皇帝の日記
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夜の運動会。
と命名しているのだが、猫って突然夜中に走り出す事が有る。 ちょっと走るのではなく、草原を駆け抜けるジャガー、獲物を追うライオンの様に、本気で家中を駆け巡るのだ。 見えない何かを追いかけてるっぽい。
そして、運動会の間は、見えてる我らを無視。
見えるもんが見えなくなる程の興奮。 頭空っぽの方が、夢詰め込める感じで走っている。 テーブルに頭をぶつけても、ちゃーらーへっちゃらーなのである。
福は絶対に、何が有っても、人間に爪を立てた事がない。 牙もむいた事がない。 反撃は、常に猫パンチか猫キック。
福に負わされた傷など、ない。
だがよう。 7kg近い、全力疾走のヤローによう。 タンクトップでむき出しの肩をよう。 ソファーの背もたれからの、流れるようなダイビングで踏まれたらよう。
肩も裂けるってもんだぜ・・・。
今朝爪を切っておいたので、深さは1ミリくらいでごわした。 でも10センチくらいの長さ有るぜよ。 自分の血を見たおいどんは、平静を欠いて、福の尻にビンタはったでごわす。
福の尻肉は、ちょっと揺れただけで、完全に衝撃を吸収していた。 魔人ブー。
皇帝

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