皇帝の日記
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2005年02月19日(土) フランス・アルル・アヴィニョン・マルセイユ

朝早くから、バルセロナを出発。
南フランスアルルを目指す。
ここで、今までスペイン中をめぐってくれたバスの運転手、アレキサンドロさんとお別れ。
フランス人の運転手、アルベルトさんになる。
フランス国内では、バスの乗務員全員のシートベルト着用が義務付けられている。
早速着用!
と、なんだかとっても締め付けがきつい。
ぎゅーっと腹を押さえつけられて、苦しいことこの上ない。
ぎゅー。

アルルは、特に有名なことはないが、今話題のゴッホが一時期生活の場を置き、相当数の作品をかき上げ、ゴーギャンと同居した土地として有名。
ゴッホが描いた跳ね橋を、運転手さんの好意で見に行く。
アルルの町並みは、古い建物がそのまま残されていたりする。
散歩してみる。
明日日曜日にEU法の制定選挙が行われるため、せっかくの古い町並みなのに、学生たちの抗議落書きが点々としている。

朝早すぎて店が開いてなかったので、生鮮市場みたいなとこで、チーズとオリーブのサバ巻きを購入。

ローマ時代の闘技場を見に行く。
そういえば、スペインにはあまりこの時代の遺跡がなかった。
ローマの威力は、この辺までが限界だったのか。
猫がわらわら住んでいた。
鳩も沢山巣くっており、糞との闘いが始まった。
というか、フランスに入ってから、犬の糞だらけ。
糞の国だな、フランスは。

本日も、ホテルの朝食盗品で作る、スペシャルランチ。
それに、市場で買った食材をあわせて、ちょっと贅沢に。

バスでアヴィニョンへ。
アヴィニョンには、法王庁が存在する。
ローマ法王が、しばらくの間アヴィニョンに居を移していたのは世界史の教科書に載っていると思われる。
法王庁はさすがにでかい。
そして、キリスト教美術品の充実振りは、さすがの一言。
ボッティッチェルリは有名だが、その他にもフィリッポ・リッピなどの名画が、所狭しとならんでいる。
法王、どんなことしたらこんだけの財を集めることができるんだ。

最近は東洋史にも光を当てようと、西洋史の記述が教科書から追い出される傾向にあるようだが、やっぱこういう知識は必要だよなあ、という気持ち。

夜、マルセイユに到着。
ホテル周辺はあまり何もないが、とりあえずピザを食べに行く。
道であったおじさんに、「どこから来た」「東京?ベトナムか!」と妙なことを言われる。
ワインを飲んで、ご機嫌で就寝。
そろそろ肝臓を休ませなければ。


皇帝