サッカー観戦日記

2006年12月17日(日) Jユースカップ 準決勝 三菱養和−広島 東京−名古屋

Jユースカップ 準決勝
三菱養和SC−サンフレッチェ広島
11時 長居第2陸 晴れ ピッチ並

養和           広島
−−−中村� 歐逝次檗檗檗 檗檗歟飜遶◆殃身法檗檗�
−−−−−木暮�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗�
−大竹−−安田� 蘖殍棔檗‘�澤−保手濱−岡本�_C櫚�
藤本−大貫�◆歙臉弌歙郷絖⇒刑粥歇銚境◆欹監��¬酖�
−−−−−時田−−−−− −−−−−兼田�◆檗檗檗�

養和は準々決勝までは中盤フラットと表記してきたが、インサイドのうち木暮のほうが攻撃的役割を担うので、より実際に近いダイアモンド型で表記することにした。
広島はこのゲームも2トップ。ただ右の横竹のほうが飛び出し回数は多い。平繁と遊佐がトップ昇格内定。インサイドは岡本が守備的、保手濱が攻撃的。

広島は平繁・中野・横竹の3人の能力が高く、技術的にもフィジカル的にも相手を圧倒できる。一方養和も中盤は強力で大竹。榎本の突破力に加え木暮が独特のキープから好パスを捌き中盤を支配する。しかし総合力では広島が一枚上か。4分、藤沢の左クロスを横竹がファーに飛び込んでヘッドで決めて先制。しかしこの日は榎本が切れておりトップ昇格の遊佐に対し優位に立つ。8分、養和・神村のシュートは広島GK兼田が横っ飛びセーブ。広島も10分、裏を取った平繁が飛び出したGK時田の上を狙うループ、これは触られるがこぼれを中野シュート、これもDFブロック。11分には榎本が右サイドを突破するもクロスはDFクリア。12分、広島・篠原に警告。いったん膠着するが、25分には逆襲で奪った広島FKから平繁のキックを横竹ヘッド、右ポスト直撃。クリア。養和は中盤を支配するも、最後は崩せずミドルが多い。一方の広島は強力な前線にボールが入らず個々の能力の高さが生きない。藤澤のロングスローなど局面を打開できる武器は多いのだが……。32分にもインターセプトから持ち込んだ藤澤がシュートするもGK時田キャッチ。
37分には藤澤にシュミレーションで警告。
前半のシュート数は6(枠内1)対5(3)互角の内容だった。


後半は双方のつぶしあいで始まりなかなかチャンスが作れない。それでも9分、中野のポストプレーから藤澤シュート、サイドネットへ。決定機。10分、大竹にアフタータックルで警告。15分、養和・神村のドリブルから榎本がシュートするも左に外れる。決定機。さらに惜しい左クロスも。19分には養和が左からつなぎ正面で大竹がシュート、上に外れる。20分にはFKで距離をとらず、横竹に警告。養和ペースでゲームが進む。24分、榎本→吉波。25分、藤澤のタテパスに走りこんだ平繁が相手と競りながらもシュート、ころころとゴールに転がり0−2。平繁は相手と競りながらのボールコントロールが実に上手い。養和はどうにも競り勝てず、ペナ内で決定機が奪えない。34分、中村�、�石井。35分、吉波が突破してシュート、左に外れる。決定機。広島は勝利を確信したか、選手を次々と交代。このままタイムアップと思われたが、ロスタイムに交代出場の養和・石井が正面から決めて1−2。しかしここまで。

シュート数は9対4。後半も養和はボールを支配するが崩しきれない内容で終わった。

トップ昇格の遊佐は攻守に精細なく、突破も何度か許してしまった。平繁は見事な内容。高さに弱みを持つ2年生2CBは小柄な相手2トップを良く抑えた。1年生岡本は無難なプレー。以前見たときは素材系の選手で荒削りだったのだが、堅実なプレーが出来るようになっている。もともとびんごジュニアユース出身で戦術能力も高かったのが良かったのだろう。保手濱は攻守に堅実なプレーが出来るようになった。大学サッカー(か?)でも楽しみ。藤澤は身体能力も高い広島ユース伝統のロングスローの出来、突破力もある好選手。こちらも大学では即戦力か。中野・横竹は来年のトップ昇格候補。

養和は大竹の突破力など高い技術が光った。清水・榎本も好プレーで右サイドを制圧。2年生・木暮は独特のボールキープからのパスが光った。前線に飛び込めるようになればスケールアップすると思う。1年生ボランチ安田の守備も光った。身体能力も高く代表に呼んでほしいくらいだ。



Jユースカップ 準決勝
FC東京−名古屋グランパス
14時 長居第2陸 晴れのち雨 ピッチ並

東京           名古屋
−−−−−森村−−−−− −−−−−久保−−−−−
藤原−−−岩淵� 檗飮蛎辞 歐契遏檗檗檗檗檗櫺岼罩�
−−−井澤�◆歟飜遏檗檗檗 檗殃‥隋鬱氾帖歙昌貝◆�
恩田−桜井−−吉本−山浦�ー魄罅歐綱棔檗飮安隲�磯村��
−−−−−権田−−−−− −−−−−長谷川−−−−

東京は3年前のクラセンU−15で優勝している世代。もっともこの大会でベスト4に入った清水がグループリーグで低迷したようにあまり参考にならないかもしれないが。東京では権田・吉本・森村の3人がトップ昇格内定。権田は異常に反応のいいGK。吉本は持ち前の高さに加えカバーリングも早い。森村は左SBだったのだが年齢が上がるにつれポジションが上がっていく選手。2年前のAFC U−17選手権のU−16代表には権田・吉本・中野・森村が選ばれている。権田・吉本はレギュラーだった。山浦は今年のU−16代表。
名古屋は4−3−3。トップ昇格はGK長谷川、ボランチ吉田、MF福島、快速アタッカー新川の4人。クラブ史上最高の結果を挙げている。長谷川は2年前のAFC U−17選手権U−16代表に選ばれている。

東京は4−2−3−1の陣形で1トップ森村が動きながらポストに入り2列目の飛び出しを引き出す。中盤のプレスも厳しい上、吉本を中心とするバックラインも強くて固い。名古屋はバックラインからゆっくりボールを回してつなぎにかかるが、面白いように中盤がプレスにかかり、久保へのロングボールも跳ね返されてしまう。7分には東京がバー直撃のミドル。U−16代表の1年生山浦はFKを任されるなど正確なキックを誇り、同じく1年生のRH山村と連携して右サイドを制圧しにかかる。25分、井澤と森村のワンツーから井澤がボレーシュートを左隅に決めて東京先制。35分には山浦の右クロスを受けた山村がミドル、バー下を叩きゴール内に落下。2−0となる。名古屋は意図したサッカーが全く出来ていない。41分にも東京は惜しいチャンスを迎えた。前半は東京ペースのまま終了。

シュート数9(枠内5)対2(1)先週のゲームでも名古屋は前半悪かったが、この日はそれ以上に悪く、何も出来ていない。また先週はロングボールを織り交ぜてペースを握ったが、久保が吉本に空中戦で苦戦している以上中盤で勝負するしかない。

ハーフタイムで名古屋・西山→奥村� �
後半1分、名古屋・花井が突破、倒され左80度25mFK獲得。直接狙うが壁に阻まれる。13分には東京・藤原→椋原。17分、東京、森村が絶妙トラップから左足アウトで決めて3−0。勝負アリとみたか、運動量低下を防ぐためか中野→宮阪、岩淵→大竹。大竹は中学生時代は正確な左足が魅力の選手だったが、速いドリブルも武器となっている。名古屋も三宅・磯村→後藤・津田。名古屋はもともとFWだったLB酒井をトップに上げてパワープレーに出るが、かえって東京を楽にさせてしまった。39分、東京・森村→城間。東京は最後まで運動量が落ちない。一方名古屋は強力な中盤が最後までかみ合わず、プレスをかわせなかった。3−0のまま終了。

東京の完勝。森村はFWとしても一級だ。力強さはあまり感じないものの細かく動いてのポストプレーで名古屋の屈強なCB陣を翻弄した。トップではサイドをやるのではないか?吉本もマン・オブ・ザ・マッチ候補。権田は出番があまりなかった。早大に進む中野は中盤でのプレスをリード。大学でも即戦力だ。山浦の守備力には試合前不安を感じていたが、まずまず機能、攻撃面では良いところばかり出た。決勝では平繁を止められるか?

名古屋に対する私のイメージは5〜6年前のG大阪Yである。ある程度パスを繋げるチームにはなったが、圧倒的なほどではなく、プレスをかわしきれないこともある。体格はいい。しかし運動量が少なすぎる。OBが大学サッカーでもイマイチ結果を出せない。まだまだ発展途上のイメージだ。ただ関西では対等のライバルがおらず、大学相手の練習試合で腕を磨くしかなかった当時のG大阪と違って、東海地区にはライバルがたくさんいる。G大阪のレベルに到達することも十分可能だろう。トップ昇格の吉田や福島、新川はいいところが出ず。唯一の1年生・磯村は攻守に健闘した。長谷川は1失点目のときの横っ飛びの姿勢が美しかった。




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