サッカー観戦日記

2014年09月15日(月) メニコンカップ オールイースト対オールウエスト

メニコンカップはクラブユース選手権(U−15)で活躍した選手による東西に分けたオールスター戦である。すでにプレースタイルの知られたJリーグのオールスターには何の価値もないが、中学生なら即席チームで何ができるかとか、クラブユース選手権本大会を観ていないので、単純に初見の選手が多いとか、チーム戦術に隠れた個人のむき出しの才能とか、いろいろと見所がある。そして今大会からステップアップした選手の多さも有名だ。かなりの確率でJリーガーになる。この年代になると天性の才能はかなり分かってくる。もちろん環境とか後天的な努力もあるので、必ずしも今大会の選ばれなかった選手たちが劣るというわけではないし、特に今大会は関西からは一人も選ばれていないが、才能で落ちるというものではない。関西の選手を観られないのは、残念という気持ちと、関西外の選手を観られるいい機会という気持ちが両方ある。

今大会は年によって開催時期が微妙にずれる。つまり青春18切符が使える9月10日以前に開催されるかどうかということだ。今年は後者。だから最安ルートの京都・名古屋往復バスで行く。往復割引で4100円。片道2時間半かかる。そしてこの大会は極めて混む。今大会も最終的に9574人入った。こういう環境では屋根の下を確保するためには2時間前に着席しなければならない。したがって朝8時京都発のバスを選択。10時30分に名駅について桜通線で瑞穂運動場西駅で降りて徒歩10分、瑞穂ラグビー場に向かう。この好位置にあるのがサッカー場ではなくラグビー場であるあたり、建設当時はラグビー人気の方がサッカー人気より高かったんだな、と感じさせる。正式名称が「球技場」ですらないのだから。今各地で建設の話のあるのはいかに人気に差があっても、ほとんどが「サッカー場」ではなく「球技場」だし。13時キックオフの試合に11時着席。天候は曇りで後に晴れ間も見えた。そして毎年暑いこの大会がさして暑くない。風もある。



メニコンカップ 東西対抗戦
オールイースト−オールウエスト
瑞穂ラグビー場 13時3 芝 並

東            西
−−−石津−−藤村−−− −−−−−金−−−−−−
−−−−−−−−−−−− −高山−−仙波−−滝−−
堀−佐藤昴−佐藤悠−シマ −−−川村−−住田−−−
澤田−山本−−金田−高橋 伊藤−中丸−−小山−川井
−−−−−沖−−−−−− −−−−−牧野−−−−−


メニコンカップ 2014 日本クラブユースサッカー 東西対抗戦(U−15)出場選手
イースト
ポジション 名前 ふりがな チーム名
1 GK 沖 悠哉 おき ゆうや 鹿島アントラーズジュニアユース
2 DF 高橋 隼 たかはし しゅん ジェフユナイテッド千葉U-15
3 DF 澤田 章吾 さわだ しょうご 横浜F・マリノスジュニアユース
4 DF 山本 瑞樹 やまもと みずき 鹿島アントラーズジュニアユース
5 DF 金田 智明 かねだ とものり 栃木SCジュニアユース
6 MF 佐藤 昴 さとう すばる 長岡ジュニアユースFC
7 MF 堀 研太 ほり けんた 横浜F・マリノスジュニアユース
8 MF 佐藤 悠太 さとう ゆうた 横浜F・マリノスジュニアユース
9 FW 田中 雄大 たなか ゆうだい FC多摩ジュニアユース
10 FW シマブク・カズヨシ しまぶく かずよし 浦和レッズジュニアユース
11 FW 石津 駿斗 いしづ はやと 鹿島アントラーズジュニアユース
12 DF 澄川 広大 すみかわ こうだい 長岡ジュニアユースFC
13 MF 品田 愛斗 しなだ まなと FC東京U-15深川
14 MF 藤村 怜 ふじむら れん コンサドーレ札幌U-15
15 FW 早乙女 達海 そうとめ たつみ 栃木SCジュニアユース
16 MF 大曽根 広汰 おおぞね こうた 川崎フロンターレU-15
17 GK 西 周希 にし あまき コンサドーレ札幌U-15
ウエスト
ポジション 名前 ふりがな チーム名
1 GK 水谷 友哉 みずたに ゆうや 名古屋グランパスU15
2 DF 川井 歩 かわい あゆむ サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
3 DF 伊藤 駿光 いとう たかみつ 清水エスパルスジュニアユース
4 DF 小山 彬 こやま あきら 名古屋グランパスU15
5 DF 中丸 大輝 なかまる だいき サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
6 MF 住田 将 すみだ しょう 名古屋グランパスU15
7 MF 川村 拓夢 かわむら たくむ サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
8 MF 高山 登伊 たかやま とうい JFAアカデミー福島U15
9 MF 吉田 峻 よしだ しゅん 清水エスパルスジュニアユース
10 MF 仙波 大志 せんば たいし サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
11 FW 明比 友宏 あけひ ともひろ サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
12 DF 岡野 周太 おかの しゅうた サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
13 FW 杉浦 文哉 すぎうら ふみや 名古屋グランパスU15
14 FW 金 亮哉 きん りょうや 名古屋グランパスU15
15 FW 白井 海斗 しらい かいと 清水エスパルスジュニアユース
16 MF 丸山 壮大 まるやま そうた アルビレックス新潟U-15
17 GK 牧野 恋音 まきの れのん ジュビロ磐田U-15

<WEST>
■吉田 峻 MF
所属:清水エスパルスジュニアユース
理由:U‐16日本代表 AFC U-16選手権 タイ2014メンバー選出のため
↓
伊藤 洋輝 MF
所属:ジュビロ磐田U-15
1999年5月12日生 184cm/70kg

■杉浦 文哉 MF
所属:名古屋グランパスU15
理由:U‐16日本代表 AFC U-16選手権 タイ2014メンバー選出のため
↓
滝 裕太 MF
所属:清水エスパルスジュニアユース
1999年8月29日生 162cm/47kg

背番号はそのまま変更。

即席チームの常として、攻撃が守備を上回る。
4分、西、��金君がポストから��仙波君にだし��滝君が右シュートを決めて0−1。
11分、東、��シマブク君のパスカットから石津君が裏を取り蹴りこむ。1−1。
35分、西�∪邂羞�、左足で右クロス、�┨盪碍�、オフサイドギリギリからヘッド、サイドネットに決める。1−2。
36分、東��シマブク君、鋭いターンから右シュート、決まって2−2。
40分、西、��住田君シュート、DF触るが��金君の前に落ち、決める。2−3。

後半は双方守備が慣れてくる。まあDFの入れ替えも激しいが。結局点は入らず。2−3で終了。最優秀選手は川村君、敢闘賞に金君とシマブク君。

個々の選手について

オールイースト
1 沖君:超反応で一本止めた。基本的にペナ内でのプレーが良い。
2 �盒況�:攻撃参加からクルッとターンしての突破があった。守備もまずまず。
5 金田君:ロングフィード担当だが緩いボールが多かった。寄せも甘い。スイーパータイプ?
4 山本君:激しい寄せも、金君の鋭い動きに翻弄された。フィードもなし。細かい相手にどう対応するかがCBとして成長のカギか。
3 澤田君:超攻撃的左SBだが守備でもインターセプトが多く、花試合で目立つ意識と、実効性のあるプレーを両方できていた。よく考えている。顔面ブロックを見せる闘志もある。東が勝てば私ならMVPに選ぶ。
10 シマブク君:徹底的にドリブル。細かいタッチから鋭いターンを多用。足元で受けたがるが、それだけ自信があるのだろう。
8 佐藤悠太君:相手をよく見てプレーできる。分かっていてもカットできないパスや、川村君と住田君のど真ん中を突破したドリブルなど、弱点を的確についた。
6 佐藤昴君:堅実にプレーし、細かいプレーを得意とする一方、守備力は物足りず。
7 堀君:中に入ってのプレーが多かった。本来インサイドの選手?
14 藤村君:シュートへ持っていく形のある選手。基本スペースで受けて仕掛けてシュート。
11 石津君:長身ポストプレーヤー。体格に頼りすぎて、工夫がなかった。得点センスはありそう。あまり考えてプレーするタイプじゃない。

12 澄川君:高さを活かして空中戦に圧勝する一方、ミスも目立った。一芸はある選手なので磨けば面白い。
13 品田君:両足でFKを蹴れるキック精度が武器。潰し屋ボランチとしての才能もある。
9 田中君:ドリブラー。澄川君同様むき出しの才能感が一番あった。この選手もパスの味を覚えるより、ドリブルを磨いた方が面白そう。
15 早乙女君:ポジショニングのいいアタッカー。身体の使い方もいいがシュート意識は低い。1トップなのに。目標とする選手がレコバで夢(目標)が五輪代表→プロ選手→指導者って夢というよりむしろ人生設計っぽい。
16 大曾根君:ボランチとしておもに守備面で貢献。
17 西君:特に見せ場なし。




オールウエスト
17牧野君:声で統率。空中戦も安定。飛び出しまでいいという完成度の高いGK。超決定機を一回防いだのもよかった
2 川井君:スペースを狙う感覚が良かった。守備でもバランス感覚があった。
4 小山君:潰せるCB。相手が長身の石津君だが工夫した対応を見るとよく考えてサッカーしてる。
5中丸君:ひょろ長くパワー不足も、ポジショニングに工夫があった。
3伊藤君:右利き左サイドバック。守備主体に右足で確実に起点になった。東の攻撃が右主体なだけに守備力が光った。後半は右に移動。攻撃力も示した。
6住田君:体に使い方が上手くて潰せてボールを運べてミスもないという万能型ボランチ。得点力もありそう。
7川村君:バックラインまで下がって左足でゲームを組み立て、上がればスルーパス連発。守備センスも抜群。次に空くスペースを感じる感覚に恵まれている。この手の大会では得点者がMVPになるものだが、明らかに住田君とのコンビがゲームを支配していた。
13 滝君:小柄なドリブラー。ただしドリブルだけでなく、囮になる動きもよかった。
10 仙波君:トップ下からの飛び出し、細かいドリブルやパス、アイディアも豊富だった。西はインサイドが強力なので観ていて楽しかった。
8 高山君:小柄なドリブラー。加速力がないのでなかなか抜き切れない。技術は確かなので上背が伸びれば楽しみ。あと声が出ていた。
14 金君:力強くないポストプレーヤー。クルッと回転する鋭さに特長があり、DFが寄せづらい選手。受け方も工夫があり、ボールを引き出せてシュートに持ち込める。突破力まである。

1:水谷君:高さ・反応といった素材感は十分。後半無失点のバックライン統率力もよし。シュートへの反応はイマイチ。身体が出来てからだろう。
9:伊藤君:デカい(184cm)。しかし明らかに守備に慣れていなかった。即席DFっぽい。MF登録なので普段はボランチ?
15 白井君:前を向かせてもらえなかった。身体を入れても潰された。ボールを受ける工夫がほしい。
12 岡野君:左サイドバック。起点になったが攻撃参加は少な目。守備は安定。渋い。
16:丸山君:中盤の潰し屋。現段階ではパワー不足だが低姿勢の当たりはよかった。
12:明比君:1対1に強いアタッカー。


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