皇帝の日記
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地震があったときは、夜の朝鮮語の授業中だった。 韓国人の先生が 「ほら、鳥が鳴いてないでしょう?こう、揺れてる時はじっと身を潜めているんですね」 と呟いて 「・・・・・私、今思いました。校舎に羽が生えて、飛んでいけたらいいですねえ・・・・地震の時は・・・」 と囁くように、詩を読むようにおっしゃいました。
まあ、なんとロマンチックな。 手を身体の脇でパタパタと動かしておられる。 生徒一同、どうお答えしていいかわからず、じっと先生の次のお言葉を待ちます。
「先生は・・・詩集を出しました・・・」
ああ、詩人だったのですか・・・。 生徒一同納得。
皇帝

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