一日の8分の1をポルノまがいの小説のために費やして、いくつもの菓子箱を空けて、考えることを放棄して。歳を重ねるごとに愚かしくなってゆく。14の時に凶行にでも走っとけばよかったのか?「君がもし少年のままで 輝いていたいのなら」彼は言う。伝説の人魚なんて伝説でしかないこと、”汚れてしまわないこと”なんて「とぼけたユメ」でしかないこと、そんなの、そんなこと 。