凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年11月15日(火) ミカン狩り遠足

幼稚園の親子教室でミカン狩りへ。
H君とKちゃんは前日から「あしたみかんがりだよ!」と興奮気味。
おやつをとりかえっこするだの張り切っている模様。
アユムは、というと、「あしたミカン狩りに行くよ」と言うと「え〜?いや!」ときっぱり。
ミカン狩りがなんだか分かってないので当然の反応。
「あしたKちゃんとHくんと一緒に大きなバスに乗ってお弁当を持ってミカンがたくさんあるところに行くんだよ」と話すと「え〜?いや!」はいはい。

当日は晴天。適当に前夜の残りなど詰め込んでお弁当を作る。
おやつは常備してる子供用ビスケットなどを適当に。

Kちゃんは自分でリュックを背負って水筒もさげ、準備万端意気揚々。
流石三歳になると違うもんだなぁと感心。
大型観光バスに子供達は大興奮。
アユムも窓のカーテンを開け閉めしたり後部座席のKちゃんといないいないばぁごっこしたりおおはしゃぎ。

みかん園ではたわわに実るミカンを前にこれまた大興奮。…ママ達が。
大都会東京出身と札幌出身のお二人にはミカン狩りは初体験だったそうで、ミカン畑を見ただけで感動してテンションがいつもより三割り増しと言った感じ。
ハサミを使って慎重にミカンを取ろうとする三歳児二人を尻目に手当たり次第枝からむしりとる二歳児アユム。
それは禁止技だよ…枝ごと切らないといけないって最初の注意事項に…と、遠い目の母。
「アユムちゃんがまたちぎったー」の声に駆けつけちぎった枝を捜し、ハサミで切って後処理する母。
まぁいいけど。

子供達は自分でみかんの皮をむきながら「たのしいねー」「たのしいねー」と笑顔でしゃべりあっている。
微笑ましいなぁとちょっと癒される。
むいたミカンを黙々と食べる三歳児二人。
「はい、どーじょ」と配りまくるアユム。
いや、もうおなか一杯だし。これ、泥ついてるし。
「ごめんなさい〜」と後からママ達から回収してこっそり私の腹の中&ゴミ箱に廃棄する。

帰りのバスの中ではちょっとくたびれモード。
「でも楽しかったねー」と皆で浸る。
うん。楽しかったね。
もうこの顔ぶれでミカン狩りなんて二度と体験できないだろうし。
H君もKちゃんも転勤族。
来年ここにいるかもわからないしね。


ミカン、三キロで600円。
三日で無くなりました。
アイは家でも「たのしいねー」とみかんの皮をむきながら言います。
……つまり、あんたはみかんの皮をむくのが楽しいと?
…ま、こんな出来事も、来年になればもう忘れてるんだろうけどね。
二歳児の記憶力ってそんなもんだよね。
でも三歳児のH君とKちゃんは少しは覚えててくれるかな。
覚えててくれたらいいな。





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