皇帝の日記
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2007年04月28日(土) 筋肉痛と伝統の狭間で

Wiiにより、筋肉痛で悩んでいます。
そもそも、テレビゲームと言うものは、体を動かさずに、色々なゲームができてしまう発明品だったのではないだろうか。
本当にバッティングの動きをしなければならないバッティングゲームって。
ぐるりと周って新しい発明になってしまったゲーム。

アニメのほうは、コンピューターを使えるスタッフさんと相談しながら、非常に複雑な動きも、省エネで動画にできちゃったりと。
文字で説明するのは難しいけれど、本当にさまざまな技術があるのです。
三つくらい、ばらばらに動かしていたものが、あっという間に同じ画面にのったりとか。
縮尺もテンポも自由自在。
きっと業界では珍しくない技なんだろうけど、目の前でたちどころにやってくれると、魔法のようだ。
そんな素晴らしい技術を使わせてもらったのに、出来上がったものは、ブーブーガンモみたいなやる気の無い鳥類が、画面を駆け回ると言う・・・。
再生時間は二分くらいの予定だけど、粗が見えないように、もっと短くなるかもしれない。

まあいいや。

帰国前に、ジャバさんがようやくウエディング・プランナーを雇ってくれたので、お話し合いをした。
ジャバさん、プランナーの介入を直前まで本気で嫌がっていたのだが、一体、アメリカの結婚式を知らない皇帝が、プランナーなしでどう企画すると思っていたのか。

お気楽なO型のジャバさんを尻目に、むきーむきーと焦るだけ焦るA型の皇帝。

プランナーさんは、ジャバ弟さんが利用した人にしてもらった。
ジャバ弟さんは今度九月に結婚するので、こちらのプランも同時進行中なのである。
このプランナーさん、けっこう細かく、うるさく、任せて安心らしいが、事あるごとに「伝統的には〜」と言う。
200年やそこらの国が何を言うか。
京都でぶぶ漬けを出されみたら良い。

などと心の中で思いつつ、色んな伝統を教えてもらった。
そのためのプランナーだ。

皇帝は、ブライド・メイドは単に花嫁を助けてくれるもんだと思っていたが、伝統的には、ブライド・メイドがバチュラー・パーティーの企画をしたり、ドレスを選び、プレゼントを選び、ウエディングシャワー全般を指揮するらしいとかいうのだ。
よく考えてみたら、ブライド・メイドに一人もアメリカ人女性が含まれていないので、これはパス。

伝統的には、花嫁の家族が色んなダンスを披露しなければならないのだが、皇帝の家族に人前で踊れる人はいないので、これもパス。
ジャバさんには、「一年練習して、たったの五分だけ踊るんだよ?」と言われるが、そのたったの五分が、うちの家族にとって、罰ゲームのような一時になること請け合いだ。

しかし、どうしても花嫁と花婿のファースト・ダンスだけは削れないことになったので、皇帝は罰ゲーム決定。
宴会で尻文字を披露するようなもんだと思っていただきたい。

ジャバ弟さんの結婚式が、かなり大規模なものらしく、伝統的にジャバさんの結婚式も同規模でやるべきだと言われたのだが、そもそも皇帝の側の招待客が、招待されたからと言って、はいそうですかと来れるもんでもないので、五分の一くらいのサイズでお願いすることに。

そして、伝統的に、挙式の一年前から、花嫁は結婚式の準備に邁進しなければならない(では生活はどうするのか・・・)らしい。
式場の下見やら、ドレスのサイズ測りやら、次々に予定を出してくるプランナーさん。
「あのー、あたしまだ外人なんで、今週末日本に帰ります」
と言ったら、式を延期しろと言われた。

ので、来年の三月ごろ挙式しようと思っていましたが、五月くらいになります。

伝統とはなんだろう。
そもそも、悩み多き人たちのために、指標となるのが伝統だったのではないだろうか。
それが悩みの種になるだなんて。
逆説の泉。


皇帝