皇帝の日記
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2008年10月11日(土) 喉元過ぎかけて

いる。
あんなにブツブツ文句言っていたのに、元気になって三日目でもう苦しみを忘れかけている。

そして、学期の途中から入れる英語学校を探したりしている。
ちゃんとした学校は、やっぱり一斉入試、入学なのだが、それだと出産育児との兼ね合いが難しいので、地域福祉とかの、ややちゃんとしてない学校が狙いめ。
まあこれは11月に入ってから本格的に考えようかと。

今日は米国初産婦人科。
検診と出産は違う設備の所でやるので、今回はふつーのアパートを、診療所に改装した感じの所に行った。
出産する病院は、その近所にある。

日本の産婦人科より、圧倒的に時間に余裕がありそうな感じ。
看護婦も医者も、誰も急いでいない。
そして、祝福オーラをバンバン出してくる。
ドアを入った瞬間から「おめでとー!」攻撃。
ドアを出るその時まで、たまたま廊下ですれ違う看護婦さんにまで「おめでとー!」と言われまくる。
おめでたくない妊娠の人は、実に複雑な気持ちになる事でしょう。
いや、むしろ、おめでたい暗示にかかって、前向きな気持ちになるかもしれない。
カトリック教会の近所だし。

とにかく日本の病院で、医者も看護婦も葬式みたいなテンションで診察してくれたので、病院に行きたくない症候群になっていたが、今日は楽しく診察してもらえた。
多少日本の診察と重複する検査もあったが、母子ともにオールクリアをいただき、健康の太鼓判をもらう。
あまり考えた事がなかったが、過去にさかのぼっても、輸血や手術の経験がないとか、考え得るすべてのリスクのレベルが低いのだ。

血圧とか、測るたびに看護婦さんに褒めてもらえて、別に偉くないのに、すごい偉い気分になった。
「すばらしい血圧!」とか言ってもらえる。
「十分なヘモグロビン!」とか「完璧な白血球!」とか「満足な骨盤!」とか言われる。
英語の表現が大げさなのも手伝って、どんどん褒められる。
私の人生で、一日でこんなに褒められた事があっただろうか。
最後には夫に「君を誇りに思うよ!」とまで言われて、なんと返答したもんか。
「どーも・・・」と日本人のつまらないテンションで返す妻であった。
お父さんお母さん、力強い背骨(だそうです)をありがとう。

日本の検診で懸案事項として言われていた、右卵巣の腫れ(4センチ)と、骨盤のサイズ(小さ過ぎ?)もクリア。
腫れの大きさも、骨盤のサイズも変わっていないのだが、こちらの基準ではOKとのこと。

帝王切開が20パーセントと、比較的無痛分娩や手術を好むアメリカの医療事情が気になっていたが、今回の医師は自然分娩推奨派ということで、危険がない限り手術はしない、とのことでひとまず安心。

ただ残念な事に、超音波検査は5ヶ月にならないとしない、とのことで、今回は心音だけ聞く。
それでも夫は喜んでいたので、まあ動画は次回の楽しみに。

あと、医療費はやっぱり高い。
保険なしで、妊娠初期からだと、出産前までの検診だけで、総額50万円程度。
出産費用はまた別。
皇帝はジャバ夫の保険に便乗して、妊娠中期からの検診で、初期に必要な検査はだいたい済ませているので、けっこうな減額になった。

うっかりアメリカで出産する事になると、ちょっと大変かもしれない。


皇帝