皇帝の日記
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2004年01月31日(土) 蛍の光

えー、皇帝は五年前に大学に入って以来、学部の授業より、大学が抱え込んでいる語学研究所の方に力を注いできました。
そっちのビルヂングの先生方とのほうが、仲がいいです。
帰国後は運良くというか偶然というか、この部署で働く機会にも恵まれ、正に我が青春そのもののような、そんな愛着のある研究所なのですよ。
その語学研究所がなくなります。
大学が、儲からないからこの部門をそっくり丸ごとリストラしたのです。
確かに採算の合わない経営だったのかもしれません。
でも、学生にとっては非常に価値のある機関だったと思います。

普通、教育学部に教員免許取得単位を取りに行く時ぐらいにしか、よその学部と交わることってないじゃないですか。
特に皇帝の学校はマンモス校だもんだから、住み分けも結構進んでる。
文学部なんか離れ小島みたい。
学部を超えた学術的交流のできるステーションとしての役割が、語学研究所にはあったわけだ。
そして、国際部も同じビルに入っていたから、その空間は日本であって日本でない。
不思議な場所だったのですよ。
様々な言語が飛び交って、周りからは「外人ビル」と言われていたような。
日本人も日本語を話さない。
そんな場所。

多少日本人離れした強い自己主張でも許してもらえる。
とても居心地が良かったわけです。
皇帝的には。
そんな愛すべき語研の最後の授業を昨日受けてきました。
胸が痛みますね。
何かが終わるというのは悲しいことです。
ずっと皇帝の中国語を見てきた先生や、「初級以前の英語」などで面倒を見てもらったことなど、思い出がいっぱいです。
このデパートメントがなくなることで、うちの大学の価値は半減だといって過言ではないでしょう。

とまあ、ちょっとセンチになった昨日から明けて、今日は勤め先の先生の最終講義。
皇帝の身長くらいの花束を大量に頂きまして、お持ち帰りを各々命ぜられ、まるでバズーカ砲を抱えるようにして帰ってきました。
今猫がその花を食べてます。
諸行無常の響き。

東横線、横浜⇔桜木町間廃線にともない、マニアが写真取ったり乗ったりの混雑にここ二日間振り回されてたり。

ちょっとメランコリーに丁寧語使用してみました。


皇帝