サッカー観戦日記

2009年11月29日(日) 関西学生リーグ最終節 関学大−立命大 関大−阪南大

関西学生リーグ最終節。この日長い1年間の優勝が決まる。試合前の上位陣の勝ち点は

立命大:42
関西大:41
関学大:40
阪南大:39

となっている。そして関学大−立命大(長居)、関西大−阪南大の直接対決(長居第2)。阪南大には既に優勝の可能性はないが、3位以内に与えられるインカレ出場の目はある。
優勝争いを観たい私は第1試合、長居メインに足を運ぶ。試合前に校歌斉唱があった。

関西学生リーグ最終節
関西学院大学−立命館大学
11時30分 長居陸 ピッチ並 曇り

関学大          立命大
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関学大 監督:加茂周
GK  1 長井健輔  (4年・主将・関西学院高)    177/74
DF  5 飯田洋介  (4年・洛北)          180/70
    3 津田真吾  (2年・名古屋グランパスエイトY)170/63
   31 高松功一  (2年・洛北)          167/63
   35 上村晋平  (4年・名古屋グランパスエイトY)175/63
MF 12 村上達哉  (4年・鵬翔)          169/63
     2 桑野裕士  (2年・伊丹)          170/67
18 梶川諒太  (2年・関西学院高)       164/58
   19 阿部浩之  (2年・大阪桐蔭)        167/64
FW 11 原田雅史  (4年・操山)         172/63
    9 村井匠   (3年・作陽)          184/78
リザーブ
GK 99 熊取谷直毅 (2年・関西学院高)       182/70
DF 10 高田博元  (4年・エストレラ姫路)     176/70
   37 宇野亘   (3年・ヴィッセル神戸Y)    178/67
MF 16 花井慎吾  (2年・星稜)          172/66 
7 渡辺穀仁  (3年・愛媛FC Y)      169/63
FW 29 持田和明  (4年・春日イーグルス)     165/55
   13 桑原理介  (3年・向陽)          165/65


立命大 総監督:衣川和宏 監督:米田隆
GK  1 鈴木彩貴 (4年・中京大学附属中京)       183/79
DF  5 前野貴徳 (3年・愛媛FCユース)        171/62
   23 小関教平 (2年・藤枝東)            177/70
25 藤原広太郎(1年・FC東京U−18)       175/69   
   19 篠原翔  (2年・柏レイソルU−18)      168/64
MF 24 加藤恒平 (2年・JEF千葉ユース)       173/64
   10 内田昴輔 (4年・滝川第二)           165/62
    8 福本尚純 (4年・主将・サンフレッチェ広島ユース)180/72 
    6 是井優輔 (4年・神戸国際大附属) 170/65
FW 20 佐原啓泰 (3年・藤枝東)            177/74
   38 坂本一輝 (1年・野洲)             176/68
   

リザーブ
GK 21 己浪学  (4年・市立一条) 180/65
DF  4 大西洋平太(4年・洛東)  178/72
MF 14 内藤洋平 (3年・桐光学園)           172/68
   37 日高洸平 (1年・京都サンガU−18)      166/61
   7 斎賀淳  (4年・徳島商) 169/65
FW 44 玉林郷  (4年・南宇和) 184/68
18 伊藤了  (2年・中京大学附属中京)       174/66

大西洋平太。いつみてもスケールの大きな名前だ。

試合は落ち着いた立ち上がり。勝たなければならない関学大がプレスを仕掛けるが、ボールを奪ってもチャンスにはならない。14分、立命大・小関のボールを奪った原田が左クロス、誰もいない。立命大・前野は素晴らしい左足を見せる。いつも以上に精度がいい。佐原は上背以上に高さがある。関学大CBは飯田が防空戦担当。津田はカバーに徹するが、飯田の空中戦が抜群に素晴らしい。25分、立命大、左CK、福本のボールにヘッドで合わせるが上に外れる。30分、関学大・村井がヘッドで落とし、原田へ、右クロスに阿部がスルー、梶川左に流れてシュート、上に外れる。決定機。31分、関学大、左を基点にボールを回し、桑野から中央の阿部へ、ループ気味のミドルが炸裂し1−0。34分、関学大、左を基点に右にこぼれ、阿部シュート、上に外れる。直後にも関学大・阿部が右に流し、なぜかいた高松が右クロス、原田飛び込むが届かず。41分、立命大、35mFK、前野のパワフルキック、GKキャッチ。前半終了。

前半はシュート数6対2(公式)クロス数3対2.オフサイド数は3対0。関学大が押していた内容を表している。立命大は引き分けでも優勝の可能性があるので、まずは追いつくことだ。もちろん関学大は必勝だ。

後半4分、関学大・桑野から阿部へ、右でコントロールシュート、上に外れる。5分立命大、坂本の落としを佐原が教科書どおりのポストシュート、右に外れる。関学大の左SB高松は初めて見るが、攻撃的で面白い選手。8分、立命大、佐原の右クロスを坂本がいかにもストライカーらしい動きでマークを外し、右足インサイドボレー、上に外れる。決定機。10分、関学大・村井が下がってポストプレー、梶川1対1だが突破できず、左の原田へ、撃てず。11分、関学大、サイドチェンジし梶川がタテに仕掛けシュートが左に外れる。12分、関学大、左から中の村井へ、ターンはさせてもらえず。関学大ペースの内に点を取りたいところ。14分、立命大・坂本→玉林。そのままFW。24分、立命大・内田→内藤。27分、立命大、カウンター、前野ものすごいスピード、是井に出して右クロス、玉林ワントラップシュート、右に決まる。1−1。31分、関学大・村井に警告。小関へのチェックが足に入った。33分、関学大、ハーフライン付近のFK、梶川のキックのFW突っ込むが触れず、しかしGKが動きにつられ、ワンバウンドでゴールイン。2−1。33分、立命大・佐原→伊藤。関学大・原田→花井。36分、関学大、右CK、梶川がニアの村井に合わせヘッド、GKはじくも阿部が蹴りこむ。3−1。直後にも右CK、村井がニアで反らし、阿部シュート、DFに当たり方向が変わり上に外れる。しかし判定はゴールキック。39分、立命大・小関に警告。44分、関学大・上村→高田。そのままRBに。結局3−1で終了。関学は2位以内確定。あとは関大−阪南大戦に優勝の望みを託すことになった。

後半のシュート数は6対5(公式)。しかし関学大が押し込んでいた。下級生の多いチームだが、チーム戦術がフィットしていた。2年生が素晴らしい。津田は昨年3バック時のスイーパーで、高さがないので4バックでは右を担当していたが、この日は相棒の飯田が空中戦でほとんど勝っていたので、得意のカバーに専念。よく機能した。高松も面白いSB。桑野はよく動き、チームの潤滑油となっていた。阿部は既に中心選手。両足を巧みに使う技術の高さとアイディアの豊富さ。FKでは逆足の左足まで担当。体格があれば、Jでやれただろう。梶川も阿部に次ぐレベルの選手。加茂監督はJや代表でこういうチームを作りたかったに違いない。プレスの機能性、マイボール時のつなぎ、終始ゲームをコントロールする試合運び。個々の能力では関大に一歩譲るが完成度では上回る。素晴らしいチームだ。


公式記録


会場を第2に移して優勝争いの顛末を見る。勝ち点は

関学大:43
立命大:42
関西大:41
阪南大:39

となり、関大は優勝のためには引き分けも許されず勝つのみ、一方の阪南大もインカレのためには、やはり引き分けも許されない。双方必勝のゲーム。この試合は校歌斉唱はない。どういう基準なのだろう?

関西学生リーグ最終節
関西大学−阪南大学
13時30分 長居第2陸 ピッチ並 曇り

関大           阪南大
−−−佐藤�ぁ欟皹爿�−− −−−棚橋��−−細野��−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
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関西大 監督:島岡健太
GK  1 児玉剛  (4年・京都サンガユース) 182/80
DF  2 田中雄大 (3年・野洲) 168/66
   32 櫻内渚  (2年・作陽) 176/70
    6 清水孝太 (4年・主将・星稜) 176/70
    3 宇佐美宏和(4年・セレッソ大阪U−18) 170/66
MF 21 田中裕人 (1年・ガンバ大阪ユース) 175/74
   13 西岡謙太 (4年・鹿児島実業) 173/66
   11 中村祐哉 (4年・大分トリニータU−18) 173/63
FW  7 佐藤悠希 (4年・奈良育英) 178/65
MF  8 藤澤典隆 (3年・サンフレッチェ広島ユース)175/60
FW 17 金園英学 (3年・立正大淞南) 184/72
   
リザーブ
GK 22 井川貴光 (1年・浜松開誠館) 176/64
DF 20 川野大介 (3年・滝川第二) 171/65
    4 長島健太郎(4年・履正社)          181/73
MF 25 岡崎建哉 (1年・ガンバ大阪ユース) 173/62
   10 金久真也 (4年・鵬翔)           170/62
   19 西口大輔 (3年・初芝橋本) 175/63
FW 34 安藤大介 (1年・静岡学園)  160/55


阪南大 監督:須佐徹太郎
GK  1 竹重安希彦(4年・西京)           184/75
DF 44 岩本知幸 (2年・東海学園)         177/72
    4 片山直哉 (4年・守山北)          180/72
    2 金泰弘  (3年・大阪朝鮮)         172/58
    3 朴帝宣  (3年・大阪朝鮮)         178/72
MF  6 井手口正昭(3年・東福岡)          175/69
    8 長瀬圭佑 (4年・ヴィッセル神戸ユース)   176/70
   10 棚橋雄介 (3年・東福岡)          175/65
   17 永岩貞亮 (4年・鹿児島実業) 167/61
    7 井上翔太 (2年・東福岡)          170/62
FW 13 細野元伸 (3年・岐阜工)          175/80
  
リザーブ
GK 21 麻生悠太 (4年・熊本学園大付属)      183/77 
DF 46 成元将平 (1年・鹿児島実業)        174/65
   42 池田康彦 (3年・清水エスパルスY)     168/61
MF 43 岸本直  (4年・奈良育英)         170/62  
   28 谷本泰基 (1年・広島皆実) 174/63  
FW 37 奥野将平 (1年・鵬翔)           173/68
   50 寺本和弘 (4年・履正社)          180/73 

立ち上がりから潰しあい。気合が前面に出ている。9分、関大、左クロス、藤澤トラップが大きく、GK飛び出し防ぐ。15分、阪南大、後方からのパスを細野が受けターン、一人かわしシュート、右に外れる。22分、阪南大、右FK、朴が直接狙うがGKキャッチ。直後、関大、右のスペースに佐藤が流れ、1対1仕掛け右クロス、ファー中村へ、防ぐ。その後(時間不明)金園を長瀬がチャージで弾き飛ばしスルーパス、細野コントロールミス。この試合、金園は高さを活かせず。スペースに流れたり、引いたりと動きに変化をつけて打開を図るが全くチャンスに絡めない。阪南大CB陣も高くはないが身体能力がある。関大はファウルが多い。38分時点で9対3。41分、阪南大のバックパスを藤澤カット、正面田中裕人へ、シュートは右に外れる。決定機。44分、関大・金園と阪南大・片山が競り合い、金園が勝って右クロス大外の中村が難しい体勢からインサイドでシュート、右に外れる。決定機・前半終了。

前半のシュート数は3対2(手元集計)ファウル数10対4となっているが、阪南大が押していたというより、関大の中盤の守備の気合の入りようを示す数字になっている。

試合は後半へ。1分、阪南大・片山がロングフィード、細野抜群の速さで持ち込みシュート、GKはじくもなおも枠内に飛ぶ。ゴールイン。0−1。阪南大はインカレに一歩近づく。4分、片山に警告。佐藤を倒す。8分、阪南大、右80度27mFK、井上(右足)と朴(左足)が構え、朴狙うも右に外れる。15分、阪南大・棚橋→寺本。この辺りから関大ペース。21分、関大・佐藤→金久。金園の1トップに金久・藤澤の2シャドー。28分、関大・西岡→安藤。ケガによる交代。29分、関大、中央で金園競り勝って落とし、田中が右へ、西岡突っ込み右からシュート、左隅に決まり1−1。30分、関大、左に流れる金園が中へ、次々にスルーするも撃てず。直後に田中雄大が左クロス、こぼれを右足で入れて(こんなこと出来るんだ!)金園へ、体入れて右足シュート、上に外れる。決定機。32分、関大、左クロスのこぼれを藤澤シュートも大きく上へ。宇宙開発。34分阪南大、ペナの右外でFKを得る。朴が上げ、中でこぼれるもクリア。この時間帯、関大は安藤がシャドーで金久がトップ下。藤澤が左、中村が右という布陣。40分、関大・中村→西口。阪南大は攻めの糸口がつかめない。木原も東もいない状況では精一杯という感じ。引き分けでは困る関大が攻めるもなかなか得点できない。ロスタイム2分、オフサイドをくぐり田中雄大フリーで左クロス、藤澤ワントラップシュートも左ポストを叩く。田中雄大は3年生なのに、いつの間にかキャプテンマ−クを巻いている。結局タイムアップ。両者無念の引き分けとなった。

試合終了後スタンドに挨拶に来た関大の選手たちは泣いていた。インカレでの雪辱を誓っていた。

後半のシュート数は8対4(手元)しかし関大はなかなか枠を捉えられず、引き分けに終わった。金園は苦労しながらも持ち味は出していた。高さだけではないのがこの選手の持ち味だ。関大の4年生レギュラーは最低でもJFLで通用する力があるが、今年は何人Jに進むのだろう。楽しみだ。インカレでも関西勢では最も優勝の可能性がありそうだ。

公式記録


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