高校選手権大阪大会準決勝
大阪桐蔭高校−履正社高校
11時 キンチョウ ピッチ良 雨
桐蔭 履正社
−−−瀬野?−清水�◆檗檗 歙沼次�−牧野�◆殞哭◆�
−−−−−−−−−−−− −−−田中�◆歉�川達�◆�
神田−久貴−−久和−奥田 −−−−−多田−−−−−
黒川�∈簀珪紂歉絏叩櫺�山 小川明−安田��長尾−大迫
−−−−−上田�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗欅太遏檗檗檗檗�
大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
GK 12 上田人志 174/60 2年 ヴィッセル神戸伊丹U−15
DF 26 黒川圭介 168/58 2年 ヴィッセル神戸伊丹U−15
4 坂之上倖輝 181/62 3年 奈良YMCA
3 上加世田航也175/66 3年 セレッソ大阪U−15
27 横山英雄 178/66 3年 FC豊橋デューミラン
MF 7 神田瑛志郎 165/62 3年 伊賀フットボールクラブ
8 久保田和音 172/62 3年 FC豊橋デューミラン
15 久保田貴大 165/61 3年 FC豊橋デューミラン
10 奥田陽太 170/65 3年 生駒スポーツクラブ
FW 14 清水大輝 170/67 2年 セレッソ大阪西U−15
24 瀬野
履正社 監督:平野直樹
GK 1 安川魁 179/78 3年 藤井寺中
DF 2 小川明 170/60 3年 FC.B2
3 長尾悠斗 184/78 3年 FC PASENO ITAMI
5 安田拡斗 175/74 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
18 大迫暁 2年 ヴィッセル神戸ジュニアユース
MF 6 小川達也 2年 高槻FC
8 多田将希 173/63 3年 FC PASENO ITAMI
15 田中駿汰 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
FW 17 西村
10 牧野寛太 167/59 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
16 林大地 171/60 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
履正社は絶対的なエース・瀧本がいないがケガか?非常に痛いところ。桐蔭・久保田和音は鹿島入り内定。ボランチの相棒が久保田貴大ということは攻守の負担を五分五分にしてバランス重視ということだ。坂之上がボランチという布陣もあるが、この場合は久保田和が攻撃的になる。
2分、桐蔭、左クロスはGK抑える。4分、スルーパスに㉔瀬野、DFに寄せられながらブロックしてシュートへ、しかしブロックされる。立ち上がり、ポゼッション勝負となる。やや桐蔭が優位だが、履正社も中盤での潰しは激しい。特に多田は個人で奪えて展開できる選手。大学でもやれる選手。桐蔭は徹底的にパスをつなぐ。15分。桐蔭、左CK,履正社はゾーンで守る。�┻彿歸掴造離�ックを㉔瀬野がゾーン外の大外で折り返すが中でカット。17分、桐蔭、正面40mFK、��上加世田がとりあえず撃っとけ的なシュート、GK正面。履正社も�雲沼爾�力強い突破、上加世田がカバーに入るが左クロス、ファーでシュートはブロック。決定機。26分、履正社��田中の突破に桐蔭��久保田貴ラフで警告。そのFK、入れて跳ね返され攻め直し、右に展開し�佳臟�が右クロス、桐蔭は中でマークを見失い��牧野がフリー、胸トラップして右隅に決める。0−1。初シュートがゴール。30分、履正社が左FK、��多田の左足、��牧野の右足で構え、牧野がファーに入れるがクリア。32分、桐蔭、素晴らしいダイレクトパスの連続。ペースを握っているのは桐蔭だが、イマイチ打開できない。仕掛けるのが久保田和だけで、パスで振り回そうとするが、破れないので。履正社は��多田だけでなく�ツ紅�も相当潰しが素晴らしい。多田は圧倒的な強さ、ボディバランス、読みの良さがある。33分、履正社、誰かに警告。36分、履正社�雲沼璽�ットインもタッチが大きくGK抑える。40分、桐蔭�┻彿歸掴造�中でドリブルから�Э静弔悄�桐蔭のアタッカー2人、履正社DF1人の大チャンスで前が空いていて撃てたがパスを出してしまい、DFカット。超決定機。その左CK、一気に履正社カウンターはGKクリア。結局前半は0−1。
シュート数2(2)対1(1)、CK数1対0、GK数0対4、オフサイド数1対1、クロス数0対1、ファウル数7対10、FK数1対2。共に徹底的に繋ぐスタイルのチームなのでなかなかシュートは撃たず。桐蔭ペースなのだが、一瞬集中が切れての失点、そして超決定機にも撃たず、パスを出してしまったシーンなど、桐蔭らしい失敗で差がついた。桐蔭はチーム力が高いからリーグ戦では強いんだけどトーナメントでは無類の弱さを露呈してしまう。
ハーフタイムで履正社�雲沼滋��А�42分(40分ハーフ)、桐蔭�Э静弔離好襦璽僖垢魯�フサイド。履正社も多田の右CKは桐蔭のゾーンを破れず。46分、桐蔭��上加世田のフリーキックが��奥田へしかし切れ込みはカット。48分、履正社スルーパスに��飛び出すが、桐蔭GK飛び出してセーブ。決定機。右CKで多田のキックがカット。49分、履正社��小川達→��がCFへ。以下の布陣↓。
履正社
−−−−−九番−−−−−
−七番−−牧野−−林−−
−−−多田−−田中−−−
小川明−安田��長尾−大迫
−−−−−安川−−−−−
たぶん本来なら9番の位置に瀧本が入るんだろうなあ、と思いつつ前半から才能の煌めきを見せる牧野のポジションチェンジにも注目する。牧野はトップ下としてもなかなかで、小さな振りからのパスで細かい局面も打開できるし、9番との息もあっている。桐蔭㉗の右クロスをカットして右CK。履正社もCKの守備はゾーンだが、高校生レベルだと慣れてないこともあって、攻撃側はなかなか崩せない。そのカウンター、9番に入るがスライディングタックルでカット。超決定機。58分、桐蔭㉔瀬野→��立花凌(3年)。本来のレギュラー。61分、履正社��牧野から�Г悒僖后�右シュートは左に外れる。62分、桐蔭��清水→��三宅洋輝。64分、履正社カットから��牧野がスルーパス、�С冖遑餌丕韻鰺遒礎紊い瞳茲瓩藤亜檻押�これはあまりに大きいゴール。桐蔭はドリブル突破も勝負パスも思い切ったシュートもなく、繋いでいたらいつか点が入る、というサッカーなのだが、履正社の潰しの前に走らせて体力消耗させるほど圧倒できてない。66分、桐蔭��久保田貴→�嘉�邊稜真(3年)。履正社�偉哂���田上翔太。68分、桐蔭�┻彿歸掴臓▲拭璽鵑�ら上手いドリブル、右に展開、㉗横山の右クロスをふた谷久保田和がヘッド、上に外れる。69分、��立花ドリブル、快速から左クロスはカット。左CK上加世田もキックは履正社のゾーン破れず。履正社も左FK、牧野の右足と多田の左足。ただのキックは大外に逸れる。さらに右クロスに��田中のシュート、こぼれヒールが入り��角野触るがGKキャッチ。73分、桐蔭�Э静帳��⊂�川仁太。76分、桐蔭FK、��上加世田が入れてヘッドは正面。78分、�┻彿歸掴造離僖垢鬮�立花流し��奥田シュートはGKセーブ。超決定機。決まらない時はこういうもの。その右CK、ヘッドは上に外れる。40分の右CKも上加世田のキックはGKキャッチ。履正社�佳臟�→�づ銚�宏仁。結局0−2で終了。
後半シュート数6(3)対6(5)、CK数5対2、GK数2対2、オフサイド数1対3、クロス数5対4、ファウル数7対6、FK数1対1。
後半も桐蔭は支配すれども撃てず。強いけどトーナメントで勝てない桐蔭らしさが出てしまった。久保田和音について。下がって受けたり、上がり目でポジショニングや姿勢に気をつけて受けたりとボールが集まり、正確な技術で前を向き、仕掛けてから決定的なパスを出した。守備の読みも抜群で二手三手先を読んだクレバーさが光った。ただ中心選手なのだから、もっとリーダーシップを発揮して周囲にも強引さを要求すればよかった。桐蔭はパスばかりで強引に仕掛けるだとかシュートするのが久保田和音だけだったのだから、そのプレーをほかの選手にも伝えるべきだった。身体は出来ていないので、鹿島では身体づくりから始めなければいけない。2年はトップではほぼ出番がないと思う。ただ考えてサッカーをやれる選手なので、課題を一つ一つ克服してくれるのではないかという期待感はある。
履正社は中盤での守備が良かった。シーズン後半好調の履正社と不調の桐蔭との差が出てしまったのかな?という印象。
第2試合は高校総体予選で2位の金光と3位の阪南大高。高校総体予選を振り返ると決勝リーグで桐蔭がぶっちぎりの3連勝。最終日前に大塚が2連敗、しかも大量失点負けで残りは阪南大高とあって金光は第1試合の桐蔭戦は必勝だったが、負けてしまい、極めて厳しい状況に置かれた。しかし第2試合、引き分けでもいい阪南大高が大塚に敗れ、1勝2敗で3校が並び、大塚戦で得失点差を稼いだ金光が際どく突破した。そういう因縁がある。
Jリーグでも最近は5バックがトレンドになっているが、高校サッカーだと4バックが主流だ。戦術的なトレンドがあまり取り入れられていない。阪南大高は基本阪南大と同じサッカーをしている。しかし長年4バックを採用してきた金光が今年は5バックである。まあ数字上の並びは3−4−3なのだが、守備時は両サイドが引く5バックになる。ともに戦術的に固めているチーム同士の対戦となった。
なお金光は黄色地のユニに白の背番号で判別しにくい。ゆえにあまり個人は解らなかった。新家と羽田位といってもいい。あとはポジションで判断。
高校選手権大阪大会準決勝
阪南大学高校−金光大阪高校
13時 キンチョウ ピッチ良 雨
阪南大高 金光
−−−奥平−−森井�◆檗檗 歐群函檗飮�田−−眞口−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
徳綱�\邵蝓檗蘖陛帖欷綟���荒田−山田−−星野��白川��
西川−湯田−−谷−−前田 −−宮谷−羽田��中原−−
−−−−−日高−−−−− −−−−−小林−−−−−
阪南大高 監督:濱田豪
GK 1 日高康平 3年 狭山SC
DF 3 谷拓海 3年 ガンバ大阪堺
11 西川竣也 3年 セレッソ大阪U−15
4 前田一樹 3年 千里丘FC
18 湯田克志 3年 東淀川FC
MF 7 川崎雄一郎 3年 八尾大正FC
6 永田遼 3年 セレッソ大阪U−15
20 後藤大地 2年
17 徳綱勇晟 1年 ガンバ大阪ジュニアユース
FW 14 奥平翼 3年 ガンバ大阪堺
19 森井崚太 2年 長野FC
金光 監督:岩松哲也
GK 1 小林隆人 3年 岩田FC
DF 2 宮谷快都 3年 LEO FC
3 中原健太朗 3年 KONKO FC
4 羽田健人 2年 千里丘FC
5 白川翔 2年 伊丹FC
MF 6 山田楓真 3年 千里丘FC
7 星野祐作 2年 KONKO FC
8 荒田成貴 3年 FC平野
9 眞口幸太 3年 ガンバ大阪ジュニアユース
FW 10 新家碧 3年 千里丘FC
11 寺田優作 3年 枚方FC
阪南大高と言えば前線からの猛烈なプレスからショートカウンターが持ち味である。それを避けるため金光はバックラインから徹底して蹴ってくる。阪南大高は主力CBの小松がいない。しかし湯田は圧倒的な高さと身体を上手く使っての守備でスピードあふれる金光アタッカーを封じる。阪南大高もロングボール主体になるが、金光も長身羽田を中心に跳ね返し続ける。4分、阪南大高�Ρ陛弔留Γ藤法�金光跳ね返す。10分、阪南大高�Ю邵蠅榔Δ�ら入れて��奥平トラップから右足アウト気味のボレー、右隅を襲うがGKキャッチ。高度な奥平のテクニックが出たシーン。金光も眞口が左から切れ込み、正面からシュート、右隅はGKキャッチ。決定機。13分、阪南大高、左FK、�Ρ陛帖扮β�)、��西川(左足)で構え、西川狙うも正面でキャッチ。以降FKはほぼ全てこの二人が構える。直後についに阪南大高がフォアチェックで奪うが金光�C羝兇�ナイスクリア。阪南大高は�Ρ陛弔坊拗陝�初ファウルだがラフ。29分、阪南大高、左FKで�Ρ陛弔離�ックをファーで�嘉鯏弔�落とし��奥平から�C�シュートも当たり損ね。38分、阪南大高�蛙弘耿殿摺���高橋佳。結局前半は0−0で終了。前半シュート数は3(1)対2(1)、CK数0対1、GK数5対4、オフサイド数1対0、クロス数4対4ファウル数6対10。金光はファウルが多いのでチームとしての繰り返しで警告が出るかと思った。しかしファウルが多いのは頑張って守備している証拠だ。
ハーフタイム、阪南大高�影遡屏�㉔鳥越大智。43分、阪南大高��西川の左クロスを�憾綟�シュート、外れる。決定機。45分、阪南大高��高橋のフォアチェックからシュートは右上に外れる。46分、金光、左に展開し��眞口と�ち暗弔�1対1、ここで眞口が完全に抜き去り左クロス、ニアに��寺田が突っ込みちょこんと合わせる。0−1。49分、阪南大高�憾綟�→�┻氾跳耽諭�54分、阪南大高��高橋が反転からいいシュートもGK正面。55分、阪南大高��奥平左クロスは��高橋の前で何とか金光カット。右CKに逃げる。これを��西川左足キック、ニアで高橋がダイビングヘッド、決まって1−1。ここから阪南大高が押せ押せである。56分��西川左からカットイン、左足シュートは右に外れる。決定機。59分、㉔鳥越のパスを�┻氾張轡紂璽函�右隅に飛ぶがGKナイスセーブ。決定機。しかし阪南大高に傾いた流れは変わらない。21分、左FK、��西川のボールはGKキャッチ。金光はいつもながらGKのレベルが高い。今年の小林もなかなかのレベル。そしてハイボールでは羽田がしっかり勝つから、単純な放り込みは通用しない。64分、��西川の左クロスを�┻氾張撻米皀拭璽鵑�らシュートが右隅を襲うがGKキャッチ。決定機。65分、金光、右クロスに��新家がファーでフリーヘッド上に外れる。超決定機。68分、阪南大高、左CK、ファーに合わず。ゴールキックに。77分、金光��新家のシュートは正面。80分、阪南大高、左で崩し�┻氾張轡紂璽箸肋紊乏阿譴襦7萃蟲 7覿稗院檻韻能�了。10分ハーフの延長へ。
後半のシュート数は9(4)対6(4)、CK数2対1、GK数5対6、クロス数3対2、ファウル数5対9。後半は総じて阪南大高ペースも、金光もいいところを見せた。そして両者走り負けず。
延長前半の86分、阪南大高、正面30mFK、例の二人が構える形から��西川が右隅を襲うがGK小林キャッチ。89分には右CKがあったが生かせず。
延長後半、91分、�Ρ陛張潺疋襪皹�上に外れる。いいシュート。95分、��奥平がフォアチェックから素晴らしいカット、ペナ内左の��日高がフリーでシュートもGK小林スーパーセーブ。超決定機。100分には��奥平が切れ込みシュートはこぼれるが詰めきれず。引き分けに終わり、PK戦へ。
金光��新家、失敗。左を読まれセーブしてポスト。
阪南大高��高橋、成功。左隅。
金光��眞口、成功。逆をついて左上。
阪南大高�Ю邵蝓∪�功。逆をついて右。
金光�┨單帖⊆最圈�左足で左上に外れる。
阪南大高��西川、成功。左上。
金光�C羝供∪�功、逆をついて右。
阪南大高�┻氾帖∪�功。逆をついて左。
PK戦4−2で阪南大高が決勝進出を決めた。
戦力充実の阪南大高は強かった。CB湯田はもちろん、小松とか2月にみたBチームの左利きCBとかいなくても、谷もよかった。中は崩せる気配がなかった。ボランチも強力。プレスの軸で運動量があってミスしないテクニックもあって精神力も凄かった。�Ρ陛弔�らはミドルパスも出た。両サイドもアップダウンを繰り返した。そして奥平は一人で決める力がある。さすが阪南大高の14番だ。阪南大高は間違いなく全国制覇を狙える高校。決勝のレベルは高い。
金光はよく走ったが、スペースを潰してもこじ開けられ、ロングボールではどうにもならず、両サイドのドリブルが生命線だったが、いい形でボールを持てず。先制点はきれいに1対1の形を作ったが。とは言えゲームに負けたわけではない。新しい戦術にトライして成功した1年と言っていいんじゃないでしょうか?来年は羽田を中心に、更に5バックの理解が深まるのでは?