大事なときほど言葉は出なくなるものです。伝えたいことは幾つもあるのに、伝えられることは幾らもないのです。それを歌にして、少しでも誰かに、その言葉を欲しがっている人に届けと、その想いを外へと、放つ力が僕を動かすのかもしれません。そしてもどかしさが指先を駆け喉元で渦を巻くのに地団太を踏み鳴らすことでようやく勢いを殺してそうしてまた身をよじるのです。