高槻から太陽が丘に行くにはJR新快速で京都まで15分、そこから30分おきに出るみやこ路快速で宇治に出て、バスで向かう。京都での乗り換えは6分だ。試合の30分前に着く予定をいつも立てる。ところがこの日朝トラブルで30分遅れ、これでギリギリになり、焦りながら新快速に乗ると、踏み切り故障のよりノロノロ運転。京都に6〜7分遅れで到着すると、みやこ路快速は出発した後だった。JR奈良線鈍行は非常に遅く、次のみやこ路快速に宇治で追いつかれる。つまり最初の予定より1時間遅れとなった。太陽が丘ゲート前バス停から息せき切って丘を登り陸上競技場へ。ちなみにこの日は球技場Bでも2試合が組まれている。なお陸上競技場の第2試合は大院大の新型インフルエンザの影響により延期となっている。25分遅刻。
この日の観戦テーマは関大・金園、関学大・村井のCFの比較である。ともに3年で得点王を争い、長身という共通点があるが、とりわけパワフルな金園とドリブルが得意の村井と全くタイプは違う。第1試合で金園、第2試合で村井を観る。
関西学生リーグ(後期)第3節
立命館大学−関西大学
11時30分 太陽が丘陸 晴れ ピッチ並
立命大 関大
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立命大 総監督:衣川和宏 監督:米田隆
GK 1 鈴木彩貴 (4年・中京大学附属中京) 183/79
DF 5 前野貴徳 (3年・愛媛FCユース) 171/62
25 藤原広太郎(1年・FC東京U−18) 175/69 15 渡部寛 (3年・芥川) 183/68
19 篠原翔 (2年・柏レイソルU−18) 168/64
MF 24 加藤恒平 (2年・JEF千葉ユース) 173/64
10 内田昴輔 (4年・滝川第二) 165/62
8 福本尚純 (4年・主将・サンフレッチェ広島ユース)180/72
33 松田直也 (3年・サンフレッチェ広島ユース) 167/65
FW 18 伊藤了 (2年・中京大学附属中京) 174/66
13 藤田浩平 (2年・神戸国際大学附属) 178/68
リザーブ
GK 31 金山隼樹 (3年・サンフレッチェ広島ユース)
DF 23 小関教平 (2年・藤枝東) 177/70
MF 14 内藤洋平 (3年・桐光学園) 172/68
42 岡本知也 (1年・京都サンガU−18) 168/64
37 日高洸平 (1年・京都サンガU−18) 166/61
FW 20 佐原啓泰 (3年・藤枝東) 177/74
38 坂本一輝 (1年・野洲) 176/68
関西大 監督:島岡健太
GK 1 児玉剛 (4年・京都サンガユース) 182/80
DF 2 田中雄大 (3年・野洲) 168/66
6 清水孝太 (4年・主将・星稜) 176/70
5 平野史明 (4年・東邦) 181/72
3 宇佐美宏和(4年・セレッソ大阪U−18) 170/66
MF 11 中村祐哉 (4年・大分トリニータU−18) 173/63
13 西岡謙太 (4年・鹿児島実業) 173/66
21 田中裕人 (1年・ガンバ大阪ユース) 175/74
8 藤澤典隆 (3年・サンフレッチェ広島ユース)175/60
FW 17 金園英学 (3年・立正大淞南) 184/72
7 佐藤悠希 (4年・奈良育英) 178/65
リザーブ
GK 22 井川貴光(1年・浜松開誠館) 176/64
DF 20 川野大介(3年・滝川第二) 171/65
32 櫻内渚 (2年・作陽) 176/70
MF 25 岡崎建哉(1年・ガンバ大阪ユース) 173/62
14 辻井雄佑(3年・関西大学第一) 174/68
19 西口大輔(3年・初芝橋本) 175/63
FW 31 西田直人(2年・一条) 183/72
シュート数が少ない。私が到着してから立命大の1本だけである。試合途中から入るのが苦手な私にとって、むしろ好都合というか、ハーフタイムから試合の流れをつかめればいいな、と思った。なお金園は圧倒的な高さで、高いボールを胸トラップするシーンが何度かある。高校時代の平山相太を思い出させる。大学レベルでは無敵だ。
試合は後半に入る。2分、カウンターから立命大・伊藤が左をドリブルしクロス、藤田届かず、しかしファー加藤がシュート、関大GK児玉キャッチ。伊藤のスペースを突く動きは見事。10分、立命大・内田に警告。繰り返し。ボールに激しく行ったし、ハートと責任感は伝わった。10分、関大・田中雄の左クロスに金園が高いヘッド、立命大GK鈴木キャッチ。立命大・松田は守備に厳しさがない。広島ユース出身にしては珍しい。14分、関大・金園がマークを外して中村へ、狙ったところファウルを受け、ペナちょい外FK獲得。中村(右足)と田中(左足)が構え、中村が狙うも壁にあたりバーのわずか上を越える。左CKに。19分、立命大・内田→内藤、27分、立命大・藤田が引いて受け、伊藤へスルーパスが通る、右の加藤へ出しシュート右に外す。決定機。27分、関大・佐藤→西口。どういうわけか私的観戦コンディションがいい。ピッチの細かい動きまで把握できる。視力がよくないので、判別できないことはあるが、見える限りでは見落としがない。こういうことはたまにある。30分、関大・田中雄の右CK、ファーで金園がフリーのヘッドもブロック、左CKへ。32分、立命大・藤田→佐原。36分、関大・中村→辻井。38分、関大・田中雄の左クロスにRB宇佐美が上がっていて中で左足ボレーもブロック、右CKへ。40分、立命大・松田→日高。終了間際、スローインのチームを間違えて、森淳主審が「ゴメンナサイ」と一言。スタンドが沸く。高圧的な主審はよくいるが、選手と対等な関係を作れる主審はそうはいないし、好感度アップ。結局0−0で終了。
後半のシュート数は4対2(公式)。決定機もほとんどなく、スコアレスドローが順当だった。金園は圧倒的で、正直あと1年以上大学サッカーで時を過ごすのがもったいない。関西にJ2中堅以下のクラブがあれば、特別指定で試合に出て成長につながるのだろうが、関西の4クラブはどこも大きい。関東なら多彩なクラブがあって出番も出来るのだろうが。立命大では福本や前野が目立ち、伊藤も可能性を感じさせた。関大は隙がほとんどなく、4年生レギュラーは最低でもJFLで通用するレベルにある。「優勝争い」をしているのが不思議なくらいだ。戦力的には昨年独走優勝した阪南大以上だ。
公式記録
第2試合は会場移動。球技場Bのバックスタンド側の芝生席に腰を落とす。関西学生リーグは上位と下位がはっきりしている。6位桃山大までのグループと、7位以下だ。関学大は優勝争いしているグループ。京産大は残留争いしているグループだ。
関西学生リーグ(後期)第3節
関西学院大学−京都産業大学
14時 太陽が丘球B 晴れ ピッチ並
関学大 京産大
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関学大 監督:加茂周
GK 1 長井健輔 (4年・関西学院高) 177/74
DF 4 志田野雄一朗(4年・主将・熊本学園大学付属) 182/70
5 飯田洋介 (4年・洛北) 180/70
35 上村晋平 (4年・名古屋グランパスエイトY)175/63
27 井林章 (1年・広島皆実) 178/64
MF 12 村上達哉 (4年・鵬翔) 169/63
16 花井慎吾 (2年・星稜) 172/66
19 阿部浩之 (2年・大阪桐蔭) 167/64
18 梶川諒太 (2年・関西学院高) 164/58
FW 13 桑原理介 (3年・向陽) 165/65
9 村井匠 (3年・作陽) 184/78
リザーブ
GK 99 熊取谷直毅(2年・関西学院高) 182/70
DF 10 高田博元 (4年・エストレラ姫路) 176/70
3 津田真吾 (2年・名古屋グランパスエイトY) 170/63
MF 2 桑野裕士 (2年・伊丹) 170/67
7 渡辺穀仁 (3年・愛媛FC Y) 169/63
FW 29 持田和明 (4年・春日イーグルス) 165/55
11 原田雅史 (4年・操山) 172/63
京産大 監督:古井裕之
GK 1 吉田誠 (3年・ガンバ大阪Y) 182/77
DF 15 東岡拓也 (4年・松山工業) 182/70
2 濱田太一 (3年・境) 171/65
24 西口諒 (1年・野洲) 180/73
8 金本竜市 (4年・主将・野洲) 168/64
MF 7 稲本悠人 (4年・滝川第二) 170/61
6 市川恭平 (3年・セレッソ大阪U−18)182/77
10 小笠原侑生(3年・愛媛FCY) 171/63
27 佐々木一輝(1年・徳島商) 170/64
FW 11 木付雄大 (4年・築陽学園) 165/60
9 重松直志 (4年・那賀) 176/68
リザーブ
GK 21 本間丈郎 (2年・セレッソ大阪U−18)182/77
DF 39 高木風人 (2年・京都サンガY) 182/74
3 笠原裕二 (4年・笠岡工業) 172/62
MF 29 崎原拓也 (1年・広島皆実) 170/64
13 中武真哉 (3年・野洲) 166/56
FW 16 桑田康平 (2年・履正社) 174/65
17 赤堀翔平 (2年・セレッソ大阪U−18)171/67
開始すぐ、京産大のクリアを拾った阿部がゴールライン際からグラウンダークロス、梶川の前でスライディングブロック。4分、関学大・村井が左で受け、ドリブルで一人かわしシュート、ブロック。15分、関学大・村上に警告。16分、京産大、正面25mFK、小笠原(右足)と濱田(左足)が構え、小笠原狙うも壁。19分、関学大、中から右に流れる村井へ、ダイレクトで中に落とし阿部シュートも枠外。決定機。22分、関学大・上村右クロスで村井、後方に戻りながらヘッド、右に外れる。32分、関学大・志田野のハンド?で京産大にPKが与えられる。志田野に警告。小笠原が狙うもバー。名手がまさかの失敗。このシーン以外は完全に関学ペース。37分、京産大・重松が右に流れ起点になり、小笠原へ、ドリブルは詰まったが、左の稲本へ、バー。41分、関学大・村井のカットから右の阿部へ、シュートはブロック。41分、関学大、左45度25mFK、梶川の後方に流し阿部ミドル、こぼれ花井のシュートも上に外れる。42分、京産大、金本がカット、佐々木がスルーパスも通らず、市川が右クロス、金本ボレーふかす。前半終了。
シュート数8対4、クロス数7(成功クロス2)対7(2)、ファウル数7対3。関学ペースだったが、京産大の3バックもはまっていた。PKを決めていれば、かなり面白い展開。関学のファウルが多いのはプレスがよく機能していた証拠。
ハーフタイム、関学大・花井→津田、桑原→持田。布陣はこうなる。
関学大
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3バック攻略の定石、1トップ2シャドーである。この形だと3バックの一人が余ってしまい、2列目の阿部と持田のマークが甘くなってしまう。2列目のマークを厳しくすると3列目が甘くなってしまう。もちろん戦術というものは、一夜漬けで身につくものではないので、京産大も簡単に4バックに変更というわけにはいかないだろうし、関学大の布陣変更が機能するとは限らないが、機能すれば優位に立つことになる。
いきなり効果は現れた。3分、マークの薄い梶川がペナ内に突っ込み右クロス、ファーで村井ヘッドフリー、決めて1−0。7分、関学大、正面30mFK、梶川(右足)と阿部(左足)阿部のキックは右バー、持田が跳ね返りを押し込み2−0。12分、京産大・小笠原に警告。パントキックで離れず。17分、京産大・右クロス、ファー小笠原の前で上村カット、左CKに逃げる。23分、京産大・小笠原が警告2枚で退場。25分、京産大・重松→崎原。28分、京産大・佐々木→桑田。京産大は布陣変更。
京産大
−−−−−桑田�◆檗檗檗�
−−−−−−−−−−−−
木付�ざ睨椨ぁ欅靄椨せ埓遶�
濱田��西口� 歸豌��ず蠍境�
−−−−−吉田��−−−−
31分、京産大・市川→中武。35分関学大・梶川→桑野。関学は落ち着いてゲームを進める。シュートにはなかなか行かないがボールを支配、京産大は全くチャンスがない。40分、関学大・村井から右の津田へ、クロスを村井ヘッドに行くが、GK吉田がその前でパンチ。43分、関学大、後方からのフィードを村井トラップからターン右足シュート、右隅も京産大GK吉田キャッチ。結局2−0でタイムアップ。
後半シュート数は6(枠内4)対1(手元集計)。関学の完勝。京産大は小笠原が自滅。村井のような強力なCFの周囲で最大限の力を発揮するタイプだが、チーム事情からボランチで使われたり、この日のようにシャドーで使われたり、なかなか難しい。エースの退場で勝負あった。関学大は村井が中央で圧勝、サイドに流れても機能。阿部も冴えを見せた。志田野も安定。京産大は中央を支配され、DF陣も厳しい状況で耐え切れなかった。
公式記録