サッカー観戦日記

2010年12月26日(日) Jユースカップ決勝 東京−横浜FM

今年は全日本ユース(U−15)優先のため、Jユースカップ決勝トーナメントは1回戦しか足を運んでいない。しかし決勝は足を運ばないわけには行かない。大阪は前日に寒波が来襲、初雪が降った。そういうわけで、この日も非常に寒い。

Jユースカップ決勝
FC東京U−18−横浜Fマリノスユース
13時30分 長居陸 晴れ ピッチ良 (激寒)

東京           横浜FM
−−−前岡−−秋岡−−− −−−−−小野−−−−−
−−−−−江口−−−−− 星広−−−後藤−−−松本
−武藤−−橋本�◆欖簗抬◆ 檗檗欸�谷�◆歸亙奸檗檗�
村松�⊂焼�−−小林��廣木 山田��宮本�◆殃歸帖歙瑛�
−−−−−三浦−−−−− −−−−−鈴木�◆檗檗檗�


FC東京U−18 監督:倉又寿雄 
前登録むさしはEC東京U−15むさし 深川も同様
GK 16 三浦龍輝  177/69 3年 町田JFCジュニアユース 
DF  4 廣木雄磨  165/63 3年 むさし
    5 小林聖弥  173/70 2年 むさし
    3 松藤正伸  170/68 3年 深川
   22 村松知稀  181/68 2年 深川
MF 17 岩木慎也  164/59 2年 むさし
   15 橋本拳人  177/68 2年 深川
   18 江口貴俊  166/60 3年 むさし
    7 武藤嘉紀  176/67 3年 深川
FW  9 前岡信吾  182/74 3年 深川
   11 秋岡活哉  173/65 3年 むさし
リザーブ 
    1 石田昇平  184/69 3年 横河武蔵野FCジュニアユース
    2 永井あとむ 183/79 3年 深川
   13 石原良将  172/69 3年 FCK MARRY GOLD KUMAMOTO
  8 奥村一誠  174/67 3年 むさし
   24 野沢英之  175/61 1年 むさし
   28 二瓶翼   165/59 1年 深川
   23 岩田拓也  175/73 1年 むさし

横浜F・マリノスユース 監督:松橋力蔵 
前所属記載無しは横浜F・マリノスジュニアユース(みなとみらい)、
追浜は横浜F・マリノスジュニアユース追浜
GK 21 鈴木椋大  189/79 2年 名古屋グランパス三好FC
DF  3 星雄次   168/60 3年
    4 保田隆介  170/65 3年 追浜
   19 宮本和輝  182/70 2年 追浜
   22 山田融   165/62 2年
MF  5 渡辺大斗  173/63 3年
   14 熊谷アンドリュー 180/67 2年 追浜
    7 松本翔   162/57 3年
    8 後藤拓斗  175/60 3年 ヴェルディSS小山
   11 星広太   168/59 3年
FW 10 小野裕二  170/61 3年 追浜
リザーブ
    1 福田俊樹  183/69 3年 追浜
   15 金沢拓真  173/70 2年
    6 澁谷元気  171/65 3年 追浜
   27 喜田拓也  168/53 1年
   17 鈴木雄斗  180/64 2年
    9 高橋健哉  170/63 3年 追浜
   12 剱持和義  182/66 3年

4分、横浜FM、右から崩し、松本へスルーパス、1対1でシュート、こぼれを星雄が蹴り込む。0−1。東京も岩木の右FKがファーに流れ、フリーでのハーフボレーが右に外れる。決定機。横浜FMは丁寧に崩し、アタッキングサードでは細かい崩しを見せる。トップで実績を残した小野は確実なキープと積極的な仕掛け、更に当たりを恐れない姿勢で脅威となる。松本がスピードとテクニックを兼ね備え、サイドで積極的に仕掛ける。星広はキレが素晴らしい。熊谷はパスセンスに優れ、長短様々なパスを通す。星雄は攻撃的なサイドバックで、松本とよく絡む。対する東京は組織的なプレスから速いカウンターを狙う。しかしこの時間帯はプレスがかからず、このまま横浜FMにゲームを上手い事進められそうな気配がプンプンしていた。16分、横浜FM、星広、トラップでキレあるターン、シュート。19分、東京、ロングボールを落とし、前岡が右から左に流れシュート、左に外れる。23分、東京、またもGK三浦からのキックが裏に走る秋岡に通るが、横浜FMのDFがサッとサンドし奪う。25分、横浜FM、中で崩し、渡辺ミドルを狙うもブロック。27分、東京・武藤が左を突破、クロスを前岡が飛び込むが、手前で横浜FMのGK鈴木がナイスキャッチ。いつの間にか東京ペースになっている。三浦がロングキックはよく伸びるし正確だ。前線からのプレスもバランスが取れて、横浜FMの自由を奪っている。そして30分、東京サイドチェンジ、前岡が右から突っ込み、シュートはブロックされるが、江口が押し込む。1−1。武藤は左利きのクロッサーで、パスも出せて、脅威となる。序盤は横浜FM・松本が押し込み、守備に終われていたが、東京ペースになると、武藤の攻撃面の才能が光ってくる。33分には東京カウンター、村松が左クロス、GK鈴木抑える。直後に横浜FM、右スペースにロングボール、そのまま出るかと思ったが、松本が素晴らしいスピードと頑張りで追いつき、DFに当たって右CKゲット。これは逸機。35分、横浜FM・渡辺に警告。ラフ。37分、東京・秋岡が中から左に流れ、左足ループを狙うが上に外れる。いい形。40分、東京がフォアチェックでカット、武藤から秋岡へ、GKと1対1も上に外れる。超決定機。結局前半は1−1で終了。

シュート数6対3、CK数1対2、GK数3対4、クロス数5対4、ファウル数3対7。横浜FMがボールを支配していたが、ペースを握っていたのは東京だった。私の癖として、前線からプレスをかけてハーフカウンターを狙うチームはファウル数をよくよく見る。ファウル数が多いほうがプレスはたいていよくかかっている。しかし東京はファウルをせずにボールを奪う術を持っている。また横浜FMは綺麗に崩そうという意識が強すぎて、フィニッシュへの意識が薄すぎる。ハーフタイムでの修正しだいで再びペースを掴むだけの力はあると思うのだが。

後半立ち上がりは潰しあいだった。8分、横浜FM・星広に警告。攻から守の切り替えの際に故意に倒す。11分、横浜FM・松本がペナ左で1対1を仕掛け、突破したところをDFの足がかかり、PKゲット。これを松本自身がGK三浦の逆を取り右に決める。1−2。東京・前岡は素晴らしいキープ力とヘッドの強さがある。14分、横浜FM熊谷から小野にクサビをいれ、星雄が決定的シュート、左に飛ぶがGK三浦キャッチ。16分、東京・岩木に警告。ドリブルのタッチが大きくなり奪われたところを足裏タックル。18分、横浜FM・山田→金沢。21分、東京・岩木がなかで突っかけシュート、横浜FMがブロックに行くがわずかに当たってループ状態になりGKの上を越えてしまう。2−2。岩木の積極性が生んだ幸運。ちなみに後半の東京の初シュート。22分、横浜FM・後藤→高橋。25分、東京の鋭い右クロスに武藤飛び込むが届かず。観客が2587人と発表。いいカードだし、いいゲームだし、もっと入ってもいいと思うのだが。関西勢が出ないと厳しいか?27分、カウンターで横浜FM・高橋から正面右寄り狭いスペースの小野へスルーパス、ここで倒れるがダイビング。27分、横浜FM・星広→鈴木。29分、東京・武藤が中から右ナナメ前に突っかけシュートは上に外れる。本当にいい選手だ。32分、横浜FM、右スローイン、保田が落とし松本が右クロス、東京DFラインの裏をカーブし、なおかつGKが取れない絶妙なボール、これを高橋が正面でボレー、決まって2−3。これで勢いづいた横浜FM、33分、横浜FM、左からサイドチェンジ、この試合もっとも危険な松本に渡り、1対1を仕掛け強引なシュート、DFに当たりゴール上を襲う。惜しくも上のネット。決定機。35分、東京・前岡→野沢。秋岡→岩田。布陣は↓

−−−武藤−−橋本−−− 
岩木�◆檗檗檗檗檗欖篥牒 �
−−−野沢� 盜掌�−−− 
村松�⊂焼�−−小林��廣木 
−−−−−三浦−−−−− 

35分、東京・武藤の左クロスのこぼれを岩木シュートもGKキャッチ。41分、横浜FM、松本の右CKを小野ヘッドも体勢悪く上に外れる。42分、東京、後方からの放り込みに江口ヘッドで合わせゴール!3−3。なぜマークが空いたのだろう?東京の勢いに飲まれている感じだった。直後に東京・岩木→二瓶。そのまま左ハーフ。44分、横浜FM・
高橋が左に流れてシュート、右に外れる。決定機。直後横浜FM・渡辺がラフプレー。腹にひざが入った。おそらく多くの観客は警告を予想しただろう。もしそうなら2枚目で退場だ。しかしレフェリーは警告出さず。ミスジャッジだと思う。高校生最後の試合で退場者を出したくない気持ちが働いたのだろうか?東京ベンチは大声でアピール。結局後半は同点のまま終了。延長に勝負は持ち越された。

後半はシュート数4(枠内3)対5(3)、CK数2対0、GK数2対1、クロス数5対4、ファウル数3対5、互角の内容だったと思う。

10分ハーフの延長前半4分、東京カウンター、武藤が1対1を仕掛けて切れ込み右シュート、GKへ。決定機。ロスタイム、横浜FMカウンターから右を深くえぐってクロスに松本飛び込みニアでヘッドで逸らす。ファーサイドネットへふわりと決まった。3−4。ボールが空中にある間時間が止まったような感覚があったね。試合は後半へ。

延長後半2分、東京・二瓶→石原。出たばかりの交代。何があったのだろう?横浜FMが確実に試合を進める。7分、横浜FM左CKで、ゴール前に2人しか上がらず、東京もGKと3人で守る。逸機。結局東京はチャンスを作れずにタイムアップ。横浜FMが優勝した。

タレントで上回る横浜が苦しみながら勝利した。松本はプロでも頑張ってほしい。熊谷も来年は楽しみだ。横浜FMは戦えるチームでもあった。東京はGK三浦と武藤が素晴らしかった。こういう激しいプレスを仕掛けるトップクラスのチームが関西にもあれば、他のJユースが余裕を持ってパスを回せなくなり、ぬるいポゼッションゲームが消えて、関西全体のレベルアップに繋がるのに、と思った。こういうチームは関西にも1つ必要ですよ。


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T.K. [MAIL]