サッカー観戦日記

2010年04月18日(日) プリンスリーグ関西第2節 奈良育英−洛北 神戸−C大阪

奈良県フットボールセンターは初めて行く会場だ。高校の跡地のグラウンドに人工芝と客席と奈良県サッカー協会の事務所を作ったものだ。この日は滋賀のビッグレイクと迷ったが、好奇心でこちらを選んだ。ビッグレイクはピッチ3面だが、こちらは1面。京都から1時間も20分の石見駅から徒歩15分とあるが、25分近くかかった。事務所2階が観客席になっているが、グラウンドが見下ろせるところは持ち運びの椅子で埋まっている。あきらめて下で観ようと思ったが、キックオフ前になっても人が来ないので、割り込んで観させてもらう。

プリンスリーグ関西2部 第2節
奈良育英高校−洛北高校
11時 奈良県フットボールセンター 晴れ ピッチ人工芝


奈良育英         洛北
−−−山田�◆歛臂襦檗檗檗 檗檗欷幼諭檗歟翡検檗檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
黄山�∂憩�−−片山�∀駄據‥鎮罅歹8境◆歐浩遏欅妥牒�
山崎−澤田−−鹿野�⇔咫檗)招遶�吉田−−岩本�∪沼�
−−−−−吉田−−−−− −−−−−庄司−−−−−


奈良育英 監督:上間政彦
GK  1 吉田一也  180/65 3年 上牧中
DF  2 鹿野裕太  182/66 2年 EXE90FC
    3 林亮佑   174/64 3年 ルーテル学院中
    4 澤田健哉  174/60 3年 名張WEST
    5 山崎拓海  177/63 3年 斑鳩FC
MF  6 澤藤広和  179/63 3年・主将 FC岐阜
    7 和木一樹  175/64 3年 奈良育英中
    8 片山公太郎 178/68 2年 ディアブロッサ高田FC U−15
    9 黄山晃宏  169/60 2年 生駒SC
FW 10 大城信博  171/67 3年 SOLESTERELLA NARA2002
   11 山田真史  171/58 2年 宇治FC

洛北 監督:山岡宏志
GK  1 庄司大輝  178/67 3年 FC長岡京
DF  2 望月湧斗  169/57 2年 京都サンガJrユース
    3 吉田潤矢  174/64 3年・主将 紫光SC
    4 岩本泰士  180/72 2年 ガンバ大阪Jrユース
    5 西村謙太  167/58 3年 らくほくFC
MF  6 藤原健太郎 172/54 2年 紫光SC
    7 森川裕基  174/62 3年 紫光SC
    8 田中洸希  170/62 3年 宇治FC
   14 安田貴典    /   1年 葵FC 
FW 10 中埜恵二  172/59 3年 葵FC
   11 戸塚大介  173/64 3年 紫光SC

洛北は安田の背番号が前節の23番から14番に変わっている。一体何なのだろう?

1分、奈良育英、片山の左CKがこぼれ黄山が正面20mミドルを右隅に叩き込む。1−0。洛北・中埜はトラップのアイディアがよく、タテにも速い。13分、洛北・中埜が左クロス、中に入った望月シュートも上に外れる。いい形。14分、洛北、田中がタテパス、中埜がものすごいスピードで裏に抜け出しGKと1対1、ループで決めて1−1。奈良育英・大城はいいキックを持っているし、意識が高い。15分、洛北、右CKのこぼれを岩本拾って左クロスに戸塚がスライディングシュートを狙うが、届かず。戸塚もいいスピードを持っている。18分、洛北・藤原スルーパスを中埜に通そうとするが、奈良育英GK吉田、飛び出して防ぐ。19分、洛北・田中の右FK、大外の岩本に届かず。22分、洛北・藤原のミドルがこぼれ中埜が右に出し戸塚へ、シュートはDFブロック。奈良育英・澤藤はよく守備で貢献し、攻守にも絡むいい選手。主将なんだし、もっと声が出るようになればさらにいい選手になれる。23分にも洛北・戸塚の右クロスがファー中埜に流れ、田中へ、左クロスを上げるがチャンスにならず。25分、洛北・森川ミドルが左隅を襲うがGK吉田セーブ。左CKへ。ちなみに洛北はCKを右CKは田中の右足、左CKは中埜の右足が担当している。どういう意図だろう?奈良育英GK吉田は反応はいいが、空中戦が不安定だ。ヒョロっとした体型のためかもしれない。28分、奈良育英、左への展開から黄山がダイレクトで左足クロスを上げる、うまい、これを山田ヘッド、左に外れる。決定機。ちなみに黄山は左足FKも担当する。LB山崎もレフティーだ。更に奈良育英・澤藤のパスを片山シュート、ブロックし右CKへ。林はなかなかいい守備。32分、奈良育英・黄山の左クロスを大城ヘッド、決まらず。決定機。33分、奈良育英・和木、洛北・望月をかわすが、田中が好カバー。直後に奈良育英・黄山がいとも簡単に洛北・西村に奪われ右クロスを許す、GK正面。37分、奈良育英・林に警告。タックルが中埜の足に入った。38分、奈良育英・澤田に警告。ハンド。右70度30mFK、中埜が出し、田中が右クロス、ファー岩本スタンディングヘッドもGKへ。決定機。奈良育英も大城がいいトラップでターンし、フリーでシュート、右に外れる。決定機。結局前半は1−1で終了。

手元集計でシュート数は8対4、ゴールキック数は2対6、クロス数は4対7。数字上からは判断しにくいが、内容はまったく互角だった。洛北もシュートがブロックされているだけで、シュート数が少ないとは思わないし、メモではむしろ洛北に関する記載が多い。私は35行のノートを観戦メモに使っているが、前半だけで1P足りなくなるほどトピックのある、濃い試合だった。両者攻め気満々で、スピードで裏を狙い、1対1はガンガン仕掛ける洛北・中埜と動きが鋭く、ターンテクニックがある大城の両10番は観ていて楽しい。

ハーフタイムで洛北・安田→中西瞭。安田は細かいテクニックに優れていたが、プレーが小さい印象を受け、それがチームの中でアクセントになっていればいいが、むしろ流れを止めていた。好素材。奈良育英のキックオフから放り込み、洛北・西村はヘッドでGKに渡そうとするが、ゴールラインを越えて左CKに。4分、DFのミスでバックライン裏に抜けた洛北・戸塚がGKとの1対1を右に外す。超決定機。直後に奈良育英、左60度30mFKを片山が蹴るもGK正面。8分、洛北、裏に出し戸塚走るが、GK飛び出しクリアもミス、拾った中埜がミドル、右に外れる。洛北はシンプルに快速2トップを相手バックライン裏を狙わせる。奈良育英はプレスをかけてバックラインを押し上げようとするが、スピード不足のため苦労している。奈良育英・大城が右スペースで受け、片山へ出し、後ろに戻して誰か?ミドル、外れる。10分、奈良育英、黄山フィード、競ってこぼれたボールを澤藤前へ、大城1対1仕掛け、シュート、外れる。決定機。澤藤は攻撃センスもある。直後に洛北、カウンターから中埜、右を突破してシュートもGK吉田がはじく。決定機。12分、洛北、藤原の右CK、こぼれを藤原が再び拾い右クロス、ニアに戸塚が突っ込みDFが先に触れてゴールへ。オウンゴール!しかしほぼ洛北が奪ったゴールといっていいだろう。しかし13分、正面20mで洛北DFがハンド、このFKを素早く奈良育英がスタートさせ片山からゴール前フリーの山田が決める。2−2。洛北はイエロー覚悟でFKの邪魔をすべきだったが、何せ奈良育英の判断が速かった。13分、奈良育英・澤藤→今木嵩士。16分、奈良育英、裏に大城を走らせるが、洛北・岩本が巧みな身体の寄せで封じる。岩本は体格も戦術眼もある。楽しみなDF。18分、奈良育英ゴール前に高く上がったボールを中西右足でコントロールしようとするがミス、しかしこれが中埜の足元へ、前が開いていて難なく決める。2−3。21分、奈良育英・林→松田比呂哉。洛北両SBは攻撃的。中西は小技がある。29分、奈良育英・大城→三國純。澤藤の交代にも驚いたが、この交代には度肝を抜かれた。絶対的なエースだと思うが……。三國は左ハーフに入り、黄山・今木の2トップに。試合は洛北がペースを落とし、落ち着いた展開へ。奈良育英も攻守の軸が抜けてチャンスが作れない。35分、奈良育英・黄山→木田直樹。右のハーフに入り、松田がFWに。36分、奈良育英、左クロスをファーで木田が左足ボレー、右に外す。超決定機。40分、洛北、正面20mFK、中埜(右利きだが左足)、田中(右足)で構え、田中のキックが右隅に決まる。2−4。40分、洛北、中西→田茂井崇吾。奈良育英・山田は足をつった。44分、奈良育英・山田→白石翔大。しかしいきなり警告。指示なく入ったということか。しかし故意に反したわけではない。奈良育英・上間先生も猛抗議。しかし主審は第4審に確認して再度警告を出す。やはり、無許可入場ということらしい。そんなことで普通警告を出すか?結局2−4で終了。

後半のシュート数は6対7、CK数2対2、クロス数5対4。互角の勝負だったが、運などわずかな差は勝敗を分けた。あと奈良育英はプリンスリーグでの勝敗にこだわっていないのか、という印象を受けた。主力選手を下げ、布陣を小まめに変更するといった、チーム作りの一環として、プリンスリーグに参加している印象だった。

公式記録





第2試合の前に下に降りてみた。2階は寒い。しかし1階は陽が当たっていて暖かい。逆までは本部のテントなどで観にくく、2階で観ようと思ったらピッチ側は満員。結局、1階で観ることにした。大阪人としてC大阪サイドに入る。特にC大阪サイドの視点で観るわけではないが。


プリンスリーグ関西1部 第2節
ヴィッセル神戸U−18−セレッソ大阪U−18
13時30分 奈良県フットボールセンター 晴れ ピッチ人工芝


神戸           C大阪
−−−−−多木−−−−− −−−風間�◆歐�本−−−
峯崎−三輪−−広田��高見�◆檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗�
−−−−−宮本�◆檗檗檗檗\沼辞�夛田−−田中−南野��
免田�⊃慌次檗歸4咫歃�山 野口−堀尾−−小池��藤原��
−−−−−酒井−−−−− −−−−−西浦−−−−−

神戸 監督:黒田和生
GK  1 酒井岳   188/75 3年 豊科中
DF  3 秋山貴嗣  175/70 3年 丸亀南中
    4 森下和成  173/65 3年・主将 ヴィッセル神戸U−15
    5 釘貫泰弘  183/70 3年 神戸FC
15 免田朋己  180/69 2年 ヴィッセル神戸U−15
MF 17 高見啓太  165/60 2年 龍野西中
20 広田隆治  170/55 2年 ヴィッセル神戸U−15
   23 宮本隼也  165/58 2年 ヴィッセル神戸伊丹U−15
   7 峯崎聖久  183/70 3年 ヴィッセル神戸U−15
FW 11 三輪優平  170/55 3年 ヴィッセル神戸U−15
9 多木理音  181/70 3年 京都宇治FC

C大阪 監督:大熊裕司
GK  1 西浦翔   181/72 3年 セレッソ大阪U−15
DF  8 野口直人  168/64 3年 吹田JFC千里丘
    7 堀尾佑司  172/63 3年 FC FERVOR 愛知
    4 小池佑平  173/68 2年 セレッソ大阪U−15
   19 藤原雅斗      1年 セレッソ大阪U−15 
MF 13 西村洋亮  159/55 2年 セレッソ大阪西U−15
   26 夛田凌輔  169/67 3年・主将 サザンウェイブ泉州FC  
    5 田中慶太  169/66 3年 ヴェルディSS小山
   12 南野拓実  171/56 1年 セレッソ大阪U−15
FW  9 杉本健勇  188/80 3年 セレッソ大阪U−15
   20 風間健治  177/70 2年 岐阜VAMOS

5分、神戸、正面FK、三輪(左足)と(多木右足)が構え多木が狙うが上に外れる。7分、右FKで三輪狙う。C大阪がボールを支配するが、キープするばかりで崩せない。神戸は一人一人はうまいが、プロを目指すJユースとしては個性不足という印象は変わらない。しかし主力がかなり欠けているし、これからだろう。C大阪はベンチから南野に対するポジショニングの指示を送る。要するに位置が低くて前線に絡めないので、もっと上げろ、ということ。17分、C大阪、右から南野を起点に藤原が突破、シュート、左に外れる。決定機。一方神戸も高見から秋山、再び高見に出し、右クロスを多木ボレー、右隅、これを西浦がナイスセーブ。決定機。26分、神戸・三輪の右CK免田と杉本の競り合い、シュートならず。27分、C大阪・南野の突破を免田が後ろから倒して警告。28分、その右45度35mFK、野口の右足キックを中の夛田ヘッド、決まって0−1。29分、C大阪、杉本ポストプレーから右に展開、南野シュートもブロック。森下はいいポジショニングだ。高見は速い。38分、C大阪・田中のパスを南野がいいコントロールで前を向きシュートも上に外れる。前半は0−1で終了。

前半はシュート数3対4、CK数2対2、クロス数4対1。C大阪が押しているが、双方パスをまわす割りにシュートが少ない展開。第1試合よりもレベルは上だが、魅力では劣る。

後半1分、C大阪、西村の左クロスをニアで森下、ヘッドでクリアしようとしたが、オウンゴール。ニアのC大阪の詰めは甘いし、ファーには誰もいなかったのだから、触る必要はなかった。周囲から声が掛かっていれば、と悔やまれるオウンゴール。0−2。7分、神戸・峯崎の左クロスは多木の上へ。峯崎はこの試合初のクロス。8分、多木に警告。藤原の足に入った。9分、C大阪・南野が右を突破、右クロスに誰かヘッド、上に外れる。決定機。DFに当たったらしく、左CK、南野のキックはGKの上を越え直接枠内へ、森下クリア。13分、神戸・秋山→長尾賢太郎。左サイドバックに入り、免田が右へ。神戸の宮本は非常に頑張る子であらゆる局面に顔を出す。18分、神戸・多木から三輪が突破にかかったところをC大阪、ファウルで止める。正面18mFK、今度は三輪(右足)長尾(左足)が構え長尾が狙うが大きく上。22分、神戸、おそらく三輪が左突破からシュート、ブロック。決定機。22分、C大阪・西村洋亮→西村拓馬。直後に杉本のポストプレーから西村拓左45度シュート、ブロック。25分、神戸・高見→川戸大樹。C大阪・夛田が痛んでいる。27分、風間→坂口豪。試合は膠着する。35分、神戸・峯崎→鶴�� 光。41分、C大阪・南野→藤本宗徳。43分、C大阪・西村拓の左クロスを杉本がペナ内中央右寄りでトラップ、右足アウトで左隅に流し込む。実に正確なシュートだった。0−3。45分、C大阪・杉本→古川潤弥。結局0−3で終了。

後半はシュート数2対4、ゴールキック数6対1、ファウル数5対12、完全にC大阪ペースだった。力の差ははっきりしていた。C大阪はもの凄く突出した武器は杉本以外ないが、全体の質が高く、ボールを回せた。しかしその割りにシュート数が少ない。夛田はよく戦っていた。南野はクレバーな選手だ。神戸は残留は出来ても、このままでは優勝争いは出来そうにない。故障者が復帰すればいい、というだけでなく、もっと声を出すとか、ガムシャラになるだとか、一人一人のハートが伝わってこないと苦しいだろう。

公式記録



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