墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2005年10月18日(火) やっちまいました…… orz



あー…あー…とうとうやっちまった。白猴爆発。
とりあえず、日記には書き記そうと思う。自分でもうざいと思うけど。
つまりは仕事のぶちまけ話。ちょっとどころじゃなく分かり難いとおもうかもしれんので、興味が無い人はスルーヨロシコ。

とと、スルーの前にぱちぱちお返事☆
赤池ちゃん>
えっとね、えっとね? 理性ではわかってたんだよ? そんな得たいの知れないお金は使っちゃいけませんって、わかってたんだよ? でも本能がラッキーってっ!! ラッキー☆ってぇぇぇ!!(爆笑)

特記事項:  欲望に忠実デス☆(コラ)














さて。
猴はとある某会社に勤めている(今更)
結構でかい大会社だ。全国各地に50近い支部に製作所がある。
会社が大きい、イコール組織も大きい。
組織がおおけりゃ、聞いた事もない仕事を業務にしてる人もいて、色んな人が居る。

みなさんは小集団活動というものを知っていますか?
個人でやるには難しい業務改善を皆で知恵を出し合って頑張ってやりましょうっていう活動なんです。

これが半期に一回。発表会あり。
しかも、この活動ワイドな活動で、最初は部内。次に所内。次に近畿。次に全社。そして最終的にはうちの会社に留まらず各企業間での発表会と広がっていくのですよ。
(こないだは、シャープとがんこフーズの小集団発表みてきたよ)
それにはもちろん、それぞれの発表会で勝ち残っていく必要があるわけで、それらの発表に燃えている人達も居ます。でも、そんな人たちはごく一部。
会社の言い分としては、自主的に発足する活動となっていますが、実際はノルマとなっています。つまりは通常業務プラスαの仕事ってことです。
通常業務だけでヒーヒー言ってる人には、重荷なことこの上ない活動な訳なのです。

さて、猿の課はこの小集団活動を推進・運営させる為の事務局という役割を担っている課でもあります。
が、猴はその業務を担っている訳ではありません。
猴は、計測器の校正管理を担当しています。
今、ほらISOとかイロイロと『品質』って問題になっているじゃないですか。
あたいの仕事は、それ。
業務改善活動と校正管理。
全然職務内容が違う事がわかるでしょうか。
そう。うちの課は、一つの課ではありますが、多種多様の仕事を担当する人たちが雑多に集まった課ともいえるわけなんです。

俺は思ったね。普通、課って、同じ業務(もしくは何か関連のある仕事)をやる人たちが集まるものじゃねーの?
まぁ、他の課は大概はそのとおりなんですが、結局俺の所属する課が特殊ってことでスカ(涙)

うちの課は、総勢10名の少人数チームです。
その内、事務局の仕事をしている人は5名なんですが。

ことの発端は前課長の頃でした。

「小集団活動の事務局が在する課で小集団活動をしていないのはおかしい。というわけでやれ」

あー…
確かにそれまではやってなかったんです。
だって、小集団活動は業務改善が主なテーマ。
そして、成果をあげるのが絶対条件。
だけど、先にも言ったとおり俺らの課は皆の仕事が共通点もないぐらいにバラバラ。
そんな中で活動するのは実質難しいかったんですよ。
でも結局は上長命令。従いましたよ。頑張ってますよ。
なのにね?

活動してるのが、私含めて『事務局の仕事をしている人たち以外』って事が問題だとは思いませんか? おかしいですよね? 不思議ですよね?
で。不思議に思ったら口にするのが俺です。

「なんで、事務局の人は小集団活動しないのさ?」

直球です! 猴、頭使えってぐらいに直球です!
つーか不遜です。相手は元課長クラスのオジサマたちです。
(事務局の仕事をしてる人たちは皆、元役職持ちなんですね)
でもね、この日は本当に直球に言いましたよ。

半年かけて頑張った活動が同率1位有りの3位になって、その打ち上げに行った時の席でした。
参加者は、俺含む小集団活動したメンバー5人と、事務局の一人と課長。

半年走り回って調べて活動した結果が、予想よりも良かって凄く嬉しかったんです。
正直、9月からこっち、精神的に追われる生活が続いてました。頑張っても効果を金額成果としてあげなければ認めてもらえないんです。
建前は自主的な改善活動の筈なのに、変ですよね。しかも、私達の職種は金額効果が上がり難い部門です。無形効果って奴ですからね、品質なんて。
金の流れなら実質、物を作ってる所に勝てる訳が無いんです。
だって、一つの不良の改善が成功したらすごけりゃ年間億単位で効果が出るんですよ?
うちらは、品質管理だから、金に直接関われないってのに。
出来て、作業効率アップで人件費の年単位で2万から4万程度。
同じ場所で発表しててどれだけ見劣りするか。
だから、そんなうちらが3位にでも食い込めたのは本当に本当に嬉しかったんです。

そんな私等に事務局の奴は軽く言いやがりました。

「3位で満足したら駄目だぞ。どうせ目指すなら、所内、全社まで目指さなきゃ」

そう言われたら、ならお前等はどうやねんって思っても仕方ないと思うのは俺だけですか?

前々から、軽い口調では言っていたものの、いつも取り合ってもらえなかった不満も溜まってました。酒も程よく入って、日頃の疲れも拍車をかけたのかもしれません。
何より、何もしない奴が、満足したら駄目だぞとはおこがましいにも程があるんじゃないですか?
だから、本気で噛み付いちゃいましたね。

「なんで、事務局の人は小集団活動しないのさ? 全社行け言うなら、見本見せてくださいよ」
「いや、事務局は取りまとめる事が仕事だから」
「それは業務でしょ? 私達もそれぞれ業務は持ってますよ?」
「あのねぇ、小集団というのはね、それぞれの業務で困ったことをみんなで改善しようというのが主旨なんだよ?」
「そりゃ理解してますが、私が聞いてるのは何でそちらはしないのかって事を聞いてるんです。小集団の主旨うんぬんじゃありません」
「だからね、僕達は小集団の為に出張したり、書類発行したり、講習会を開催してる訳だから」
「私達も日々業務を遂行してますよ? 出張にも行くし、書類発行するし、展覧会の手続きするし、計器の校正するし。それと何が違うんですか?」
「違うとかそういう意味じゃなくてだね、小集団事務局っていうのは、活動を取りまとめて本社に報告したりとかそう言った業務をしてるわけなんだ」
「だから、業務説明を聞いてるんじゃありません。小集団と関係ないですよ?」
「関係ない事ないよ、事務局なんだから」
「事務局の仕事は業務で小集団は業務の中から改善するのが主旨なんでしょう? いまそう言ったじゃないですか」
「だから、事務局は所内全部の活動を担ってる。それだけじゃない他の製作所とかとも連携して活動のとりまとめをしなきゃいけないと言ってるんだ」
「私等も、所内全ての計器の校正を行なっておりますが、それが? 本社への報告義務や他場所との連携とかって、総務もそうですが活動されてますよ?」
「だから、そうじゃなくて。業務業務というけれど、それとは職種が違うでしょう? 自分達ばかりがやって、どうしてそっちもしないんだっていう、そういった個人的感情は感心しないな」
「ずるいと思う感情が無いとは言いませんよ。事実そう思ってますから。でも、職種が違うっていうのも納得出来る理由にはならないっすね。わたしらは職種が違う人たちが集まって苦心して成果をあげてるんです。正直、活動自体、業務の差し支えになっているぐらいに負担なんです。でも、小集団が意図する主旨は理解できるから今までやってきたんですよ? 今回、こうして成果もあげたじゃないですか」
「だからそう言う意味じゃなくて…そう言うなら、君達もこっちと同じように他場所の分の計測器を校正してその結果を報告する立場になってみたら判るかな」
「はぁ? なに言ってるんですか? うちの課の職務が皆バラバラなのはご存知だと思いましたけど? それをあえて同じ土俵にあげようとする理由が分かりませんが」
「だから、そんな立場にたってみれば判ると言ってるんだ」
「…………あぁ、こう言いたいわけですか? 事務局の業務とお前らの業務はレベルが違うんだと」
「そんな事は言ってないだろう? 範囲が違うといってるだけで」
「それは詭弁にしか聞こえません。そりゃ、私等がやってる仕事はそちらの仕事に比べて重要度や範囲などが全然違うかもしれません。でもね、その言い分は、自分の仕事を頑張ってやってる方からすれば、取るに足りないと馬鹿にされたと思われて仕方ないんですよ」
「そんな事は言ってない」
「同じ意味です。確かにそちらは全社に向けて、あるいは他企業に向けての活動をしているのでしょう。それに比べて私等の仕事は確かに地方のいち製作所内だけの話です。他者としても取引業者ぐらいでしょう。それは重々承知してますよ」
「そんな自棄なクソみたいな。感情的になりすぎだ」
「ヤケクソに聞こえますか? 残念ながらヤケクソじゃありませんよ。事実だと私も思ってますから。ただ、そう感じるって事は、ソッチに何かしら思うところがあったからじゃないですか? そもそも、ずるいという個人的感情が感心できないというのなら、そういう感情をわかせる自分達の態度も、少しは見返ったらどうです。こっちには業務改善改善言って、じゃぁ、事務局は小集団活動の推進や運営に対して改善する必要は全くないというんですか? ほう、そりゃすげぇ」
「そこまで言うなら、活動止めればいいじゃないか」
「やめて良いんですか? それが事務局の言葉とはね」
「仕方ないだろう? やる気が無いのなら何を言ったって無駄じゃないか」
「あたしらは、何も楽になりたいから言ってるんじゃありません。やる気が無いなんてどこで言いました? ソッチに活動させて自分達はしないなんて一言も言ってないでしょう? そっちもするべきじゃないんですか? とそう言ってるだけで、そっちがやるといったら、それでいいじゃないですか。寧ろやる気がないのはそっちでしょうが。なんで活動を渋るんですか? 活動を推進させなきゃいけない人たちが渋る理由の方が分かりませんね。そんな、自分達が渋る事を、人に遣らせようとしたってそりゃ誰だって嫌がるに決まってるって、なんでそう思わないんですか?」
「別に我々は嫌がってる訳じゃない。ただ、事務局としての業務を遂行する事と、小集団活動をしている事は一緒だといってるんだ」
「そりゃ初耳です。どう一緒なんですか? 半年に一回成果をあげている? 発表会がある? 私見た事も聞いた事もありませんね」
「だから、それが本社の方に報告しているといっている書類であったり講習会であったりと言ってるんだ」
「それ変。今日の部長の講評で言ってたじゃないですか。今日発表された活動達を他にも応用して展開していく事も小集団活動の意義の一つであるって。事務局の活動がそれだというなら、我々が展開できない活動に意義があるんですか?」
「……………………………」

言い負かしに成功!フォーゥ!!(←HG風に)

1言われたら10返すを地で実施しちゃいました☆ てへ☆
もちろん、俺一人の意見じゃありません。上記の台詞も俺一人が言ってるわけでもありません。俺ら活動したグループと事務局の人+課長とで遣りあった概要です。
とはいえ、殆んど言ったの俺だけど…orz
あとで上司に「わーいっちゃったねー」と笑われました。
なんだよ、自分だってそう思ってたくせに、俺だけに言わせやがって(笑)

職種云々言ってたのは課長です。
凄くいい人です。仕事の面でもとても頼りになる上長です。
本当にこの上長になって仕事がしやすくなりました。
そう、事の発端の「事務局が在する課だから活動しろ」と言い出した前課長のとばっちり受けたような感じでもあります。(そこから俺らの不満は溜まっていってたわけだから)
だから、遣りあうのは本意ではありませんでしたが、でも思った事は口にするというのが俺のポリシー。
事務局の人も、悪い人じゃありません。
ちょっと語彙が乏しくて、要らん事言いではありますが、一応気のいいじいさんです。
その二人を数で押して苛めた感じもしましたが、(白猴さんの目が据わって怖いーとばびられました。実際泣きそうな顔してましたが)納得できんもんは納得できません。
だから、出来ないやらないというならば、納得出来る理由を下さいと言ってるんです。
友達同士の思想理念の話じゃなくて、仕事の業務の話なんだから、それは可能でしょう?







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白猿