すっぽかされた約束のようだ。 認めたくないのと、急に出来た時間をどうにか潰さなければいけないような、なんとなく所在のない感じ。来ないのは分かっていて、もう用なんてないのに待ち合わせの場所の辺りをうろうろしてしまう。来たからには、そこで何かをしなければならないような妙な義務感。つまらないとぼやきながら、気付いたら予定の時間も過ぎていて、次にするはずだったことにも食込んで、もはや後には引けないと言うか、なんかもうどうでも良くなってしまう。 そうしてだらだらやって、結局ゴールは自己嫌悪。いつもと同じ。
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