凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2009年02月04日(水) ロン●ー

ロ●ブーの番組でイケメンのお笑いの人が騙されているのを見た。

このお笑いの人、狩野?なんか生理的にダメなタイプの人なので名前を全然覚えられない。
この人の、自己評価と世間のズレの物凄さが見ていてつらいというか、痛いというか、怖いというか。
ここまで自分を客観視できない人って物凄いなぁと思うし、その根拠の無い自分へのゆるぎない自信はどこから来るんだろうと不思議に思うと同時に感心してしまう。

どこか東北の先祖代々続く立派な神社の長男だとか。
神職の跡継ぎとして、親族からも地域からも一目置かれて大事に育てられた結果なのかな、と想像してみる。

夫は田舎の農家の長男だけど、多分、子ども時代はかなり別格扱いされて育ったんだろうと想像がつく。
常に上から目線。他人が自分の為に動くのは当然。自分は周囲に指示して示唆すれば人は感心し、尊敬し、喜んで動く。そう思い込んでいる感じ。
そうして、自分の実力を過信し、現実とのギャップに首をかしげる感じ。
でも、おかしいのは自分の事を理解できない周囲であって、その人達は、気の毒な人だ、と上から目線で哀れんでしまう。

多分、夫も、このお笑いの人も、そうなんだろうなぁ。


どうして途中で「話が上手すぎるな」って思わないのかな。
「やっと俺の実力が分かってきたかよしよし」と相手を誉めてるのかな。
自分を客観的に見れないことの恐怖。

傍らのマネージャーさんの無表情さが、このお笑いの人に対する興味のなさを感じられて、多分、近々このマネージャーさんは担当を変わるんだろうなぁと勝手に想像したりしつつ、途中でチャンネルを変えた。


それにしても、この番組、詐欺と紙一重のような気がするけど大丈夫なのかな。
相手が裁判を起こせば不利なような気もするけれど、そうするとこのお笑いの人にはもうお笑い界では食べていけなくなるんだろうな。

なんか、色々考えさせられた番組だった。

やっぱりガサ入れの方が面白い。





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