凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2006年04月09日(日) 友達

子供達も小学生にもなると流石に気が合う合わないというのが出来てくるらしく、同じ幼稚園だったというだけの年下のアイは、同じ集合住宅内の幼稚園OBの彼女&彼らにとってもう遊ぶ対象ではない。
まぁ最初から対象にされてなかったけど。
更に決定的に遊ばなくなってきたという感じ。

先月のアイのお誕生会には「おたんじょうびおめでとう。もうアイちゃんとはあそばないけど二年生になってもがんばってね」とおおよそ誕生祝らしからぬ言葉を添えたカードまでいただいてた。
特に反応も見せなかったアイだけど、多分内面で密かに深く傷ついて、自分でも見なかったふりをしているんじゃないかと。
子供らしい悪意のない本音の言葉に苦笑いするしかなかった私。
仕方ないよね。これがこの子の正直な気持ちなわけだし。

朝、一緒に学校へ行くのもとりあえず幼稚園OBメンバーで連れ立って行っているけれど、同じ時間に同じ集合場所に集まるだけで、後は勝手に登校してる感じ。
アイはいつも一人遅れて後からとぼとぼついていっている。
「朝、Aちゃん達と一緒に行くのつまんない?」と聞くと「うん」とアイが答える。
同じ集合住宅内でAちゃん達と違う幼稚園だったり保育園だったりしたBちゃん達グループもある。
そちらのグループの方がAちゃん達より断然アイと遊んでくれるし、アイも楽しそうだ。
「それじゃBちゃん達と一緒に行くようにする?」と聞くと「うん。Bちゃん達との方がいい」と答える。

もう幼稚園仲間という事で無理に繋がりを持とうと努力するのも終わりにしていいのかもなぁ。
小学生にもなると子供は子供なりに自分達の世界を築いて、気が合う友達を自分で見つけるものだろうし。

「それじゃBちゃん達に一緒に行こうって話しておいで。でもそしたらAちゃん達とのお誕生会はもうおしまいになるからね」と話す。
だって私としては同じ幼稚園OBつながりが消えた今、朝、一緒に登校するメンバーとして繋がりを持っていこうと思ってお誕生会も続けていたんだし。
子供達同士気が合わない上に今後一緒に登校しないのなら無理に繋がる努力はしなくていいわけだし。
ところがアイは「え?!だったらAちゃん達と一緒に学校に行く!」と慌てる。
「お誕生会がなくなるのはイヤ」だそうな。
あら。そういうもんなの。

かくしてアイは年に数回呼んでもらえるお友達のお誕生会&自分のお誕生会に遊びに来てもらいたいがためだけに、今朝も足取りも重くとぼとぼと列の後ろから遅れて登校していくのでした。

子供の世界ってわからん。






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