードを求めてピッチを移動するので、それも不可能だ。だからスタンド付きの会場難には頭を痛めていた。それが一気に解消されるのか、と。ただし今年の12月末まで工事が続くので、新年度の選手たちは使えないが。
 


プレミアカップ関西予選準決勝
セレッソ大阪U−15−ガンバ大阪ジュニアユース
堺S2 11時 晴れ ピッチ良

C大阪          G大阪
−−−−−九番−−−−− −−−九番−−十一−−−
−十五−−十四−−八番− 七番−−−−−−−−十番
−−−六番−−十番−−− −−−八番−−六番−−−
七番−二番−−三番−十一 四番−三番−−五番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

G大阪
1  谷晃生 2 三輪大智 5 河井哲太 3 岡治秀明 4 寺村浩平
6 深澤佑太 8  奥野耕平 10 10 岩本翔 7 足立翼 9 原田列志
11 塚元大(2年)

選手名が判る人はぜひ教えてください。試合は30分ハーフ。

立ち上がりからC大阪が支配する。前線が守備のセンスがあり、寄せるだけでなく再三奪うし、10番はシンプルな判断で左右に振り分け、サイドバックは背番号からもウインガーが入ったとしか思えない攻撃意識の高さと仕掛けの早さ。11番は速い。14番はボールの受け方が上手く、危険な位置でターンするし、15番もトラップに工夫がある。そして圧巻だったのが8番で、右からカットインして左右両足使ったドリブルの圧倒的な突破力。さすがC大阪の8番なだけはある。9番はストライカータイプではなく、左右に流れて受けて、味方の飛び出すスペースを作る。そして前線の細かいパスでの崩し。6番も視野が広い。圧倒的に支配し、どこからでも仕掛けて細かい局面を打開できる。凄まじい強さである。これに対し、G大阪はピッチを大きく使い、空いている選手・楽な体勢の選手を使うサッカー。7番は視野が広く逆サイドが見えているし、細かい技術もある。10番もキープ力があり失わない。そして2トップは常にフィニッシュを意識してる。7分、C大阪14番の仕掛けでファウルゲット。左80度30mFK、15番の右足が右裏を狙うがGKキャッチ。直後に8番が豪快にドリブル突破から14番にパスを通しシュートもキャッチ。決定機。13分、C大阪15番、タテに仕掛け左クロス、GKキャッチ。21分、G大阪、カウンターから左から正面に現れた空いていた7番にパスを通し、ペナちょい外からシュート、C大阪GKナイスセーブで左CKに。この左コーナーがこぼれ、密集で背番号は判別できなかったが、��岩本がボレーで右サイドネットに突き刺す。0−1。21分、C大阪、8番が仕掛け左の9番へ。シュートはGKセーブ。23分、C大阪、右クロスがファーに流れ左クロスもG大阪GKナイスパンチ。27分、C大阪6番が右利きだが左足ミドル、上に外れる。直後には左サイドバック7番のクロスを8番ボレー、右に外れる。決定機。終了間際にはC大阪9番へ、ドリはGKキャッチ。結局前半は0−1で終了。

シュート数7(5)対2(2)、CK数1対1、GK数1対3、オフサイド数双方0、クロス数7対2、ファウル数2対3、FK数1対0。明らかにC大阪ペースだった。

後半開始、33分(後半3分)G大阪、右に展開、11番上手いトラップもC大阪、タッチに逃げる。34分、G大阪、左ミドルも弱い。35分、C大阪8番、またもドリブル突破から裏へ、しかしオフサイド。36分、G大阪11番→15番。38分、G大阪、またしても大きな展開、9番が左フリーからグラウンダークロスに10番岩本、ペナ正面外から左隅へ丁寧なシュート、ポストをかすめてゴールイン。0−2。C大阪15番→5番。40分、C大阪、14番→19番。C大阪14番はギャップで受けて流れを作れる名手だったが。42分、G大阪13番大谷のミドルがC大阪DFに当たりコース変わって左隅に決まる。0−3。全ての流れがC大阪に向いてきてる。45分、C大阪5番、ミドルも正面。G大阪のシュートがほぼ枠内、しかも隅に飛ぶのに対し、C大阪も枠内には飛ぶがコースが甘い。ゴール前での精度の差が出ている。47分、C大阪11番オーバーラップから右クロスもファーに合わず。C大阪は守備を固めるG大阪に対し、どんどんサッカーが細かく狭くなり、最後は引っかかるようになる。49分、G大阪、9番の左CKがファーに飛び、C大阪の長身GKが触れず、ヘッドも上に外れる。51分、C大阪8番、突っかけて10番へ、右クロスはGKキャッチ。C大阪3番はいい寄せで2番には高さがあり、G大阪のカウンターをこの二人で再三封じるが、この時間帯サイドバックが高い位置を取るものの有効に使われず、勿体無い感じがする。54分、C大阪、細かくつなぎ5番左クロスもG大阪GKキャッチ。双方のGKはなかなかレベルが高い。C大阪8番、またもドリブルで中央突破から19番へ、シュートは左に外れる。55分、G大阪7番→15番。7番はヤマトと呼ばれている。55分、C大阪11番から6番へ、合わず。56分、C大阪8番が仕掛け、右クロスもファーに合わず。58分、G大阪9番→21番?ロスタイム、C大阪、右FK8番の左足はGKキャッチ。8番は両足駆使したドリブルを見せるだけに、両足で蹴れる。結局0−3でタイムアップ。

後半シュート数4(1)対5(3)、CK1対2、GK1対4、オフサイド1対0、クロス数5対2、ファウル数0対1、FK数1対0。後半はG大阪が盛り返したとはいえ、やはりC大阪ペース。しかし簡単なプレーで崩し、シュート精度の高かったG大阪が終わってみれば3点取っていた。どっちが強かったかと言えばC大阪だと思うし、G大阪のシュート精度がいつもこんなに高いのかは疑わしいが、サッカーは決めるところ、ゴール前の精度が最終的には勝敗を分ける。やはり勝者にふさわしいのはG大阪だった。

C大阪8番について。さすがC大阪のエースナンバーを背負うだけはある。ドリブルは分かっていても止められなかった。しかもスピードとかキレに頼ったドリブルではなく、細かいタッチで相手が出す足をよく見て逆を取り突破するドリブルである。早熟なわけではない。パスも逆をついていた。サッカーセンスの塊であり、このゲームで一番楽しい選手だった。





プレミアカップ関西予選準決勝
京都サンガU−15−ヴィッセル神戸U−15
堺S2 13時 晴れ ピッチ良


京都           神戸
十一−−−十七−−−九番 九番−−−七番−−−六番
−−−十番−−十三−−− −−−十四−−十番−−−
−−−−−七番−−−−− −−−−−八番−−−−−
四番−三番−−二番−五番 二番−四番−−十三−三番
−−−−−二一−−−−− −−−−−一番−−−−−

双方バルサ式の4−3−3。徹底的にポゼッションを狙い、奪われたら高い位置でファーストディフェンス。中盤での潰し合いが続く。たまに放り込んでも双方CBが高くて強い。特に神戸の4番は高さも身体能力もあって、圧倒的に空中戦を制する。双方10番はタメを作れて決定的なパスを出せる選手で似ている。双方右ウイングが快速なことも似ている。神戸の9番は今年ユースからC大阪入りした米澤とプレースタイルが似ている。カットインからのシュートを狙うタイプ。さてゲームは3分、京都が右FK、誰かが?左足で入れてややファー寄りで7番がフリーでヘッド、決まって1−0。7分、京都、11番がカットしてスルーパスを9番に狙うが通らず。12分、京都のバックパスを神戸7番がカット、GKとの1対1を右に外す。超決定機。以降、中盤での力比べが延々と続く。京都は13番のキープ力が見事で奪われない。22分、京都10番がインターセプトからスルーパスも17番オフサイド。24分、京都10番が左足でスルーパス9番に届かず。24分、京都、右FK、10番の右足が7番を狙うも、神戸4番が高い打点のヘッドでカット。終了間際、裏を取った17番が上に外す。

前半はシュート数1(1)対2(0)、CK数0対0、GK数2対1、オフサイド数2対1、クロス数3対3、ファウル数3対5、FK数0対2。中盤での支配争いでチャンスは少なくトピックは少なかった。


ハーフタイム、神戸8番→11番。
33分(後半3分)、京都、9番のカットから10番切れ込みシュートは左に外れる。フクオカ?4分、神戸13番に警告。ラフ。39分、神戸、FKで放り込み、こぼれをペナ内で拾った4番がスライディングタックルで奪われ、「痛ったー」と大声を出すが、シミュレーションではないけど、明らかにPK狙いなのが看通されていた。場内受ける。44分、神戸、3番の右クロスに10番ヘッド、右上に飛ぶがキャッチ。弱い。そのカウンターで京都17番、仕掛けて左CKゲット。10番のキックは逸機。48分、神戸のゴールキックを京都DF処理ミス、7番がGKと1対1もシュートはGK正面。超決定機。神戸6番→5番。5番がCBで4番がCFに。11番と2トップで7番が右に回る。4番目がけたパワープレー開始。51分、神戸10番のスルーパス11番左足シュート、セーブ。決定機。その右CKで4番ヘッドは京都GKのすぐ脇。取れたボールだが、隣に立っていたDFがブロック。54分、京都11番→14番。ヤマモト。57分、京都7番に警告。遅延。60分、10番→15番。結局京都が逃げ切り1−0で勝利した。

後半シュート数は4対6(4)、CK数1対1、GK数4対4、オフサイド数4対1、クロス数0対2、ファウル数5対7。まあ神戸4番が上がるまでは終始中盤での力比べが続いていた。両者の力量は全く互角。神戸も2度の超決定機を決めていれば勝っただろうし、結果はたまたまだろう。双方10番がややプレースタイルが古いので、今後どう近代サッカーに適応させるか。ただJに入っていなければ、オールドタイプのトップ下ゲームメーカーになっていただろうから、今のプレースタイルは悪くない。


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