| 2006年10月15日(日) |
Jユースカップ G大阪−清水 |
Jユースカップ グループE G大阪−清水 14時 G大阪グラウンド ピッチ良
G大阪 清水 −−−星原−−大塚−−− −−−町田−−長沢−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 持留−倉田−安田晃−池− 前田−佐野諒−池田−小泉 下平−池田−−本田−原− 佐野克−鍋田−岩本−望月 −−−−−木下−−−−− −−−−−長島−−−−−
清水のGK長島はまだ中学生。
立ち上がりはやや清水ペース。ともに中盤フラットな4−4−2でボールをまわしチャンスをうかがう。しかし技術で優るG大阪が徐々にボールを支配する。清水は長沢の長身にロングボールを当てたりせず、足元を狙うがほとんどつながらない。20分、清水が正面25mFKを獲得。佐野克彦が狙うがキックが弱くコースも外れる。23分、G大阪が最終ラインでパス回し、本田がトラップミスしたところを長沢がかっさらい、ペナ内に侵入、吉田が倒したところ、1発退場+PK。原を下げて木下を入れる。このPKを清水・小泉がきっちり決めて0−1。G大阪は池がRB,大塚がRHで星原1トップ。清水はサイドチェンジを交えてパスを回し、じわじわG大阪の体力を削りにかかるが、G大阪も組織立った守備で対抗、攻撃時は逆によくパスを回す。
後半、清水はなかなか前に出ず慎重なゲーム運び。ボール支配率でG大阪が上回り、自在にパスを回す。14分、G大阪、左クロスに星原が飛び込みヘッド、バー直撃。清水は慎重というより消極的なゲーム運び。しかしG大阪にも決定機を与えることなく時間が進む。清水は少しずつ運動量が低下し、自陣内にスペースが生まれ始める。そして33分、G大阪・倉田が清水DF陣の裏へ浮き球パス、星原が簡単にウラを取り、GKの出鼻をループ、決まって1−1の同点。さらに35分、G大阪カウンターから左に展開。星原が高速ドリブルで持ち込み、角度のないところからシュート、これがGKのニアを破り、2−1と逆転。ミスといえばミスだが中学生には荷が重かったかもしれない。この後もG大阪が巧みなボール回しとキープで時間を稼ぎ、清水は有効な攻撃を繰り出せないまま終了。G大阪が勝った。
この日トップ昇格が発表された星原は前半消えていたが、後半は持ち前の爆発的なスピードを活かした2得点。倉田は左右に顔を出し、MVP的活躍。下平も堅実なプレーを続けた。清水は長沢のところまでボールが回らず、佐野克彦は正確なロングボールを見せた。
清水は昨年ほどの力はなさそうだ。まあクラセンでも思ったことだが。昨年ほどの強烈なカウンターはないし、パス回しもスムーズではない。人数の少ないG大阪のほうがスムーズで、先に運動量が低下してしまった。
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