皇帝の日記
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2003年11月21日(金) 果物の功罪

果物は身体を冷やす。
その事実を、皇帝は小学生低学年の頃から知っていた。
えへん。
漫画日本昔話で、親孝行な息子と、意地悪な近所の男の話を見たからだ。

親孝行な息子の母親が病床で「干し柿を食べたい」とか言う。
息子は孝行なので雪山をいくつも越えて干し柿を市場に買いに行く。
ところがそれを知った意地悪な近所の男は、息子よりも先に市場に行き、全ての干し柿を買ってしまう。
息子が市場につくと干し柿はもう無く、意地悪な男はこれ見よがしに干し柿を食べて見せるのだった。
息子は仕方なく魚の干物を買って帰る。
ところがどんどん雪が激しくなり、歩行が困難になってくる。
するとおなかのすいた意地悪な男は干し柿を食べる。
食べれば食べるほど身体が冷えて、ついに動けなくなってしまう。
孝行息子はあと一歩で遭難しかけるが、魚の干物を食べて、身体が温まってくる。

めでたしめでたし。

だから果物は身体を冷やすので、寒い時には食べない方がいい。
それはともかく、この話が訴えたかったのは果物豆知識ではないように思う。
意地悪をしてはいけないとか、孝行息子は良い目を見るとか。

だが孝行を強調するならば、相手は不孝な男でなければなるまい。

あと隠れたテーマはきっと、
孝行な息子を持った親は、迂闊に願望を口にしてはいけない。と言う事だろうか。


皇帝