サッカー観戦日記

2012年06月03日(日) クラセン関西予選U−18 G大阪−C大阪 京都−神戸

クラブユース選手権(U−18)関西予選J組の最終日を迎えた。関西Jの4クラブで総当りリーグ戦を行い、上位チームが予選突破、下位2チームは街クラブと代表決定戦を行なう。現在の関西街クラブの力を考えれば下位に入っても突破の可能性は濃厚だが、強化に使える時間が減る。

さて最終日まで4クラブは全て1勝1敗で、ガチの真剣勝負である。得失点差はG大阪が+1、C大阪と京都が0、神戸が−1で、最終日は第1試合が大阪ダービー、第2試合が京都−神戸戦である。どちらも勝てば予選突破。G大阪は引き分けでも予選突破。その場合C大阪は第2試合の結果待ちである。第2試合が第1試合と同スコアで引き分けなら、神戸を得失点差で上回り、京都と勝ち点、得失点差、総得点で並ぶが、直接対決で上回るためC大阪も突破という状況である。しかしそんな微妙な状況に賭けてはいられない。C大阪は1時間前から真剣に話し合い、試合前のアップでは怪我人が出かねない気迫である。一方のG大阪も引き分けでOKという雰囲気は感じない。




クラブユース選手権(U−18)関西予選 
ガンバ大阪ユース−セレッソ大阪U−18  
13時 ガンバグラウンド ピッチ人工芝 曇りのち晴れ

G大阪          C大阪
−−−山崎� 殘�内−−− −−−−−大津� 檗檗檗�
−−−−−−−−−−−− 高田� 檗歹醋遏檗檗歉�暮
小川��井手口�‘善福歃于� −−−秋山−−丸岡�◆檗�
永保�∨棆杏漾殃‥帖鬱搬次_�田−坂手−−藤原−岡山
−−−−−城森−−−−− −−−−−射庭�◆檗檗檗�


ガンバ大阪ユース 監督:梅津博徳 前登録記載なしは下部組織出身。
GK  1 城森康誉  185/78 3年 サザンウェイブ泉州  
DF  2 永保尭   172/66 2年
    3 本屋敷衛  178/75 3年 伊丹FCジュニアユース
    5 福田浩規  174/64 3年
   24 吉村弦   170/64 1年 高槻FC
MF  7 徳永裕大  169/66 3年
    8 小川直毅  168/62 2年
   10 井手口陽介 170/71 1年
FW  9 出岡大輝  178/71 3年
   11 薮内健人  169/62 3年 RIP ACE SC
   15 山崎拓海

C大阪 監督:大熊裕司 前所属なしはC大阪U−15、西はC大阪西U−15出身
GK 21 射庭康太郎 182/73 2年 千里丘FC
DF  3 藤原雅斗  179/66 3年
   16 坂手優雅  174/63 3年 西
    7 岡田武瑠  166/60 3年 西
    2 岡山宗星
MF  6 秋山大地  172/63 3年
    8 丸岡満   170/65 2年 徳島市川内中
    9 小暮大器  171/65 3年 パルチーダ竜ヶ崎(第3種)
   24 高田和弥  162/52 1年 スマイル・セレソン
FW 10 南野拓実  173/65 3年
   12 大津耀誠  182/65 2年

3分、C大阪��秋山ミドルが上に外れる。立ち上がり、両者ガツガツ当たる。しかしG大阪が当たり勝ち、中盤で押し気味となる。10分、スルーパスに飛び出した小川が右シュート、左に外れる。決定機。12分、G大阪、��薮内が右でC大阪左CB坂手のマークに付かれた状況からダイアゴナルラン、右CB藤原との受け渡しで躊躇し、フリーになったところに本屋敷からの正確なロングパスが通り左足シュート、右隅に決まる。1−0。ファーストシュートで先制。14分、G大阪��山崎が突っ込み、�┥�川シュートもバー。決定機。18分、C大阪��南野から左の��小暮へ。よくコントロールしフリーでシュートも左に外れる。決定機。C大阪は失点シーンのマークの甘さはあったが、坂手は空中のボールの落下店の予測が正確で、ヘッドのクリアが強烈。CBとしての能力はなかなか。藤原はさすがで、大学でも即戦力レベルだが、適性はSBだと思うがなあ。G大阪ペースは続く。25分、C大阪�虻篌蠅�G大阪に奪われ��薮内へ、、左シュート上に外れる。決定機。26分、C大阪��秋山警告。後方からのタックル。ただちょっと厳しい判定。26分、G大阪、左CK井手口が入れるが、マンマークできっちりC大阪が憑き、いや付き、G大阪は全くマークを外せず、GKキャッチ。そのカウンター��小暮長いドリブルから��南野へ、DFもよくついて�虻篌蠅慳瓩后�29分、G大阪、正面22mFK、��出岡左足、��井手口が右足で構え、�ナ‥弔�ロングの構え、��出岡が狙い、左隅を狙えるが外れる。惜しい。32分、G大阪24吉村が簡単にタテに抜いて右クロスも中でカット。33分、G大阪、中でつなぎ、C大阪DF陣が中を固めすぎ、左の�┥�川がフリー、C大阪GK21射庭が飛び出して倒す。ペナ内で超決定機をファウルで止めたのだから退場相当かと思ったが、教育的配慮か警告で済む。しかしこのPKをG大阪�ナ‥弔榔Χ�に決めて2−0。1点目はC大阪DFが人への意識が薄くフリーにしてしまい、2点目は逆に人を意識しすぎてスペースを空けてしまった。サッカーの守備における永遠のテーマで、C大阪の守備のミスといえばミスだが、ユース年代ではしょうがない。しかし無失点で済ませたかもしれないケースだった。37分、正面22mFK、24高田の左足は壁に当たり右CKへ。43分、C大阪��南野がドリブルで仕掛け、右に流れてシュート、左に外れる。いい感じ。45分、C大阪�┫櫺�から24高田へスルーパスもスライディングタックルで防がれる。左CKに。結局前半は2−0で終了。

シュート数7(3)対7(1)、GK数5対6、ファウル数7対7。数字上では互角だが、中盤で競り勝っている分、G大阪ペースの感がある。まあゴール前の攻防は互角なんだが。G大阪CB陣がC大阪よりも強力とはいえないし、アタッカーも強靭なCFがいないので、崩せないとどうにもならない。

51分、��徳永から��薮内へ、左シュート決める。3−0。これも流れる薮内の動きに対するマークがルーズだった。54分、C大阪24高田→�科薪帖�そのまま左ハーフ。ただしベンチからは「タクミ、前でいいよ」と声がかかり、南野がFWに上がる。C大阪��秋山がスルーパス、��南野DFと1対1からシュートもセーブされる。決定機。こぼれを左シュート、右に外れる。17分、C大阪��岡山、左足で右クロス、��南野が戻りながら難しいヘッド、右に外れる。決定機。21分、��出岡が難しい突破から中で最後突破される。68分、G大阪��山崎→23妹尾直哉。そのままFWへ。70分、C大阪��岡山→25前川大河。右のハーフに入り、小暮がRBへ。73分、G大阪の突破から��徳永シュート、DFに当たる。決定機。78分、G大阪�┥�川→��平尾壮。78分、C大阪�F8兇坊拗陝�80分、G大阪��井手口→�雲邂聿涜澄■誕膾絖虻篌蝣�44阪本将基。82分、快速の��平尾へ、左シュートは正面。82分、C大阪��南野がカウンターからシュートもDFワンタッチで上のネットへ。この時間帯、C大阪は��秋山がCB、25前川ボランチで44阪本が右のハーフ。気が付いたら前川大河って名前の中に「かわ」が二つあるじゃないか。84分、G大阪�K棆杏澆坊拗陝H哨好檗璽津�行為。C大阪��南野の突破を倒した。88分、C大阪�┫櫺�に警告。正面22mFK、G大阪�ナ‥弔�右足、��出岡が左足で構え、福田狙うも外れる。90+3分、右FKでC大阪��小暮が入れるも跳ね返される。結局3−0でタイムアップ。

後半のシュート数は6(3)対6(3)、GK数5対2、ファウル数5対7.やはり互角なのだが、G大阪ペースだったと思う。C大阪は苦し紛れのファウルが多く、警告をもらっていたし、当たり負けは止まらなかった。両チームの中で一番上手いのは間違いなく南野だが、丸岡や秋山といった、今年に入って攻撃に持ち味を出してきたボランチは、この日は昨年のような「守備の人」という感じに戻った。2人の責任ではなく、チーム力の差からそうなった。C大阪は技術・戦術にこだわるあまり、フィジカル軽視になっていないだろうか。それともたまたまここ数年の流れか?いずれにせよ、厳しい負け方だった。南野はほぼ確実にトップ昇格するだろうが、他にずば抜けたプレーを見せた選手はいなかった。

G大阪は井手口のインサイド起用が奏効。両サイドか輝いた。また1年生吉村は間合いの取り方が絶妙で、大津から奪ったり、攻撃を遅らせたり、攻撃面で自ら仕掛けて突破したりと大活躍。出岡や薮内といったシャドーストライカー・タイプの併用は出岡が右サイドに戻って解消した。薮内はたくみにマークを外し、C大阪CB陣をかき回した。出岡は大学でも即Aチーム入りできるレベルだが、トップ昇格するには、今に右サイドならタテに抜けて右足クロスを上げられるようにならなければならないだろう。G大阪が全国でどの程度できるか?全国の当たりの強さを考えると井手口のインサイド起用は全国でもあるのかもしれない。CB陣がどれだけしのげるか。南野クラス以上のアタッカーは全国にはいない。連携に気をつければ十分守れるはずだ。得点力は十分ある。期待できると思う。

公式記録




第1試合の結果を受けて、第2試合は京都が引き分け以上でOK、神戸は必勝となった。神戸は第1戦で見せたような狭いサッカーをすれば、厳しいだろう。カウンターの餌食になり、しかも京都は快速2年生エース田村が復帰している。カウンターに徹すれば神戸は厳しいのではないか、と思いつつ試合を観る。



京都           神戸
−−−田村−−永島−−− −−−−−内田−−−−−
−−−−−−−−−−−− 松村−−−和田−−−鶴崎
奥川−三浦−−清水−大西 −−−中井−−宮村−−−
浅田−池松−松川−瀬戸口 山口−水町−−佐古−阪本
−−−−−上田−−−−− −−−−−石原−−−−−

京都 監督:本田将也
GK  1 上田智輝  178/77 2年
DF  2 瀬戸口大智 170/67 2年
    3 池松大騎  188/77 3年
    5 松川宏二  176/70 2年
   12 浅田裕貴  170/68 3年
MF  6 清水航輔  174/68 2年
   20 三浦一星  175/60 2年
   28 永島悠史  161/48 1年
FW  7 奥川雅也  175/56 1年
   23 大西勇輝  171/55 1年
    9 田村亮介  170/62 2年 奈良YMCA SC

神戸 監督:野田知
GK  1 石原祐樹  181/72 3年 神戸FCジュニアユース
DF  3 阪本航也  173/60 3年
    4 佐古将太  183/75 3年 岩出FCアズール
   15 水町政哉  181/73 3年 セイザンFC U−15
   44 山口真司  171/55 1年
MF  5 宮村哲朗  175/64 3年
   38 中井英人  168/63 1年
    8 和田倫季  173/60 3年
FW 11 鶴崎光   173/64 3年
   13 内田祐介  176/70 3年 FCフレスカ神戸
   10 松村亮   168/60 3年 宇治FCジュニアユース

9分、京都��田村のスルーパスに�П�川加速し左シュートが右隅に決まる。1−0。神戸は和田が右CKも右足で蹴る。��浅田はなかなかいい守備。�П�川は神戸��阪本を簡単に振り切るスピードがある。神戸は例によって細かいパス回しで支配にかかるが、カバーがしっかりしている京都の前に潰される。京都も後方で回すだけのシーンが多く、ゲームは膠着。28分、京都、タテ一本から��田村が抜け出し右クロスを�П�川が押し込む。2−0。32分、神戸�サ楝爾坊拗陝5�都28永島の突破を倒した。左50度35mFKを�П�川が狙うがGKキャッチ。直後に神戸��松村が京都�ゾ樟遒魍阿轡轡紂璽箸皚鮎綸張后璽僉璽察璽屐7萃蟲 �36分、京都�П�川が左CKを右足で蹴る。38分、右スペース23大西がフリーでシュートも右に外れる。決定機。38分、神戸��鶴崎の右クロスがバー、こぼれを��和田が狙うも正面。39分、神戸、右CKで��和田が��松村にm、2人外すが�ゾ樟遒�カバー。45+2分、神戸��松村ドリブル、2人目の京都�ゾ樟遒忙澆瓩蕕譴襪�、こぼれを��内田シュートも好セーブ、こぼれを再び狙うがブロック。結局前半は2−0で終了。

前半はシュート3(2)対5(3)、CK数3対3、GK数2対3、オフサイド数0対3、クロス数4対4、ファウル数4対6。

ハーフタイム、神戸�サ楝滋��撹集狂実世�FWに。中盤がダイヤモンド型になる。和田がボランチ、中井が右MF鶴崎が左MF、松村がトップ下。49分、�П�川のFKで��田村にクサビをいれ、ターン、右上隅に決める。3−0。スーパーゴール。53分、神戸��松村ドリブルから�撹集兇悄▲轡紂璽箸榔Ε櫂好函7萃蟲 5�都、右FKに�П�川が左足で入れる。右利きだが両足使い。京都もカウンターで28永島から��田村へ、右で1対1を仕掛けて右シュート、右ポスト直撃。決定機。60分、神戸、��阪本から右に流れた��内田がクロス、中でこぼれて��松村が押し込む。3−1。63分、神戸��松村から��内田へ通りかけるが、GK飛び出しブロック。65分、京都DFのパスミスをカット、��和田から��松村へ、流し込んで3−2。こういうミスで点差を詰められると怖いところだ。しかし69分、神戸、��鶴崎が仕掛けて京都�ゾ樟遒鬚�わし��松村へ、中を突破するが最後のタッチが大きくなりGK飛び出しクリアで一気にカウンター、��田村が持ち込み決める。4−2。直後にも京都�∪ジ邑�の右クロスがファーフリーの�П�川の前で何とかカット。75分、京都��浅田に警告。反スポーツ的行為。��和田のキックはファーに流れ��松村シュートも右に外れる。77分、神戸��鶴崎→�云�西智貴。京都�柑葦頃��家�口総。80分、京都��田村→24岩元颯オリビエ。82分、神戸DFのボール回しを京都24岩元が巧みに追い、�П�川カット、決める。5−2。83分、神戸��松村ドリブルで仕掛けて左��内田へ、右隅に決める。5−3。87分、神戸��松村がドリブル、京都�家�口が引っ張って警告。正面22mFK、��和田が狙いサイドネットに外れる。惜しい。決定機。90+1分、右FK、素早くスタートし、24岩元へ、決めて6−3。90+1分、��松村のドリブルから��内田決める。6−4。その後タイムアップ。

後半はシュート数6(4)対8(4)、GK数6対1、終盤はオープンな打ち合いだった。松村は止めようがなかった。和田もキックが良くて周りが見えていて、パスが正確で守備まで出来る。この2人は上でもやれるレベル。いや、既に松村はトップデビューしてますが。とはいえ、SBを使った大きな展開が出来れば、もっと良くなると思うが。松村と和田は細かいサッカーをしたがるし、宮村が下がってからは余計に展開が小さくなった。宮村も大学Aチーム入りできる逸材。

京都は昨年ほどのスケール感はないが、田村や奥川は圧倒的だった。高校生のうちにトップデビューもあるのではないか。池松も楽しみ。松川は上背がないので、CBはチーム事情か、育成のためにそのポジションで使っているのだろう。浅田が主将で奥川も左だが、ここに斎藤が復活してくれば、日本一レベルの高い左サイドになりそうだ。岩元はトリッキーで観ていて楽しい選手。

この結果、京都が予選突破、神戸が代表決定戦に回った。

公式記録


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