サッカー観戦日記

2006年07月23日(日) プリンスリーグ 3位決定戦 決勝

プリンスリーグ 決勝トーナメント 3位決定戦
C大阪−滝二
11時30分 長居第2 ピッチ並

C大阪          滝二
−−−山口健−丸橋−−− −−−森本−−多田−−−
−−−−−山口蛍−−−− −−−−−橘−−−−−−
−河崎−−面家−−井戸− −金崎−−大塚−−友定−
植田−−畑−−太田−市川 田中−山本−−市原−川野
−−−−−堀之内−−−− −−−−−清水−−−−−

26分:滝二・金崎の左クロスがDFに当たりオウンゴール
35分:滝二・橘に左足左クロスを正面で森本がヘッド。0−2。
50分:滝二・カウンターかた多田が前を向き、畑を振り切りシュート、0−3。
63分:滝二・多田の左クロスを中央で前田、ダイビングヘッド。0−4。

ともに中盤ダイアモンドの4−4−2で個々の能力で上回る滝二が中盤を支配、完勝した。C大阪は1年生が多く、中3までおり、勝負できるチームではなかった。

プリンスリーグ 決勝トーナメント 決勝
V神戸−G大阪
14時 長居第2 ピッチ並


V神戸          G大阪
−−−上谷−−小林−−− −−−吉本−−大塚−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
八束−栗原−曽我部−伊藤 持留−倉田−−安田−池−
上田−佐川−−宇野−木村 下平−池田−−本田−原−
−−−−−土井−−−−− −−−−−木下−−−−−

31分:G大阪・本田が右サイドを突破、クロスを吉本が決める。0−1。
55分:神戸・ロングボールを右サイドで受けて中にクロス、上谷が落とし後方から走りこんだ辻が決める。1−1。
78分:神戸・辻の突破を本田が倒し2枚目の警告で退場。そのFKを曽我部が決めて2−1。

レベルが高いゲーム。神戸サポが10人くらい声を出す。ここ2年くらいのことだが。最終ラインから中盤でパスを回しサイドを伺う。FWはあまりポストに入らず裏を狙う。神戸はいったん下がって守備を固めてからプレスをかける堅実な守備。攻めはタテに早い。互角の展開でG大阪リードで前半が終わると後半から神戸はエース辻を投入。同点ゴールも決める。G大阪も池が足を攣ったときに怪我から復活した星原が交代出場。ここでただたたずんでいたG大阪サポ数人が声を出すと場内の観客も応える。結局退場者を出したG大阪が苦しくなり、神戸が今期対G大阪3連勝を飾った。

昨年までG大阪は関西で無敵だった。まるでOFCにおけるオーストラリアのような存在だった。そのため勝負強さ、実戦的な強さが身につかず、全国大会では勝負弱さが目に付き、クラブユース選手権の成績も芳しくなかった。しかし神戸という対等に近いライバルが台頭し、好影響が期待される。サッカーは1チームだけでは強くなれない。今後の関西がどうなるか。


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T.K. [MAIL]