皇帝の日記
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うっかり病気をしているなどと書くと、色々心配していただいて申し訳ないのですが、普通の風邪です。
さて、今朝になっても喉が痛かったので、あと二日くらいごろごろしてたら治るかなーと思っていたら、ジャバさんはせっかちなので、すぐに治せと言う。 そして、病院に行けと言うのだ。 皇帝は病院が大嫌いです。
では、保険会社に電話して、指定の病院に行こうかな、と思っていたら、ジャバさんが日本語イエローページをもらってきて、それで近所の日本人病院に行くことにした。 上海で病気をしたときに、保険会社に電話したら、タクシーで50分くらいかかる病院を指定されたことを、まだ覚えていたらしい。 そうです。同じ保険会社です。 いつも旅行中は志半ばで病に倒れ、お世話になっているけど、掛け金を変えないでくれてありがとう。
ちなみに、地元向けの病院でも保険は利くのだが、ジャバさんいわく、8時間くらい待たされて、挙句に保険のタイプを調べるのにたっぷり2時間。 保険が確認できないとか、システム上ミスが出てしまうと、死にそうなのに家に帰されたりするらしい。 あと、母が前にアメリカの病院に行ったとき、太い看護婦が、太い注射器を腕に突き立てる、と言っていたので、アメリカ人病院はやめておく。 医療制度改正とか言いながら、「欧米では」って言うの禁止。
車で5分のところにある日本人の病院へ行く。 こんな近所に病院があるなんて、知らなかった。 知らないうちに、多くの病弱な日本人とすれ違っていたのか。
ところで、たいした病気でもないのに、旅行保険で海外の病院に行くと、あることが待ち受けている。
それは、体の隅々まで検診されること。
まあ、病院も商売ですから。 保険が利く、あらゆる治療をしたいのです。 ある意味ありがたいのかもしれない。 なむなむ。
案の上、風邪は只の風邪だったので、簡単な薬の処方で済んだ。 ところが、胃弱なので強い薬を出さないで欲しい、と言うと、医者の目がキラリ! 「ピロリ菌検査しましょう」 そういえば、一週間前、胃が痛かったので、ガスター10を飲んだ。 「なに、薬を飲んだ?では呼吸からの検査では、ピロリ菌が出ないかもしれませんね。血液検査にしましょう」 はあ。そうですね。 「そういえば、癌の検診しましたか?しましょうね」 はあ。そうですか。 「ご家族に癌をお持ちの方は?」 はあ。父方も母方も一族中癌だらけです。 「コレステロール値も計った方が良いですよ。せっかく血液採るから」 はあ。そうかもしれません。 看護婦さんが来て、血を採る準備を始めたので、皇帝の採血は一度で採れたためしがない旨を告げると(血管が細い上に、腕のものすごい奥に入っている) 「じゃあせっかくだから貧血検査もしましょう」 もう、なんでもしちゃってください。
いつもどおり、採血できるまで、看護婦さん、20分以上皇帝の腕と格闘。
そんなわけで、来週検査の結果を受け取りに行かなければならない。 そういえば、なんで病院に来たんだっけ、と思っていたら、喉の痛み止めと、抗生物質を渡された。 そうだ、風邪を引いていたんだ・・・。
喉の薬が、虫歯の治療をするときとかに使う、液体麻酔だったのにびびった。 すごい対処療法だ。 痛けりゃ麻痺させろと。 うっかり舌にスプレーすると、当分なんの味もわからなくなる。 恐るべきアメリカ医療。
皇帝

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