| 2012年10月01日(月) |
国体女子 岡山−福岡 |
１０月１日
国体は例年役所仕事で以前の問題点が何年間も改善されないことが多い。今回で言えば最寄の養老鉄道美濃高田駅からのシャトルバスが公式サイトに掲載されなかったり、帰りの連絡が悪く、１時間に１本の電車に合わせたダイヤではなく、駅で４５分も待ったりである。この日は寝坊し、第1試合には２分遅刻した。試合は３５分ハーフ。
岐阜清流国体女子
岡山県−福岡県
１２時 養老町スマイルグラウンド ピッチ良 曇りのち雨
岡山 福岡
−−−−−高橋−−−−− −−−小田−−友田−−−
野間−−−重政−−−西川 −−−−−−−−−−−−
−−−高野−−杉田−−− 平田−本庄−−楢本−古本
小池−村松−−松下−武田 松下−黒崎−−西岡−筑紫
−−−−−池ヶ谷−−−− −−−−−今村−−−−−
岡山県
監督：清水健太
ＧＫ １ 池ヶ谷夏美 90/06/14 163/53 岡山湯郷Ｂelle
ＤＦ ２ 小池文乃 90/09/16 155/55 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
４ 村松真冬 92/12/15 172/60 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
５ 武田ありさ 91/06/24 159/53 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
６ 松下芙実子 90/06/12 160/52 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
ＭＦ ７ 重政絵 91/09/21 160/50 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
８ 高野紗希 92/11/15 150/50 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
９ 杉田亜未 92/03/14 155/49 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
ＦＷ １０ 高橋千帆 90/08/13 170/63 主将・ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
１１ 野間文美加 90/11/29 158/53 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
１３ 西川明花 92/04/22 166/59 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
リザーブ
ＤＦ ３ 鎌田蘭 91/07/17 160/54 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
ＦＷ １２ 菅原美沙紀 93/06/16 154/47 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
１４ 倉員史帆 94/02/16 149/47 ＦＣ高梁吉備国際大学Charme
１５ 瀬口七海 92/10/17 166/61 早稲田大学
平均身長 １５９．８ｃｍ 平均体重 ５３．７ｋｇ
福岡県
監督：米山隆一
ＧＫ １ 今村美里 91/05/17 170/70 福岡大
ＤＦ ２ 筑紫薫子 95/02/08 158/49 福岡女学院高校
４ 西岡亜由美 92/10/16 155/52 九州共立大学
１１ 古本沙耶香 94/07/28 155/45 ニューウェーブ北九州レディース
ＭＦ ５ 本庄彩雅 91/09/26 155/54 福岡大学
６ 西村望 87/04/04 156/50 主将・ニューウェーブ北九州レディース
８ 楢本成美 96/07/31 153/45 福岡女学院高校
ＦＷ ７ 平田ひかり 95/05/25 159/53 ＡＮＣＬＡＳユース
９ 友田菜月 93/09/09 165/53 九州共立大学
１０ 小田すず 94/04/22 165/53 ＡＮＣＬＡＳユース
１５ 黒崎優香 97/06/12 161/53 ニューウェーブ北九州レディース
リザーブ
ＤＦ ３ 日野有理沙 92/10/22 158/52 トナカイレディース
１２ 池田奈津美 94/01/16 160/52 福岡大学
ＭＦ １４ 筬島彩佳 97/06/19 160/49 ポリフォニーＬＦＣ
ＦＷ １３ 清川美里 91/06/04 160/54 トナカイレディース
平均身長 １５９．３ｃｍ 平均体重 ５２．３ｋｇ
なでしこリーグ勢がほぼ参加しない状況下で、この試合に出場しているビッグネームといえば、先のＵ−２０女子Ｗ杯に出場した吉備国大の西川であろう。また同じく出場し、しかもレギュラーだった楢本光の妹の楢本成美も注目だ。Ｕ−２０代表といえば、選考過程では選ばれていた瀬口も岡山選抜に選ばれているが、コンビネーションの問題か、リザーブだ。
岡山は吉備国大同様４−２−３−１の布陣を取る。ワントップは１７０ｃｍの高橋で、フィジカルだけでなく、足元の技術もあるのでキープできる。西川は一発で福岡のＬＢ西村に奪われたり苦戦。西村は守備力でなく、攻撃力も高い。西川に対してはタテを切って、中に誘い込んでいた。楢本はポジショニングが良く、柔らかいパスを出す。小田は身体が強く、キープ力があり、裏も狙える好選手。本人が望めば、来年はＡＮＣＬＡＳのトップチームに昇格できるだろう。立ち上がり、福岡��友田の右クロスを��平田ボレーにいくも空振り。決定機。１０分、岡山、右コーナー付近のＦＫ、��野間が競り勝つが、クリア。１３分、岡山�Ы点�の左クロスを��高橋ヘッドも上のネットにふわりと落ちる。決定機。１７分、岡山��西川が右から中に強引に切り返しを続けて4人突破してシュートもＧＫワンタッチ。右ＣＫに逃げる。超決定機。福岡も��小田がカウンターで岡山�⊂�池と1対1、タッチが大きくなり、強引に打つが大きく外れる。２４分、岡山��野間が右足で左クロス、枠内右上に飛ぶがＧＫフィスティング。直後に岡山��高橋が左寄りからカーブをかけたループシュート、右上隅に飛びバー。��高橋は動きがギクシャクしているが、結構器用。更に右クロスに��高橋落として��西川シュートもブロック。結局前半は０−０で終了。
前半のシュート数（１）６対４、ＣＫ数１対１、ＧＫ数４対７、クロス数６対４、ファウル数３対２、ＦＫ数１対０。吉備国大は昨年インカレ出場チーム中最強だと思ったが、今年はそこまでは行かないと思った。とはいえ全国制覇は可能だろうが。個々の能力では岡山が上だが、福岡も��西村、��楢本、��小田と各ポジションに軸になる選手がおり、組織力が高ければ、十分対抗できると思った。個々の能力から言っても連携面でも、チーム力自体は岡山の方が上だが、福岡も戦えている。
ハーフタイム、岡山��野間→��瀬口。両足でけれる選手で身体能力も高い。左のハーフに入る。
後半開始１分、岡山のバックパスを読んだ福岡��小田が突っ込むが��松下スライディングタックルでカット。８分、福岡��古本→��池田。１１分、岡山�Ы点�の切り返しから右クロスを��瀬口ヘッド、左ポストを叩く。１４分、福岡��友田の左足ミドルをＧＫはじき、バーに当たってゴールイン。０−１。１４分、岡山��西川→��菅原。この状況で西川を下げるということが、いかに西川が封じられていたかを示している。そのまま右ハーフ。２２分、福岡��筑紫→�Ｆ�野。２３分、岡山�ド霤帳��３�田。岡山が攻勢を強めるが、決定機は奪えず。シャトルバスの時間の都合で後半３０分に会場を後にするが、場内放送で、後半３２分に岡山が追いついたことを知る。しかもシャトルバス乗り場に着くと、案内場で間違った時間を教えられていて、同点ゴールはみられたはずだったことを知りガッカリ。ボランティアは日曜のダイヤを教えたのだった。結局延長で岡山が逆転勝利。
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