いつものように学科の印刷室で私的な印刷をしていた。 演奏会チラシ。なんとも私的。
そこに、研究室の助教授がやってきた。 「うっ、やばい。」
彼は何を印刷しているのかは覗いたが、無言だった。 その場で注意するような人じゃないんで。でもやばい。
でも無言だったのをいいことにさらに印刷してたら…
学科の、印刷室担当の先生が入ってきた。 リヤカーを取りに来たようだったが、リヤカーがあるのは 印刷機のはきだし口のすぐ横。当然印刷中のものは目に入る。
「これは、私物か?」 『はい。すみません』 「すみませんじゃない。やめな。」
あー、相当やばい。学生なだけに別に処罰とかはないだろうけど、 これが教官だったら、「事務費の私的流用」になるんだろうか。
最近政治の世界で流用なが何かと話題になっているが、 それがばれてしまったときの気持ちを少しだけ味わった。 |