| 2007年03月21日(水) |
大垣フェスティバル 前橋商−奈良育英 |
この時期は毎年大垣フェスティバルに足を運ぶことにしている。第1試合の13時30分ぎりぎりに到着する計画を立てた。米原で1分の乗り換えだが、まあ何とかなるだろうと……。ところが上手くいかなかった。普通乗り換え1分なら着いたホームの向かいで電車が待っているものだろうが、なぜかホームが違ったのだ。乗り換えに失敗すると、大垣駅での近鉄は1時間に1本しかない。こうして第1試合はほとんど観られなかった。今大会注目選手の一人、中京大中京のGK三浦は出場せず。第2試合の奈良育英は背番号が大きい。プログラムには1〜20番まできれいに並んでいるが、20番以下の背番号など一人もいない。
大垣フェスティバル Aブロック 前橋商−奈良育英 14時55分 杭瀬川スポーツ公演 曇り ピッチ悪
前橋商 奈良育英 −−−浦部−−八木−−− −−−二九−−六四−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−四六−−−−− 石井−野村−−入澤−萩原 −六十−−六二−−三七− 川口−市川−−岩上−大竹 六八−四一−−七十−五六 −−−−−吉田−−−−− −−−−−七三−−−−−
奈良育英の64番は長身CF。恐らく田仲。62番はFKを蹴り、正確な散らしを見せる。この二人が中心。技術的には前橋商が一枚上手でドリブルでどんどん仕掛ける。これに対し奈良育英は1対1に弱く突破を許し苦戦する。奈良育英は自陣からパスをつなごうとするが、ピッチのでこぼこも手伝って思うように行かず、前商が完全にペースを握る。そして前半終了間際の34分、前商・八木が左から切れ込みシュート、左ポストにあたり、マウス内に入る。1−0。
後半両者ともメンバーチェンジを交えてペースを掴もうとする。そして7分前商・萩原のドリブル突破を奈良育英DFがペナ内で倒しPK。萩原が自ら蹴る。左に外れるが、GKが先に動いたかやり直し。2本目は左隅に決めて2−0。20分過ぎから奈良育英もペースを掴み、前商GK吉田の好セーブがなければ得点、というシーンもあったが、結局得点ならず試合終了。前商が思うような試合運びで快勝した。
奈良育英に注目してみたが、CF田仲(たぶん)が孤立、個人ではいいプレーも見せたが、チームとして生かしきれず。まだ組織も十分機能していない。プリンスリーグ序盤は苦戦するか。しかしポテンシャルは高いので、後半戦には巻き返せるだろう。
|