バイト初出勤。疲れた。精神的に。
『風の音が止みそうにない夜は余計なことを考えてしまう』スガシカオ
唐突に「思い出が足りない」と思った。 「思いやりが足りない」とも思った。 ついでに「思い入れが足りない」とも。
友達と大げんかしたり、文化祭で協力したり、修学旅行で夜通し馬鹿な話したり、こっそり授業サボったり、引退試合で泣きそうになったり、卒業式で泣きそうになったり。 恥ずかしいと思っていたことが、今さらながらしてみたい。
15年間しがみついてきた『学校』というモラトリアムの箱は、いまだ20年とちょっとしか生きてない僕にとって多大なる影響を与えたに違いないのだけれど。
人見知りで人嫌いのくせに構われないと酷く寂しがる。そのくせ愛想は悪くて付き合いも悪くて。
僕とその『友達』と称される彼らはいつだって付かず離れず(どちらかと言うと離れ気味)で当たり障りのない話ばかりした。学校の外では会わない。約束もしない。宿題を見せてもらう時だけ僕を呼ぶようなクラスメイト。 締め出しをかけたのは自分だけど、何も要らないなんてことはなかったんだ。
欲しがることは恥だと決めつけたまま 差し出される手を突っぱね続け 僕は見えなくなってゆく。
|