皇帝の日記
目次もくもく|ぶらり過去旅|ぶらり未来旅
明けて一日目は、早起きをしてバスに乗り、ボスポラス海峡を越えて、アジア側を南下。 エーゲ海に向けて、ブルサという街までズルズル行くのだ。
途中、車ごとフェリーに乗り、マルマラ海峡を渡る。 船の中で車を降りることが出来たので、このたびの道連れ、母と海を見に行った。 海から見える岸は、遠目からでもモスクの尖塔が、あっちこっちに立っているのが分かる。 これが毎日、お祈りのたびにマイクでコーランを流しまくるのだ。 しかしトルコは政教分離を早くから取り入れている国なので、別に女の人もベール無しで歩いて構わない。 ついでに、法律上男女平等。 教育費は大学も含め無料。 国土がヨーロッパ系、ロシア系、アラブ系、中欧アジア系とそれぞれ接しているので、国民の顔は人種が統一されていない。 人によって、色んな顔をしている。 だが一様にでかい。 おじさんおばさんは丸い。
フェリーの上でチャイを買って飲む。 下船後ブルサでスルタン霊廟を見に行く。 が、犠牲祭の最中なので入場不可。 家族のお祭りらしいが、時々庭先で羊をさばいているのを見かけることが出来た。 商店も軒並み休み。 隣接のグリーンモスクは入れた。 異教徒だが、入り口でベールを貸し出しているので、これをほっかむりして、靴を脱げば入れるのだ。 入っても、別に嫌な顔はされない(お祈りの時間は駄目なところも有)。 熱心にお祈りしているおじさんとかがいる。 ムスリムの数珠も無料で貸し出している。
別にモスクに行かなくても、お祈りはする気になれば、いつでもどこでもできるそうなので、来ない人もいるし、時間になってもお祈りしない人も沢山いる。 もちろんちゃんと、決まった時間に決まった場所でする人もいる。 温度差があるが、それはそれでいいらしい。
チャナッカレという街まで、更に南下して、その日は終わり。 バスに座りすぎて、体がカチカチに固まった。
ホテルに行くが、下の階ででお祭りの打ち上げをしていたため、安眠を妨害される。 さらに、深夜に浮かれた子供達が、キャーキャー叫びながら廊下を疾走。 向かいの部屋のおじさんに、静かにするように怒られると、もっと大喜びで駆け回る始末。 だが、一日バスに揺られた母は疲れ果てて爆眠。 皇帝だけ微妙に眠りが浅かった・・・。
だが、明日泊まることになっているホテルでは、更に恐ろしい事態が待ち受けていたのであった。 続く。
皇帝

|