皇帝の日記
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妊婦でいるのもあとわずか。 土曜日は最後の両親学級だった。 内容は、無痛分娩になった時と、帝王切開になった時、どんな措置がされるのか、あらかじめ知っておこうね、というもの。
無痛分娩と言うと、あたかも無痛のようだが、背骨にガッツリ注射器を刺したり、陣痛が長引いたり、脈拍が遅くなったり、産後は結局痛覚が戻るから、回復するまでの痛みは同じだったり。 帝王切開は、なんと言っても手術なので、下腹部の筋肉をこじ開けたりして、全快するのに6週間はかかるとか。 それなのに、3、4日くらいで退院させられてしまうので、予後が悪かったり。 (アメリカの病院は、基本的に入院を長引かせるのを嫌がる)
結論としては、簡単にぽこーんと産まれると言う、夢のような話はないというわけで、頑張ってね、という話だった。
アメリカの帝王切開率は実に25%。 これは、高齢出産が多くて難産の傾向が有るのと、排卵誘発剤により多胎児の確率が高いのと、性病の母子感染を防ぐためとか、色んな要因が混じりあっての結果で、特に医者が好き好んで切りたがっているわけではないんだとか。 必要がなければ、自然分娩で、というスタンス。
それから懸案のへその緒は、勝手気ままに切っていいわけではなくて、医者がちゃんと「ここを切って」と位置を指し示してくれるらしい。
そして、臍帯血は、とれたへその緒から、ちゅーっと注射器で取るので、痛くも痒くもないが、臍帯血バンクの利用料は5000ドル以上なので、財布にとっては風穴が空きそうなダメージだそうです。 歯科保険は無いわ、予防接種は自己責任だわ、LAの平均学費(大学まで行くと)は20万ドルだわ。 リュウジ(仮名)の学資積み立てを始めましたわよ。 毎月コツコツ。
リュウゾウのためにも、ものすごい頭が良くなって、奨学金をもらう子になってくれ。 もしくは、アメリカンアイドルで優勝してくれ。
皇帝

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