| 2006年12月10日(日) |
Jユースカップ 準々決勝 三菱養和−大宮 名古屋−鹿島 |
例年配っているプログラムがない。マスコミ用にしか作ってないらしい。(訂正・そんなことはないらしい。フクアリでは配っていたとのこと)スコアボードに表示されているものを写す。控え選手はわからない。
Jユースカップ 準々決勝 三菱養和SC−大宮アルディージャ 11時 長居第2陸 晴れ ピッチ並
養和 大宮 −−−岩佐−−神村−−− −−−豊田−−渡部−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 大竹−安田−−木暮−榎本 横田−中里−−川辺−柿沼 藤本−大貫−−仙石−清水 石津−小山−新井−山形一 −−−−−時田−−−−− −−−−−松本−−−−−
6分:大竹の左CKをニアで仙石が合わせる。1−0。 16分:CKで大竹から仙石が合わせたらしい。目を離していた。2−0。 22分:大宮、右CKを柿沼が折り返し豊田がオーバーヘッド。2−1。 42分:養和・神村ドリブルシュート、DFに当たって強烈なドライブが掛かる。3−1。 58分:大宮、右サイドで柿沼が切り返し2発、クロスに豊田がファーでヘッド。3−2。 79分:大宮、後方からのフィードに2人抜け出し渡部のシュートは当たり損ねだが、コロコロゴール右スミに転がる。3−3。 96分:養和、FKのこぼれを拾い中に入れる。大宮痛恨のオフサイドかけ損ね神村が決める。4−3。 101分:養和・神村が左サイド深いところからヒールで後方に落とし、受けた木暮が中に切れ込み、角度のないところから強烈シュート、ニアを破る。5−3。
20分過ぎまでは全くの養和ペース。大竹・榎本の突破力や木暮の捌きなど中盤が強力で完全に制圧。20分過ぎからは大宮も盛り返すが総じて養和ペースで前半終了。大宮は下級生主体のバックラインやボランチがミスでボールを失いすぎた。しかしハーフタイムで大宮は小山に変えて高橋をボランチに入れ、トップ昇格内定の川辺をバックラインに入れて安定化、ペースを変えた。後半は一転大宮ペースで進む。内容どおり2点を返し、延長へ。しかし延長では互角の内容になり、セットプレーからDFのミスをついて養和が得点。大宮は早めにボールを入れて打開を図るが決定機をつかめないまま終了。7年ぶりに町クラブがベスト4に進んだ。
Jユースカップ 準々決勝 名古屋グランパス−鹿島アントラーズ 14時 長居第2陸 晴れ ピッチ並
名古屋 鹿島 −−−−−久保−−−−− −−−大西−−添田−−− −新川−−−−−−花井− −忰山−−−−−小谷野− −−福島−吉田−西山−− −−−佐伯−−諸岡−−− 酒井−森本−−三宅−磯村 畑中−深谷−−橋本−小峯 −−−−−長谷川−−−− −−−−−菅谷−−−−−
名古屋は4−3−3。花井と新川はウイングともシャドーとも言いがたいポジションでバランスを保つ。中盤は吉田が下がり目。鹿島は4−2−2−2で、小谷野が自由に左サイドにも顔を出し、名古屋を掻き回す。大西は190cmの長身だがクラセンプログラムでは70kgしかない。
20分:鹿島、左80度20mFK、小谷野が狙うもバー、しかし跳ね返りを再び小谷野が左隅にグラウンダーミドルで決めて0−1。 54分:名古屋、左サイドで2対1を作り酒井が突破、そのまま強烈なシュート。1−1。 63分、名古屋、ゴール前で西山のパスを受けた久保がノーステップでシュート、決まって2−1。 79分、名古屋、右クロスを再び久保が決める。3−1。
立ち上がりから鹿島がペースをつかむ。中盤の底から佐伯がゲームを組み立て、小谷野が左右のポジションを変えて名古屋をかき回す。また全員の守備意識が高く、激しいプレーで中盤を制圧。対する名古屋は足元パスが多く、新川と花井が左右を変えてかき回そうとするが、中盤でつぶされるため有効な攻撃とならない。久保は競り勝てるのだが、ロングボールを使わず、中盤の足元パスを多用し続ける。名古屋にとって前半は全く勝算がない展開。しかし後半鹿島のプレスが落ちると名古屋の持ち前の技術が生きてくる。久保の足元にも入るようになり、名古屋ペースとなる。それでも鹿島は踏ん張っていたが、同点ゴールは守備意識が足りなかった。サイドで数的優位を許しては簡単に突破されてしまう。そして2点目の豪快な久保のゴールで鹿島は自信を失い、狡猾な守備も影を潜めた。名古屋はロングボールを使うようになり、ますます名古屋ペースとなる。そして3点目が入り勝負が決まった。名古屋は全体を通して必ずしも会心のサッカーではなかったが、勝負どころを知った試合運びで勝利を収めた。
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