凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2009年10月21日(水)

ショッピングモールでバーゲンをやっていたので、週末、一家で行った。

夫はパソコン以外のものすべてに無頓着で、衣類なんぞもまったくこだわりがない。
ほおっておくと穴のあいた肌着だの、袖の擦り切れたシャツだのを平気で着て出社する。
かといって、私が買っても、夫の気に入るものは選べないので、着ないまま。
身なりにこだわらないくせに、人が選ぶものには注文が細かい。
だったら自分で買いに行けばいいが、夫が自分で買い物に行くのはPCショップとコンビに以外ないので、結局私が無理やりお店に連れて行って、夫が自分で気に入るものを選ばせる、という形になる。

以前、あまりにあんまりな服、金ボタンのダブルの紺の背広に、ユニクロのオフホワイトの綿パンという格好で出勤していたので、それはあんまりだろう、せめて格安紳士服店の吊るしのでもいいから、普通のスーツを着ようよ、と紳士服店に連れて行って、無難な背広を選ばせたら、店員さんに「別に要らないんだけど、女房がこれを買えっていうものだから」と、憮然とした様子で自分の意思で買い物するんじゃない事をアピールしていた。

なんかもうその一言で、この人の為に良かれと思ってやってるのに、こんなに嫌がられるんだったらもうほおっておいて、好きにさせておこうと思った。

夫と夫婦としての年を重ねるごとに、夫に対してひとつ、またひとつ、と糸が切れていく感じ。


ショッピングセンターでの服も、特に夫が気に入るものがなく、何より夫が着れるサイズがSALE品には存在しなかった。
そっか、SALE品ってL以上のサイズは少ないか皆無なんだ。
結局夫はユニクロでシャツと肌着を買っただけ。



そのぶん、アイの服をあれこれ選んだ。
去年の服はサイズが140でもう袖や丈がつんつるてん。
サイズ150を買い揃えないといけない。
でも子供服でサイズ150って数が少ない。
家で、試しに私の小さ目デザインのカットソーを着せてみたら、サイズ的には大丈夫だった。
じゃぁこれは、これは、と次々に着せてみたら、やっぱり胸元があまる事が判明(笑
そっかー子供服の150と大人服のMの違いは胸のサイズなのねーと納得。
袖や着丈はぴったりなのに、胸元はぶかぶか。可愛くて笑えた。

Right-onでアイの気に入ったチュニックパーカーがあったので購入。
なかなか可愛い。
スリムなママさんならもう充分服を共有できる年齢なんだなぁ。
でも私はちょいデブだし歳だし、子供服はいくらなんでも無理だよなぁ。
そう思いつつも、自分の服を見るとき「これ、アイも着れるかも」とちょっと考えるようになってきて、ちょっと楽しい。
これから服選びはこの楽しみがついてくるわけか。

アイの服を選ぶと、自分の服の購入意欲がもう満たされた気分になって、結局私は何も買わなかった。
女の子の親ってそんなもんなのかも。





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