皇帝の日記
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2009年09月18日(金) 嗜好品

髪質に合わないシャンプーを、やっと使いきった。

白人の髪の毛とアジア人の髪の毛は、根本的に別物である。

奴らのあの金髪は、割と脂に弱く(?)シャンプーで徹底的に油分を洗い流す事によって、さらりとした金色になるのである。
しかも毛が細くて毛量が少ないので(一つの毛根からは、一本〜二本程度しか生えていない)、ぺったりとしていると、本当にかわいそうなくらいぺったりしてしまう。
洗ってふんわりとさせつつ、適当に流しておくと、勝手に様になってくれる。

一方我々は、毛の量がそもそも多いので、別に油分でぺったりしても、カサはさほど減らない。
元々毛が重いので、洗ったところでふんわりとしない。
洗ったまま適当に流しておくと、黒くて目立つので、好き勝手に飛び出た毛がみっともなく見えてしまう。

だから、奴らの毛は、徹底的にからりと仕上げるのがコツで、我々の頭髪は、水分などを多く含ませつつ、しっとりと仕上げるのがよろしいのであります。

まあ、そんなわけで色々と毛質が違うので、夫婦と言えど違うシャンプーを使っているのだが。

ある日、ジャバ夫さんの頭皮が、シャンプーで荒れてしまった。
「もうこのシャンプー使わない」と、1リットルボトルにみっちり入ったシャンプーを捨てようとしていた。
ああ、もったいない。
ほんなら、私が使いましょう。
と、言ったものの、やはり奴ら用のシャンプーは、やけにからりと仕上がってしまうのである。
使い続ける事によって、日に日にカサカサになっていく皇帝の髪の毛。
カールをしているので、かさかさカールが、あたかも西部劇の舞台で転がっているワラのように、もっさもっさと漂っていた。

ひどい有様だ。

でもシャンプーを使いきるまでは、と我慢して使っていた。

それで先日めでたく使いきり、アジア人用の、たっぷり保湿のシャンプーにしたら、髪の毛がつやつやに。

ああ、やっぱりシャンプー捨てれば良かった。

だって、シャンプーは髪の毛を美しくするために使っているのだ。
なのに、髪の毛がちっとも美しくならないシャンプーなんて・・・無駄・・・。

これはまるで、皇帝の母が生前、まずいお茶(たまたま、買って来たお茶が好みの味で無かった)を飲み切るまで頑張っていたのに似ている。
嗜好品なのに、嗜好してない物を使っているのだ。
もったいなさはわかるが、我慢している時間と、どっちがもったいないだろうか。

そんな考察をまとめ、ジャバ夫さんに語ったら
「いつ気がつくかと思っていた」
と言われた。
そして、I am proud of you!とまで言ってくれた。

実は、かさかさわさわさしている妻の髪の毛をみながら、ずっと「捨てれば良いのに」と思っていたけれど、怒られそうだから言わなかったんだそうだ。

・・・そー・・・。

でも、使いきる前には、この考えに至れないかもしれなかった。
やっぱり「もったいない」が大脳の大部分を占めてしまうから。
捨てるべきだったんだろうか。
でもやっぱりもったいない気もする。
ああ、わからない。

ちなみに、今はジャバ夫さんは、イサムさんと同じベビーシャンプーを使用中。
頭皮が荒れなくなった。

ところでインフルエンザのワクチン。
打ったところが痛くて痛くて。
二日たったのに、まだ腫れている。
イサムさんも痛かったのかなあ。
可哀想に。
お母さんも耐えるけ。


皇帝