凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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遅ればせながら、アイの学習机を購入した。 世の中の親は入学前に普通に買って上げてたようだけど、特にアイが欲しがらなかったのと、狭い家なので買っても机の置き場所が無かったから。 アイ本人も「中学生になる時で良い」なんて言ってたし。何故中学生かは謎。
入学してからずっと、アイは宿題をリビングのテーブルでやっていた。 そちらの方がこっちもアユムの様子を見つつ、アイの宿題も見れるわけで、都合が良かった。 正直、小学生の宿題をここまで親が見てあげなきゃいけないなんて思いもよらなかったし。 あんた、算数の計算なんか親が丸つけしてあげなきゃいけないんですよ。 花丸なんかどう書けばいいのやら。 算数はまだいいけれど、ひらがなや漢字の書き取り練習なんか見てあげているといらいらいらいら。 当たり前だけど、平仮名の書き順も教えなきゃいけないわけで。 「ここははねるの」「ここはとめて、ここから曲がって」なんて、いちいち教えるのが面倒臭い面倒臭い。 それ以前の問題で筆圧強すぎ。エンピツ折れそうだし。 でも筆圧なんかどう教えればいいのやら。 仕方ないのでノートに書き取りの前に筆ペンで練習させる。 力の抜き方とか、こちらの方が断然分かりやすいし。 その後ノートにエンピツで書き取り。 普通は20〜30分もあれば終わるらしい宿題も、アイは倍の時間かかる。 その間ずっとこちらもつきっきり。うぅいらいらいらいら。 でも学級通信なんかにはしっかり「ご家庭で教えてあげて我が子の理解度を認識して下さい」だの「親が見てあげていない子は字が上手く書けていないのですぐにわかります。家庭での指導が大事ですのでよろしくお願いします。」など書いてあるし。 自分が子供の頃って親に宿題みてもらった覚えが無いんだけどなぁ。 まぁ、歳が離れた兄姉がいたから、彼らが見てくれていたのかもしれない。 それも覚えていないけど。 あの頃は土曜日も学校があってたから、先生達もじっくり教えてあげれたし、親も学校に任せきりで良かったのかも? だいたい学校を週休二日にする必要性はどこにあったのかなぁ。 家で親が見てあげてる家庭とそうでない家庭じゃ如実に学力の差が出て来ているそうだけど、それってそうそう子供につきっきりの時間を作れる親もいないから無理も無いと思うんだけど。 なのに専業主婦は社会の敵がから働けって制度(扶養者控除廃止)もどうかと。 それなら学校の週休二日を止めて日曜だけにしろよ。 子供の勉強家庭に任せないで学校でやってよ。 そうすれば親も子供の為に割く時間の分働けるんじゃん。 わけわかんない。
話が全然それた。 小学一年生になり、周囲の世界を見る機会が増え、学習机を持っていない自分は珍しい存在という事にアイも気がついたらしい。 今年になってTVで新一年生向けの学習机等のCMが流れ出すと、「机が欲しい」と言い出した。 こちらとしても机も買って上げていないという事が親としてちょっと引け目でもあったので、しょっちゅう「本当に机要らないの?」と何度もしつこく聞いていたので、それに対してアイも思うところあったのかもしれない。 家具店の中、新一年生に混ざって現一年生のアイは嬉々として気に入った机を選んだ。 なんだ。要らないって言ってたのにやっぱり欲しかったんじゃん。 それとも具体的にイメージが湧いてなかったのかな。 学習机で勉強する自分の姿とか。 想像力の無い子供なのかなぁ。
机は当然リビングではなく別室に置いた。 アイは「宿題する」と別室に閉じこもり一人で机に向かう。 うーむ。いいのかな。見てやら無くて。もういいかな。じき2年生なんだし。ってか、リビングならこちらも家事をしながら見てやれるけれど、別室だと家事がまったく出来ないからこちらとしては不便なのよね。他の家庭はどうしているのかな。こうして子供部屋に親子でこもって宿題みてるのかしら。だとしたら偉すぎるぞ。
まぁ親としては色々思うところありますが、アイ的には「新しい机買って貰ってそこで宿題するのたのしー!」と喜んでいるのでそれで総て良しという事で。 でもぶっちゃけ、机って宿題を自分一人で出来るようになってから購入する位で丁度良いと思うんだけどね。
暁
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