皇帝の日記
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身をどこに置くべきか。 と、長年疑問に思っていたのが、西洋風にきちんとベッドメイキングされてるベッド。
上から見てみると。 クッションみたいな枕みたいな、なんかふかふかした物体が4〜6個。 装飾された固いベッドカバー。 ブランケット。 薄いシーツ1。 薄いシーツ2。 敷き布団。 マットレス。 ベッド。 となっている。
ついこの間まで、皇帝はこのベッドの使い方を、全くわかっていなかった。 外気温に合わせて、入りたいところに入れば良いのかと思っていた。 たいてい、ブランケットの上か下に入って寝ていたのだ。 しかし、この度の船旅で、隣で寝てたジャバ夫さんに、ついに間違いを指摘されたのであった。 「いつも違うところで寝てますねー」と。
ち、違うところ?? ちなみに、ブランケットの下で横になっていた皇帝。 何?私の何が間違えているの?
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Q、さて、ちょっと気の利いたホテルに来ました。 ベッドメイキングも完璧です。 あなたはベッドのどこで眠れば良いのでしょう。
A、薄いシーツ1と2の間。
補足>> まず、クッションみたいな枕みたいな、ふかふかした物は、ベッド上面積の半分以上を占めています。 この中で、最も枕らしい形状の物を選び出し、本日のあなたの枕に任命します。 たいてい、一番下に埋もれているシンプルなものが、本物の枕。 その他のふかふかは、ただの装飾品と見なし、床もしくはソファーに、えいやとばかりに投げ捨てます。
次にベッドカバーは、ちょっとしたホテルなら、夕方頃メイドさんが剥がして、持って行ってしまいます。 装飾枕も持ってってくれる場合があります。 夜になってもそのままある場合、自分でひっぺがして、適当に投げ捨てます。
ブランケットは日本で言うところの掛け布団です。 重さが物足りないですが、「私はジェーン、セクシー女優」とか暗示をかけ、我慢します。
その下の、意味不明のシーツ1。 これはブランケットを汚れから守るシーツ。 この下に、ようやく身を入れます。
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ということだそうで。
長年、旅行に行く度に、ジャバ夫さんは皇帝がどこに入ってるのか、何故そんなところで寝ているのか、疑問だったらしい。 だったら早く言ってくれれば良いのに。
ジャバ夫さんは宵っ張りなので、だいたい皇帝は先に眠ってしまう。 そうすると、後からやって来たジャバ夫さんは、「あれ?」と思っていたらしいのだ。 同じところで寝ているのに、ディメンションが違う。 そんな四次元空間みたいなベッドだった。
これで皆さん、これからは間違えずに西洋ベッドを利用できますね。 って、間違えてたのが自分だけだったらあれだ。
ところで、土足で上がってる部屋の床に、ベッドにのせる飾りクッションを落とす事については、奴らは疑問を覚えないようだぜ。 ああ、だからベッドカバーがあるのかな。 発想がなんだか良くわからない。
皇帝

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